Windows,WindowsUpdate

2015/12/9に配信されたKBザックリまとめです。

KB3114409 (※このパッチによる不具合有)
Outlook2010の機能強化と細かい修正。Outlook2010を使っていなければ配信はされません。このパッチを適用すると、環境によってはOutlookがセーフモードでしか起動しなくなります。不具合が発生した方はアンインストールしてどうぞ。このパッチはセキュリティパッチでは無いため、アンインストールしても問題はありません。(ソース:海外のMSフォーラム)

2016/01/15追記
上記不具合を解決するパッチKB3114570が配信されました。

KB3104002 (※このパッチによる不具合有) (※不具合の修正パッチが別途に有)
IEの累積的な更新。Windows Serverで問題がある模様。いまいちよくわかりませんが、Windows Serverを使った(?)通販サイトで、サイト運営者が注文を全て受け取れなかったり、なんかアップロード関連に問題があるようです。一般ぴーぽー勢にはあまり関係なさそうですが、気になる方はソース元をご参照くださいませ。(ソース:Windows Update breaks multipart/form-data)

ソース元によると、日本時間で12/15(水)にMSが修正予定だそうです。尚、このパッチはセキュリティパッチのため、特に問題が発生していないのであればアンインストールはしない方が良いです。

12/17追記
KB3104002の問題を修正するKB3125446の配布が開始されています。対象OSはWindows Serverだけでなく、Win7/8.1も含まれているようです。気になる人は下記のページからダウンロードが出来ます。

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3125446

KB3106614
Silverlightでリモートでコードが実行される可能性のある脆弱性の修正。

KB3108371 (※KB3108381とハッシュが完全に一致)
特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、リモートでコードが実行される可能性のある脆弱性の修正。

KB3108381 (※KB3108371とハッシュが完全に一致)
特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、リモートでコードが実行される可能性のある脆弱性の修正。

KB3108669
Windows Media Centerの脆弱性の修正。

KB3108670
特別に細工されたフォントが含まれたWebページにアクセスした場合、リモートでコードが実行される可能性のさる脆弱性の修正。

KB3109094
.NET、Office、Skype for Business、Lync、Silverlightで特別に細工された文書や、特別に細工されたフォントが含まれたWebページにアクセスした場合、リモートでコードが実行される可能性の脆弱性の修正と、特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性の脆弱性の修正。

KB3109103
特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性の脆弱性の修正。

KB3108347 (Win8系専用パッチ)
特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、リモートでコードが実行される可能性のある脆弱性の修正。

KB3112148
タイムゾーンの更新。

KB890830
悪意のあるソフト削除ツール。

KB3108371とKB3108381がちょっと気になりますね。両KBのページを見ていただきたいのですが、ハッシュが完全一致しています。KBの番号が違うだけで、中身は完全一致のようです。あるいは、MSのページに記載されている内容が間違っているか。

その他、Office系パッチは割愛。問題のあったものだけピックアップします。現在、Outlook用のKB3114409で問題が発生していますのでご注意を。

また、12/9分で入れなくても良いKBリスト入り(Win10関連やテレメトリ関連)はありません。Win10にアップグレードする気がなく、MSにPCリソースを割かれたくない人は下記の記事をご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

12/2配信のKB3112343(Win7用WUクライアント)とKB3112336(Win8.1用WUクライアント)に関しては下記の記事をご参照くださいませ。

【Win】 2015/12/2 Windows Update オプションにKB3112343配信
【Win】 2015/12/2 Windows Update オプションにKB3112336配信

Windows,ウイルス

クローンを取ってクローン用ストレージをPCから引っこ抜いておく。おわり。

クローンを取っておけばデータを人質に取られても何も臆することはありません。言うまでもなく、ウイルス感染しないように対策も施しておくのは大前提です。しかし、どれだけガッチガチにしようと踏むときは踏む、と管理人は考えております。

