海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
【アプデ】 2017年5月23日、KB890830こと『悪意のあるソフトウェアの削除ツール』が配信
2017年5月23日、KB890830こと『悪意のあるソフトウェアの削除ツール』が配信されました。2017年5月10日の月例でも配信されているので、今月2回目となります。
MSの情報によると、メタデータとバイナリに変更があったため再配信されたようです。(具体的に何がどう変わったのかは書かれていません) Microsoft Updateカタログから直接落としたい人は下記の直リンクからどうぞ。
KB890830ファイル直リンク: 7/8.1/10共用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。
【GPU】 Volta世代のTITANと思われる写真が公開
2017年5月11日にVolta世代のTesla V100を発表したNVIDIAですが、早くもVolta世代のTITANと思われる写真がFacebookに投稿されました。その写真が↓こちらになります。
【GPU】 GeForce 382.33 WHQLドライバ公開
鉄拳7とStar Trek: Bridge Crewに最適化されたGeForce 382.33ドライバが公開されました。また、リリースノートによると下記の不具合の修正が施されています。
・TITAN X + Windows 10 Creators Update環境で3D Visionが有効だとWindowsストアが開かない問題
・GTX 1080 TiでPrey(2017)をプレイするとスタッターが発生する問題
・GTX 1070 + Windows 10 Creators Update + マルチモニタ環境だと、拡張モニタがスリープモードに入らない問題
・GTX 1060環境でシステムがスリープモードから復帰後、Nvlddmkm.sysが原因でBSoDが発生する問題
・Norton 360が無効になっているか、WindowsがセーフモードでないかぎりGTX 970でSLIを有効にできない問題
ドライバのダウンロードは下記サイトからどうぞ。
382.33WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/119423/jp
382.33WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/119405/jp
382.33WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/119459/jp
382.33WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/119441/jp
【ゲーム】 Vulkan APIを採用したPS3エミュレータ『RPCS3』が大幅なパフォーマンスアップ
Vulkan APIを採用したPS3エミュレータ『RPCS3』が、バージョンアップによって上記動画のように大幅なフレームレートの向上を見せました。特に1:23~の『アーシャのアトリエ』では劇的な向上を見せています。
しかし、現在のバージョンはまだまだ開発途中のため、全てのゲームでここまでのフレームレートが出るとは限らないことを留意ほしいと開発者はBlogで伝えています。
『RPCS3』の最新バージョンは下記アドレスからダウンロードが可能となっています。
RPCS3 Builds History
https://rpcs3.net/compatibility?b
注意点として、PlayStation 3のファームウェアは同梱されていません。RPCS3の案内によると 「ファームウェアを入手するには自身のPlayStation 3から吸い出すか、合法的な場合はPlayStation.comからダウンロードすることができます」 とのこと。
【ウイルス】 『WannaCry 2.0』によって暗号化されたファイルを復号するソフト『Wannakey』が登場。ただし……
『Wana Decrypt0r 2.0』『WannaCry 2.0』などで呼ばれるランサムウェアによって暗号化されたファイルを復号する『Wannakey』が有志により作成されました。この復号ソフトは下記サイトからダウンロードが可能で、対象OSはWindows XP専用となります。
GitHub - aguinet/wannakey: Wannacry in-memory key recovery for WinXP
https://github.com/aguinet/wannakey
復号の仕組みは、暗号化の際に使用したメモリ領域が開放されていなければ、メモリ上の情報を読み取って復号を可能にするとのこと。つまるところ、PCの再起動や、その他の処理などでメモリ上の情報が消えているとNGとなります。
条件はかなり厳しく、また、これらの条件が揃っていても成功するとは限らず 「成功するには運が必要になる」 と作者は語っています。
【ウイルス】 『駐禁報告書』『キャンセル完了のお知らせ』などの件名で43万件以上のウイルス添付メール
(Source:http://blog.trendmicro.co.jp/archives/14979)
トレンドマイクロによると日本国内で大規模なマルウェアスパムのキャンペーンが行われていて、2017年5月14日から5月18日までの5日間で、43万件以上のウイルス添付メールが確認されているとのこと。
主な送信日時と件名は下記になります。
日時 | メール件名 |
