RADEON

『Oculus Dash Open Beta』、『DOOM VFR』に最適化されたRadeon Software Crimson ReLive 17.11.4ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・Radeon RX VegaシリーズでHBCCセグメントのサイズを調整するとシステムが不安定になる問題
・CrossFireの設定でStar Wars BattlefrontIIのディスプレイモードを切り替え時にシステムがハングする問題
・Radeon RX Vegaシリーズで誤った電力とクロックが表示される問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

Windows,ウイルス


(Source:Born's Tech / gHacks / Reddit / HP Support Forum)

HPは自社製品を使用するユーザのPCに『HP Touchpoint Manager』というソフトの配信とインストールを開始しました。このソフトがインストールされると、同時に『HP Touchpoint Analytics』というテレメトリサービスまでインストールされてしまいます。

このテレメトリサービスは1日1回、HPにデータを送信しているようですが、送信されるデータの中身については明らかになっていません。また、このテレメトリサービスがインストールされていると、CPUの負荷が高くなり、システムに大幅なパフォーマンス低下を引き起こす場合があります。

他にも、このテレメトリサービスをインストールされたユーザからは 「同意なしにいつの間にかサイレントインストールされていた」 との非難の声も出ています。

インストール経路はハッキリとは判明していませんが、一部のユーザは 「HP Support AssistantにHP Touchpoint Analyticsが追加されていた」 と報告しており、HP Support Assistantを介して適用されている可能性が濃厚となっています。

このテレメトリサービスがお使いのPCに混入しているかは、サービスに『HP Touchpoint Analytics』があるかどうかで確認できます。もし、あった場合はテレメトリサービスがインストールされています。

ユーザにとっては何のメリットもなく、無駄にCPUリソースを使われて電力を消費されるため、 「それでもHPに協力したい!」 という人以外は、下記の手順でアンインストールすることをおすすめいたします。

  1. サービスを開いて『HP Touchpoint Analytics』をダブルクリック
  2. サービスの状態を『停止』にして、スタートアップの種類を『無効』にして『OK』を押す
  3. コントロールパネルの『プログラムと機能』を開いて『HP Touchpoint Manager』をアンインストールする

なお、HP Support Assistantを使い続けるかぎり、今後も似たようなことがまた起こる可能性は高いと思われます。HP Support Assistantの使用についてもご一考した方が良いでしょう。

Windows,WindowsUpdate

Microsoft UpdateカタログとWSUSでKB4049068が公開されました。このパッチはWindows7 ~ 10とServerに対応している1MBにも満たない小さなパッチです。

2017/11/28AM08:00時点でKB4049068のパッチ情報はきていませんが、このパッチはハイチとモロッコのタイムゾーン変更パッチKB4020322との置き換えがあります。つまり、最新版のハイチとモロッコのタイムゾーン変更パッチと見て間違いないでしょう。

不要であればわざわざ入れる必要もありませんが、必要な方は下記のリンク先よりどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

2017年11月28日、非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明&直リンクになります。

RADEON

Radeon Software Crimson ReLive 17.11.3ドライバが公開されました。このドライバはHotfixとなっており、下記の修正のみが施されています。


・RX Vegaシリーズで断続的なクラッシュが発生する問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

CPU,RADEON


(Source:Our first Ryzen 5 2500U benchmarks are in and Intel has every reason to worry)

海外メディアのNOTEBOOK CHECKにて、Raven RidgeことRyzen Processor with Radeon Vega Graphics搭載のノートPC『ENVY X360』のベンチマークがリークされました。

搭載されているCPUモデルは『RYZEN 5 2500U』になります。Raven Ridgeはどれほどの性能なのか、サクサクッと見てまいりましょう。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1709 Fall Creators Update(以下、Win10FCU)のWindowsUpdateの設定で、半期チャネル(CBB)にして機能更新プログラム(半年毎の大型アップデート)を延期していると、セキュリティの修正を含む品質更新プログラム(別名、累積更新プログラム)が降ってこなくなるバグが発生しています。

これは品質更新プログラムの延期が0日にも関わらず、その設定が無視されます。機能更新プログラムの延期を0日にすると、

Windows,レジストリ

エクスプローラなどから複数のファイルを選択して、右クリックでコンテキストメニューを開くと、15ファイルまでは

15ファイルまではコンテキストメニューから開ける

『開く』があり、普通に開くことができます。しかし、16ファイル以上になると、

16ファイル以上はコンテキストメニューから開けない

コンテキストメニューからは開けません。『開く』が消えてしまいます。なぜ、このようなことになっているのか。仕様です。

マウス操作だけで多くのファイルを一気に開こうとした際に、この15ファイル制限が不便に感じる場合があるかもしれません。この制限が不便と感じた人は、制限を解除してしまいましょう。

CPU,マザーボード

海外でZ370 / Coffee Lake環境にWindows7のインストールができたという報告が出てまいりました。何かしらの理由でCoffee Lake環境でWindows7を使いたいと思っていた人には朗報ですね。インストール手順は下記のページをご参照くださいませ。

Overclock.netフォーラム
How to install Windows 7 on Coffee Lake PC (Z370 chipset motherboard - Asus Maximus X Hero)