ウイルス被害やアップデート時に生じた致命的な不具合、物理的なストレージの破損等に備えて、クローンを取っておくことを全PCユーザに推奨いたします。

いつでも復旧出来る状況ほど心強いものはありません。消えて困るデータは必ずバックアップしましょう。面倒かもしれませんが、データ消失で泣くことは回避出来ます。

修理,液晶モニタ

これで直るのは相当に運がいいです。他にもつまようじの先で押すとか指で押すとか、色々方法はありますが、直らないときはどうやっても直りません。

しかし、ドット抜けが気になる人は試す価値はあると思います。ただ、強くやりすぎると破損の危険性もありますので、ドット抜けが気にならない人はわざわざやる必要も無いでしょう。

そして、ドット抜けが気になる人は、モニタ購入時は必ずドット抜け交換保証のあるお店で購入しましょう。つくもたんとか。

CPU,ハードウェア全般

前回のあらすじ。ScytheのCPUクーラーでSkylakeのCPUやマザボ破損の可能性。

よっぽどのことが無い限り、ぶっ壊れるなんてないっしょー、と思っていたのですが


これは顔面ブルースクリーンになる…

上記画像は匿名ソースでリークされた画像で、使われているCPUクーラーや、具体的にどういう状況でこうなったのかはわかりません。大型CPUクーラーを搭載したSkylakeモデルのPCは、輸送の際はCPUクーラーを外した方が安全かもしれませんね…

もう一点、不安になるのが、非輸送時、つまり通常時に大型CPUクーラーの重さと重力で、経年劣化でたわんだりしないのだろうかという点。こればっかりは時間が経ってみないことにはわからない。

マザボの縦置きだと圧力が片寄りやすいので、横置きにして圧力を全体に分散させて、ネジ止めもきつくしないようにすれば確実かと思います。が、たぶん、そこまで気にする必要もなく、大丈夫だとは思いますが…

追記

「EK-XLC Predator 240」か「Deepcool」か「Corsair H90」を使用して↑こうなった模様(どのクーラーが犯人かは不明)。取り付けの際は電動ドライバーを使ったそうです。CPUクーラーの重さどうこうだけでなく、ネジ止めのきつさにも注意しないといけませんね…

ソース元いわく「我々はSkylake以前のPCBが厚いCPUも電動ドライバーを使っていましたが、同様の問題を経験したことがありません」とのこと。今のところ日本国内では写真付きの報告は見つかりませんが、SkylakeのPCをお使いの方はご注意くださいませ。

12/6追記
日本国内でも報告が出て参りました…

ソース
PC GAMER
Intel Skylake CPUs are bending under the pressure of some coolers
PC Games Hardware
Skylake: Kühler können Sockel-1151-CPUs beschädigen
EXPreview
散热器损坏Skylake处理器再后续:不再是示警,真的掰弯了

GeForce

GTX860Mでクラッシュが発生していた問題を解消したHotfixが公開されました。GTX860Mユーザでお困りの方は下記サイトからダウンロードをどうぞ。

GeForce Hot Fix driver 359.12
http://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/3812

ソース
GeForce公式フォーラム
GeForce Hotfix driver 359.12 for GeForce 860M notebook GPUs (Released 12/2/15)

GeForce

GeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。例により真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

どのOSで発生している問題なのかわからないものはOS不明枠に記載しております。


<Windows7>
・DSRが壊れている

<Windows10>
・GTX780TiでStarWarsが動かない。DXエラーが出る

・AAAタイトルなんてどうでもいい…俺はUnreal Tournament4をG-Syncでやりてえんだよ!このドライバはG-Syncがぶっ壊れてんだよおお!なんでだよ!!なんでだよおお!!!
・↑ガンジャと呼ばれる奇跡の薬をご存知ですか?これを使うと全ての悩みから開放されます。ドライバのバグは修正されませんが、こんなくだらないことは忘れられるでしょう!
・Aura Kingdom(幻想神域)の表示が爆発する
・GFE経由でアップデートしたらクラッシュした
・Chrome+FLASHでクラッシュする。359.00に戻したわ
・カスタム解像度が壊れている
・IE+FLASHでビデオストリーミングを再生するとフリーズする
・StarWarsのFPSが大幅に低下した (※複数報告有)

<OS不明>
・GTX860Mの問題はまだ直っていない
NV:↑もうすぐ出します
・GTX690でRainbowSixをやったら358.50の方が高FPSが出た
・SourceEngineのゲーム(TeamFortress2、Counter-Strike:Source)がフリーズします