2017/05/15 | 予約完了[るるぶトラベル] 配信 |
2017/05/16 | 請求書 文書 請求書「invoice」 保安検査 【賃貸管理部】【解約】・駐車場番 など |
2017/05/17 | 駐禁報告書 全景写真添付 御礼 トレンドデータ キャンセル完了のお知らせ 発送の御連絡 EMS配達状況の確認 – 郵便局 – 日本郵政 など |
2017/05/18 | Fwd: 支払条件確認書 など |
これらの件名が使用されているメールの添付ファイルを開くと、銀行やクレジットカードなどのアカウント情報をターゲットにしたウイルスに感染します。
トレンドマイクロは 「この一連のスパムメールの拡散活動は継続して行われており、ユーザはこれらの添付ファイル付きのスパムメールを安易に開かないよう注意が必要です」 と注意を呼びかけています。
【GPU】 Radeon Software Crimson ReLive 17.5.2公開
17.5.2ドライバが公開されました。17.5.1でPreyに最適化済みですが、さらに最適化されてRX 580 8GBでPreyをプレイ時、17.5.1から最大4.5%のパフォーマンスアップをしているとのこと。また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。
・NieR: Automataがクラッシュする問題
・Forza Horizon 3でマップの読み込みや、起動時間が非常に長い問題
・マルチGPU環境でプライマリモニタが正常に認識しない問題
・RX 550搭載環境でスリープモード、あるいは休止状態に入るとシステムがハングする問題
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.2
【ゲーム】 Dreadnought(オープンベータ版)の各種ベンチマーク公開
(Source:Dreadnought Beta test GPU / CPU)
宇宙戦艦シューティングゲームDreadnought(オープンベータ版)の各種ベンチマークが公開されました。GPUベンチマークの測定シーンは
↑になります。上記シーンをFHD最高画質でMin60FPSを保つにはGTX 780(Min64FPS) / RX 470 4GB(Min66FPS)以上で可能な模様。軽い!
なお、こちらのゲームは基本プレイ無料となっています。どんなゲームかはTOP動画を再生してみてくださいませ。興味ございましたら下記の公式サイトへどうぞ!
Dreadnought公式サイト
https://www.greybox.com/dreadnought/en/
以下、最高設定での各種ベンチマークになります。
【Win10】 Windows 10 Enterprise LTSBを個人で入手する方法 [Update 2]
「まじさー、Windows 10の頻繁な大型アップデートとかくっそ面倒なだけなんで。機能追加とかいらねぇから? OSに求めているのは安定性なのよ。いわば道具箱なのよ。わかる? 粛々とバグ修正とセキュリティアップデートだけを提供してくんない??」
といったような思考の方はいらっしゃいませんか。そういった方で、尚且つWindows 10の導入を検討している方はWindows 10 Enterprise LTSB(以下、LTSB版)に行き着くと思います。
しかしながらLTSB版は通常のショップなどでは販売されていません。どうすれば入手できるのか。調べてみたら、
【CPU】 Intel、200シリーズマザーボードとOptane Memoryのセット販売を検討中
(Source:Intel looking to bundle motherboard and memory to promote Kaby Lake)
<ザックリ意訳>
IntelはKaby Lakeプラットフォーム販促のために、200シリーズマザーボードとOptane Memoryのセット販売を検討している。
Intelは2017年1月にKaby Lakeベースのプロセッサを、2017年4月にOptane Memoryをリリースしたが、その需要は少なく、このセット販売が売り上げを増加させることを期待している。
しかし、Coffee Lakeが2017年8月下旬に発売されることもあって、小売業者はこのアイデアが上手くいくとは見ていないようだ。
上記内容が海外メディアのDigiTimesで報じられました。Intelがどれだけ期待しているのかは知りませんが、このセット販売に大きな効果があるとは思えませんね……。
Coffee Lakeが目前なのもありますし、何より大多数の人はOptane Memoryを必要としていないでしょう。
【ゲーム】 STEAM HAMMER(早期アクセス版)の各種ベンチマーク公開
(Source:Steam Hammer тест GPU/CPU)
インディデベロッパSF Teamが開発しているSTEAM HAMMER(早期アクセス版)の各種ベンチマークが公開されました。GPUベンチマークの測定シーンは
↑のだだっ広い草原を歩いているだけのシーンですが、FHD最高設定でMin60FPSを保つことはi7-5960X@4.6GHz環境では不可能な模様。
このゲームはものすごいシングルスレッド性能依存のCPUボトルネックゲーで、i7-5960X@4.6GHz環境だとGTX 780 Ti ~ GTX 1080 Tiまで、Min54FPSという有様。おそらくi7-7700K@5GHzもあれば測定シーンでMin60FPSは保てるかと思われます。
早期アクセス版のため、不出来な部分は仕方ありませんが……なんにせよ、最適化が待たれます。以下、最高設定での各種ベンチマークになります。