「ミドルレンジを2枚にすれば高性能で安い!」 とか 「○○を使っているんですが2枚挿しにするのとハイエンドGPU1枚にするの、どちらが良いでしょうか」 とか、そういった話をたまに見ますよね。個人的にはミドルレンジでのSLI / CFXはおすすめしません。
インディーズやマイナーなゲーム、はたまたメジャーなゲームでもSLI / CFXに対応していないことが多々あります。パッと出てくる2015年のゲームだけでも↓これくらいはあります。
「ミドルレンジを2枚にすれば高性能で安い!」 とか 「○○を使っているんですが2枚挿しにするのとハイエンドGPU1枚にするの、どちらが良いでしょうか」 とか、そういった話をたまに見ますよね。個人的にはミドルレンジでのSLI / CFXはおすすめしません。
インディーズやマイナーなゲーム、はたまたメジャーなゲームでもSLI / CFXに対応していないことが多々あります。パッと出てくる2015年のゲームだけでも↓これくらいはあります。
タイトルの通り、Win10+avastの組み合わせでタスクバーとCortanaが動かなくなることがあるそうです。ご注意を。
当分の間はソフトの相性でこういった不具合は起こり続けるでしょう。常々申しておりますが、そういうのが面倒な人は様子見推奨でございます。無償アップグレードは来年の夏まで可能です。お使いのWindows7は2020年、Windows8.1に至っては2023年までサポートされております。
今、Windows10にアップグレードするかどうかの目安としては、下記の日本MS公式フォーラムのトラブル報告を見て、自分で対処出来そうかどうかが判断材料になるかもしれません。
ソース
TechWorm
Windows 10 critical error Taskbar and Cortana not working related to Avast Anti-virus
海外MS公式フォーラム
* Critical Error * Start Menu and Cortana aren't working.
ザックリ翻訳 (上記画像はクリックで拡大)
IntelはSoftware Guard Extensions(SGX)をサポートした新しいSkylake(仕様変更)を出荷することを発表しました。この機能はセキュリティを高めるように設計されたx86拡張セットです。SGXを使うためにはOSとアプリケーションの両方でサポートされている必要があります。また、この機能は初期のSkylakeではサポートされておらず、サポートされなかった理由は不明です。
(ソース:Intel alters design of Skylake processors to enhance security)
マイナーな仕様変更が入るようです。概要を見るに、アンチウイルス系ソフトの負荷を軽減、もしくは高速化させるような命令が追加される感じでしょうか。特定のデータをアクセス出来ないようにする機能のようです。
仕様が変更されるCPUリストは下記アドレスへどうぞ。
http://qdms.intel.com/dm/i.aspx/5A160770-FC47-47A0-BF8A-062540456F0A/PCN114074-00.pdf
デスクトップ向けのi7、i5は全部(だと思う)仕様変更のようです。
追記
仕様変更があっても既存のマザボでの使用に問題はないそうです。
前回のあらすじ、15.9で割と深刻なメモリリーク問題発生。
思った以上に早く修正が来ました。ダウンロードは下記アドレスからどうぞ。修正内容はメモリリーク問題への対処のみとなります。
Catalyst 15.9.1 Beta
http://support.amd.com/ja-jp/download
(ソース:Microsoft stays mum on mystery Windows 7 patch)
1行翻訳
MS「ごっめーん、うっかりミスってテスト中のを配信しちゃった☆」
Windows7用のアプデでインストールしたらシステムがクラッシュすることがあるそうです。現在は配信が停止されているようですが、こんなうっかりをやらかすようなWindowsUpdate、果たして自動更新は安心と言えるのでしょうか。言えるわけがない。
問題のある糞パッチのフルネームは
gYxseNjwafVPfgsoHnzLblmmAxZUiOnGcchqEAEwjyxwjUIfpXfJQcdLapTmFaqHGCFsdvpLarmPJLOZYMEILGNIPwNOgEazuBVJcyVjBRL
になります。一応。
WinRAR5.21の機能を悪用して、アーカイブ内の任意のexeファイルを実行出来る脆弱性があるそうです。↓こんな感じ。
対策方法としては
・WinRAR5.21を使わない
・そもそも信頼の出来ない圧縮ファイルに触れない
・他の圧縮・解凍ソフトを使う
など。
「これ絶対ウイルスだけどどんなウイルスが入っているか調べてみよう!」なんて好奇心で圧縮ファイルを解凍しようものなら、その時点でアウトになる可能性も。こわ…
ソース
RARLAB
About a supposed WinRAR self-extracting archives vulnerability
WCCF TECH
WinRAR Exploit Could Put 500 Million Users at Risk – Yet to be Patched
HD7000~FuryシリーズのGPU + Catalyst15.9の環境下で、ウィンドウのサイズを手動で変更するだけでメモリを消費していき、プログラムを終了してもメモリが開放されなかったり、ChromeやFirefoxを使用中にメモリを消費しまくったり、様々な場面でメモリリークが発生することがあるようです。
原因はドライバそのものの不具合で、AMDいわく「我々はこの問題を認識しています。出来るだけ早く解決することに取り組んでいます」とのこと。15.9を試す際はご注意ください。
10/1追記
修正パッチが出ました。
ソース
Reddit
Warning: Big gpu memory leak bug in 15.9 beta on resizing of any window!