Unreal Tournament4とガンジャのくだりがおもしろかったのでなんとなく掲載。UT繋がりでキーボードクラッシャーを思い出した。

それは置いといて。FLASHに関してですが、GPUアクセラレーションが有効になっている人は無効にすれば解決するかもしれません。しないかもしれません。ダメだった場合はドライバのロールバックが手っ取り早いと思います。

ドライバを以前のバージョンに戻したい人は下記記事を参考にどうぞ。(初心者向け解説です)

【GPU】 GeForceドライバアップデート後に不具合が発生した時の対処方法

ソース
GeForce公式フォーラム
Official 359.06 Game Ready WHQL Display Driver Feedback Thread (12/01/15)

PCゲーム全般

Rainbow Six Siege製品版の各種ベンチマークが公開されました。最初に結論だけ申しますと、FHDのVery HighならGTX960でもMin60FPSを保てるようです。最高設定のUltraでもGTX970/R9 390でMin60FPSを保てています。

Beta版のベンチ結果よりはワンランク重くなっていますね。

以下、6700K@4.7GHz/16GB RAM(2666MHz)でのベンチマークになります。 (各画像はクリックで拡大)

GeForce

Just Cause 3とRainbow Six: Siegeへの最適化及びFallout 4とUmbrella CorpsのSLIプロファイル追加と、Just Cause 3のSingle/SLIプロファイルが追加された359.06ドライバが公開されました。

しかし、Fallout4のベンチも、JC3のベンチもSLIは有効ではありませんでした。NVIDIAいわく「SLIに対応するにはゲーム側での対応パッチが必要になります」とのことです。

(12/7追記:FO4でもSLIが有効になるようです)

リリースノートによると以下の修正が施されております。

WinVISTA/7/8系
・NVIDIAのハードウェアでCoD:BO3がクラッシュする問題の修正

Windows10
・なし

ダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

359.06WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96101/jp
359.06WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96083/jp

359.06WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96209/jp
359.06WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/96191/jp

ちなみに、Unreal Tournament4でG-Syncが使えなくなるといった不具合が発生しているようです。その他の不具合報告はスレッドが進んでから後ほど。

追記
不具合情報を書きました。

ソース
GeForce公式フォーラム
Official 359.06 Game Ready WHQL Display Driver Feedback Thread (12/01/15)

Windows,WindowsUpdate

KB3112336
Windows Update Client for Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2: December 2015

<このアップデートについて>
このアップデートではWindows8.1からWindows10への追加のアップグレードシナリオのサポートと、スムーズなアップグレードが出来るようになります。このアップデートはアップグレードエクスペリエンスの品質を監視するマイクロソフトの能力も高めます。


12/2にWindows8.1向けにKB3112343が配信されました(Win7に配信されたもののWin8.1版ですね)。このアップデートはWindowsUpdateクライアントのアップデートになります。Win8.1版は修正は特になく、Win10へのアップグレード機能の追加だけのようです。

Win10にする気が無い人は入れる必要はありません。このパッチは「入れなくても良いとほぼ言い切れる暫定追加リスト」入りとします。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

近々Win10にする予定がある人はご自由にどうぞ。

Win7向けのKB3112343に関してはこちらをご参照くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

KB3112343
Windows Update Client for Windows 7 and Windows Server 2008 R2: December 2015

<このアップデートについて>
このアップデートではWindows8.1
(!?) からWindows10への追加のアップグレードシナリオのサポートと、スムーズなアップグレードが出来るようになります。このアップデートはアップグレードエクスペリエンスの品質を監視するマイクロソフトの能力も高めます。

<修正された問題>
ソフトウェアアップデートエージェント、またはSystem Center Configuration Manager 2007 R2(SCCM)を使っている場合、定期的なPCのスキャンが失敗して「Not Required」が生成されたり「8007000E」エラーが出る問題の修正。 (この不具合は
KB3050265(2015/6月配信のWUクライアント)をインストール後に発生します)


12/2にWindows7向けにKB3112343が配信されました。このアップデートはWindowsUpdateクライアント(以下、WUクライアント)のアップデートになります。Windows7用パッチなのにWindows8.1から云々とはこれ如何に。書き間違いとは思いますがガバガバやんけ!