詳しくはフォーラムを見ていただくとして、以下、補足です。

フォーラムではASUS ROG Maximus X Heroを例に手順の説明がされていますが、投稿者によると

Windows10用ドライバとして公開されているIntel Chipset Driver (version 10.1.1.44 - 2017/08/30)はWindows7 / 8と互換性があります。

とのことで、ASUSだけでなく他社製品のマザーボードでもWindows7のインストールはできるようです。

ただし、各マザーボードメーカーが正式にサポートしているのはWindows10のみです。Windows7での動作目当てで購入して、万が一、上手くいかなかったとしても泣かない覚悟が必要です。不安であれば、ぐぐるなりしてWindows7での動作報告のあるマザーボードを選んておいた方が無難かと思います。

iGPUに関しては特に記載がないため、こっちはまだ打開できていないようです。Kaby LakeではマザーボードメーカーがVGAベータドライバを公開していたり、Inf書き換えなんて裏技がありました。Coffee Lakeでも何かしらの方法での打開報告が待たれます。

最後に、Coffee LakeもKaby Lakeと同様にWindowsUpdateは蹴られると思います。これに関してはいくつか打開策があるため、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる

Good luck!

2018/11/8追記 ①
iGPUに関して少し進展がありました。Win7用ドライバとWin10用ドライバを合体させることで、いくつか問題点は残るもののWindows7である程度動作することに成功した模様です。合体ドライバの作り方など詳しくはこちらのMivas氏の書き込みをご覧くださいませ。

<合体ドライバの問題点>
・Windows Media Playerで動画再生すると音声のみ流れて映像が表示されない
・Intel Graphics Control Panelが正常に動作せず、設定が反映されない
・ハードウェアアクセラレーションが不安定で、これを使ったテストを行うとテストが停止する

<上手くいく動作>
・Media Player ClassicやVLC、GOMなどではちゃんと動画再生が可能
・ブラウザ上での動画再生にも問題なし
・エアロも完全に機能

2018/11/8追記 ②
Z390でもWindows7の動作報告が出てまいりました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【CPU/マザボ】 朗報 Z390 / Core 9000シリーズ環境でもWindows7が動作。ただし別途USBカードが必要

CPU,マザーボード


(Source:ASUS Z370 Maximus X Apex Review)

前回のあらすじ、Z370もマザーボードによってはVRMの温度がヤバイと海外で報じらました。


(『OC』表記は5.0GHz時、何もなしは定格)

Gigabyte Z370 Ultra Gamingは5.0GHz時に100度超えという圧倒的な爆熱っぷり。

この件を報じた海外メディアのOC3Dが、新たにASUSのZ370マザーボード『ROG MAXIMUS X APEX』のレビューとVRM温度を公開しました。5.0GHzにOC時のVRM温度がこちら。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年11月22日、Microsoft UpdateカタログとWSUSにWindows10 v1709 Fall Creators Update用パッチKB9999786が公開されました。しかし、このパッチの情報は公開されず、謎のまま翌日には取り下げられました。

このパッチについて、MSフォーラムで下記の案内がされました。

テストパッケージとなるKB9999786が誤ってMicrosoft UpdateカタログとWSUSに公開されました。現在、このパッケージは削除されています。KB9999786をダウンロードしたお客様は、このパッケージを削除・アンインストールしてください。

はい、誤って公開したようです。インストールした場合、何がどうなるのか、具体的な情報は何も公開されておらず、ただ、削除するようにとだけ案内されています。

今回の場合、WindowsUpdateには配信されなかったため、インストールした人は少ないと思いますが、Microsoftはたびたび誤配信をすることがあるためお気をつけくださいませ。

 2017年3月
 【アプデ】 『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』はMicrosoftの配信ミス
 2015年10月
 【Win】 32bit版Office2010に64bit版のアップデートが誤配信される
 2015年10月
 【Win7】 WindowsUpdateにgYxseNjwafVPfgs~とかいう糞パッチが公開

最悪の場合、システムに異常をきたすこともあります。不審なパッチかどうか見分けるのは難しいかもしれませんが、おかしなファイル名やKB番号、古い日付のパッチには十分ご注意ください。

CPU,マザーボード


(Source:https://www.asus.com/us/Motherboards/PRIME-X370-PRO/HelpDesk_BIOS/)

ASUSはPRIME X370-PROなど、各AM4マザーボードのBIOSアップデートを公開しました。AGESA 1.0.7.1をベースとし、更新内容には『新しいプロセッサ』のサポートが表記されています。

この『新しいプロセッサ』が何かは書かれていませんが、ASUS ROGチームのElmor氏によるとAGESA 1.0.0.7にはRaven Ridgeのサポートが含まれているとのこと。AGESA 1.0.0.7以上となる1.0.7.1の『新しいプロセッサ』に、Raven Ridgeが含まれているのは間違いないでしょう。

注意点として、1.0.0.7から大規模なテコ入れが入るため、バグが発生する可能性があると言われています。現在お使いのBIOSで安定しているようでしたら、アップデートは慎重になった方が良いかもしれません。中国語圏では 「アップデート後、UEFIでのマウス動作がもっさりするようになった」 といった報告が出ています。