WCCF TECH
Memory Leak Bug Reported in New Beta Catalyst 15.9
結論、犯人はNetwork Connectivity Status Indicator (NCSI)。これで「あっ…(察し)」って人は、以下、見るだけ時間の無駄な記事内容でございます。
で、ずっと疑問でした。OS起動時に数百バイトほど、システムファイル(svchost.exe)が一体akamai鯖と何の通信をしているのだろうと。akamaiって何ぞって人は下記をご参照くださいませ。
技術評論社
第19回 世界の2割のトラフィックを捌くAkamai
国内でも海外でもまったく情報が見つからず、長いこと放置していたのですが、パケット解析ソフトのWiresharkを使って中身を覗いてみましたらこんな文字列が。
www.msftncsi.com: type CNAME, class IN, cname www.msftncsi.com.edgesuite.net
CNAME: a1961.dspg2.akamai.net
どうやら「www.msftncsi.com」と通信しようとしているようです。「www.msftncsi.com」について調べてみると「ネットワークに繋がっているかどうかの確認用鯖」だそうです。
OS起動⇒接続がちゃんと出来てるか調べてやんよ⇒www.msftncsi.com(akamai)と通信
大体こんな感じ。はい、謎が解けてスッキリしました。特に必要が無く、無効にしたい人は下記のレジストリを変更してどうぞ。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NlaSvc\Parameters\Internet
EnableActiveProbing 1(有効) ⇒ 0(無効)
参考文献はWindowsVISTAの記事ですが、Windows7もこれでOS起動時にakamaiに接続しなくなりました。多分Vista以降、全部いけるんじゃないかと思います。
参考文献
付録K:WindowsServer2008のネットワーク接続状態インジケータとこれにより発生するインターネット通信
Appendix K: Network Connectivity Status Indicator and Resulting Internet Communication in Windows Vista
↑の動画はプレイ&レビュームービーでベンチマークは関係ないです。どんな感じのゲームかご参考に。Englishですが。
で、肝心のベンチマークですが、Betaということもあってか現時点でSLI/CFには非対応です。最初に結論だけ言いますと、最高設定でもFHD解像度ならGTX960でMin60FPSを保てるようです。軽い。以下、各種ベンチマークになります。
↑らしいです。 (各画像はクリックで拡大)
頭おかしいんじゃねぇの。一応、簡単にオフには出来るそうです。が、そういう問題ではなく。10を使うならこれからもこういう糞みたいなアップデートのたびにいちいちオフにしていかないといけないのかと思うとハゲそう。
オフの仕方は下記画像をご参照ください。Englishですが大体分かると思います。
OSに求めていることって何でしょうか。個人的には「安定して毎日使えること」と「勝手に不要な変化を加えないこと」です。中にはどんどん勝手に変わっていくOSが好きな人もいるのかもしれませんが管理人は嫌いです。
DirectX12のタイトルが出てきだす頃にはもう少しマシなOSになってますかねぇ…
一応、現時点ではIP版だけですので、もしかしたらこの糞アプデはIP版だけに留まる可能性も無きにしも非ず。もちろんそのまま製品版に適用される可能性も。
9/28追記
SOFTPEDIAによると表示される人とされない人がいる様子。表示されるようになる条件等は現在不明。
2016/02/28追記
より一層酷くなっています。
ソース
TenForums
Start Suggestions - Turn On or Off in Windows 10
InfoWorld
Windows 10: Let the Start menu ads begin
GeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。例により真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
<Windows7 / 8 / 8.1 / Vista>
スレッドが立ってから半日ほど経過。Win7/8系スレの投稿数は7件(Win10は115件)。評判は良いみたいです。1件だけ、古いゲームでパフォーマンスの低下が起こる書き込みが目に付きました。
16bitカラーとDirect Drawを使った古いゲーム(例えばSwat3)でFPSが下がる問題があるようです。この問題が発生するドライバと、発生しないドライバは以下だそうです。
344.11 ⇒ GOOD FPS
344.48-347.09 ⇒ BAD FPS
347.25-353.62 ⇒ GOOD FPS
355.60-355.98 ⇒ BAD FPS
ぐぐってみたらSWAT3は2001年ごろ発売のゲームのようです。相当古いゲームのため、多くの人には問題ないかもしれませんが、同世代のネトゲをやっていて、同様にFPSがいまいちな人は上記を参考にドライバのバージョンを変えてみると改善されるかもしれません。
ドライバを以前のバージョンに戻したい人は下記記事を参考にどうぞ。 (Win7/8系用、初心者向け解説です)
【GPU】 GeForceドライバアップデート後に不具合が発生した時の対処方法
<Windows10>
・SLI問題は未解決
・↑356.04ドライバはSLIでもメモリリークが発生しない。問題のある人は356.04を試すといい。
※アドレスは記事下部に記載しています。
・スケーリングをオフに出来ない
・NV:↑次回修正予定です
・F.E.A.RとCSGOの表示がおかしい問題はまだ修正されていない
・GTX760M搭載ノートでShadowplayが機能しない