「Windows10への追加のアップグレードシナリオのサポート」が何を指すのかはわかりませんが、Win10にしろしろ攻撃の追加だと思われます。

SCCMですが、これに関しては以前にも書きましたのでこちらをご参照ください。一般ぴーぽーにはあまり関係ありません。

「ソフトウェアアップデートエージェント」が何を指しているのかがよくわかりませんが、WUクライアントのアップデートなので、たぶん、WUクライアントのことだと思います。WUクライアントの自動更新が上手く行かない人向けでしょうか。

説明がガバガバなので、本当に正しいのかはわかりませんが、正しければ

・Win10へのアップグレード関連
・KB3050265で発生したSCCMや自動設定でWindowsUpdate時にエラーが発生する人向けのFix (※KB3050265だけなのか、それ以降もなのかは不明ですが、今更KB3050265のWUクライアントだけを対象にしているとも思えないので、たぶん以降かと思われます)

の2点かと思われます。

あと、気になるのが「このアップデートはアップグレードエクスペリエンスの品質を監視するマイクロソフトの能力も高めます」この一文。テレメトリ関連も含まれているってことっすかね。わからん。

何にしても、Win10にする気が無く、WindowsUpdateは手動更新をしていて、現在ご使用中のWindowsUpdateクライアントで不具合が発生していなければ入れる必要はありません。

このパッチは「入れなくても良いとほぼ言い切れる暫定追加リスト」入りとします。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

近々Win10にする予定があったり、SCCMや自動更新でWindowsUpdateを運用していてエラーが発生する人はご自由にどうぞ。

Win8.1向けのKB3112336に関してはこちらをご参照くださいませ。

PCゲーム全般

Just Cause 3の各種ベンチマークが公開されました。最初に結論だけ申しますと、FHDの最高設定でMin60FPS以上を維持するにはGTX980以上が必要の模様。また、現時点ではSLI/CFXに対応しておりません。

あと、CPUベンチマークではスレッド数の多さが影響するようです。定格ではまさかのFX-9590>i5 4670K。割と前からひしひしと感じておりますが、「ゲームはi5で十分」って時代はとっくの昔に過ぎ去っていますね…

未だに「ゲームはi5で十分」と言っている人を見かけることもありますが、近年のゲームでパフォーマンスを追及するなら、i7にしてHTTがあるに越したことはないと思います。一昔前みたいにHTTが悪さをするゲームに当たったときは、オフにすれば良いだけですし。

以下、ベンチマークになります。

小型モニタ,液晶モニタ

↑ダイソーで売っている税込108円の画面保護シートです。今までに予備も含めて5枚ほど買っています。

そんなに買うということは良いものなのかと申しますと、安心と信頼のMade in China、期待を裏切らないガッカリ仕様の質でございます。まずは欠点から挙げていきましょう。


<欠点>
・硬いものに当たるとすぐにキズがつく
・汚れが目立ち、尚且つ汚れをふき取りにくい
・↑に伴い、タブレットでの操作は指紋ベットベトで視認性ダウン
・そもそも元の状態でも画質が悪く、表現しにくいのですが、近くで見たら三原色の粒がもろに見える感じ。モニタに水滴がついたらキラキラするアレです。全体的に薄っすらキラッています。


iPad用と称していますが、iPadやその他のタブレットで使用したら、何か色々残念になること必至です。しかし、iPadではなく小型モニタで使う場合はそこそこ使えるかもしれません。

次に利点ですが、


<利点>
・アンチグレア処理のため反射がほぼ無くなる
・税込108円でお気軽に使い捨て


この2点が最大の利点。特にお値段。108円だから全然許せる的な。

タブレット用や画質を求める人には一切オススメ出来ませんが、据え置きの小型モニタ用に画質は二の次で、アンチグレア化がしたくて、適度に使い捨てたい人には良いかもしれません。

ン千円の高級保護シートだと、欠点も無いのかもしれませんが、どうにも保護シートにン千円は躊躇してしまう貧乏性な管理人です…

2016/03/22追記
この記事はグレアモニタに貼り付けた感想になります。
ノングレアモニタに貼り付けてみたら、画質は想像以上に良好でした。