・インストール中にBSoD、カスペルスキーを削除したらインストール出来た
※shows error: PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (klpd.sys)が原因でのBSoD報告多数。カスペルスキー使いはご注意ください。
356.04BetaドライバではWin10のSLI問題が解決されるそうで、試したい方は↓よりダウンロードをどうぞ。
356.04 GameWorks VR Driver Support
今回、最大の地雷はカスペルスキーのようです。一度カスペルスキーをアンインストールして、GeForceドライバをインストール、その後にカスペルスキーを再度インストールすれば大丈夫だったという書き込みがありました。
Win10での細かい不具合報告はちょこちょこありますが、SLI問題も解決されたとなれば大分安定してきた感じでしょうか。
Killing Floor 2に最適化された355.98ドライバが公開されました。リリースノートによると以下の修正が施されております。
WinVISTA/7/8系
・355.82でメモリクロックが0MHzと表示される問題の修正
・Star Wars:BattlefrontのSLIプロファイルでちらつく問題の修正
・353.62+GM204コア+G-Sync環境でThunderbirdメールクライアントの挙動がおかしかった問題の修正
Windows10
・355.82でメモリクロックが0MHzと表示される問題の修正
・SLI環境でALT+TABを押したらBATMAN:Arkham Originsがクラッシュする問題の修正
・353.62+GM204コア+G-Sync環境でThunderbirdメールクライアントの挙動がおかしかった問題の修正
ダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。
355.98WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/91834/jp
355.98WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/91816/jp
355.98WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/91942/jp
355.98WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/91924/jp
不具合情報は公式スレが進んでから後日。
追記
不具合情報↓書きました。
【GPU】 GeForce 355.98 ドライバ 不具合情報と356.04ドライバ
まず、下記の二つのbatファイルを作って適当に保存。
Safeオン.bat
sc config secdrv start= demand
sc start secdrv
Safeオフ.bat
sc stop secdrv
sc config secdrv start= disabled
次に下記のvbsを作って適当に保存。ドライブ名やフォルダ名やファイル名は任意で。
起動したいゲーム.vbs
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\BAT用フォルダ\Safeオン.bat""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\ゲームフォルダ\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\BAT用フォルダ\Safeオフ.bat""",0
このvbsを実行すれば、SafeDiscが使えるようになった状態でゲームが起動して、ゲーム終了時にはSafeDiscもオフになります。
そもそも、普通のアプリならTEMPファイルを残さずに消すかどうかの設定くらいあるものの、中にはあるんです、LOGやらTEMPファイルを残したままにして肥大化し続けるアプリが。
そんな糞アプリ使うな、って話ですが、やんごとなき事情や宗教上の理由で使い続けないといけない場合は、特定のフォルダやファイルを削除するbatファイルと、アプリ終了時に連動してbatファイルを動かすvbsファイルを作りましょう。まずはvbsの記述から。
適当なファイル名.vbs
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\削除するよ.bat""",0
vbsの記述はこんな感じ、このvbsを実行すれば「実行ファイル.exe」が起動されて、「実行ファイル.exe」が終了したあと「削除するよ.bat」が走ります。ドライブ名やフォルダ名やファイル名は適当に書き換えてご利用ください。
これで気が付いたらいつの間にかストレージの容量が少なくなっている、という事態が回避されます。
batファイルの記述は消すのがフォルダ単位だったりファイル単位だったりで記述が変わってくるのでぐぐってください。汎用的に使いやすいかもしれない一例だけ。
削除するよ.bat
Q:
cd \
rd /s /q Q:\TEMPフォルダだよ
md Q:\TEMPフォルダだよ
Qドライブの「TEMPフォルダだよ」のフォルダごと削除して新たに「TEMPフォルダだよ」を作る、といった例です。おしまい。
ここまで書いて、いまいちピンと来ない人が99.99%なシチュエーションだったので、このvbsのもっと家庭的で実用的な使い方をひとつ。旦那様の浮気にお悩みの奥様向けです。
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\実行ファイル.exe""",1,True
CreateObject("WScript.Shell").Run """Q:\適当なフォルダ名\あの女はだれ?.txt""",0
旦那様がよく使うアプリのショートカットをこのvbsのショートカットに変更しておけば(アイコンの変更もお忘れなく)、旦那様がアプリ終了時に「あの女はだれ?.txt」が開かれます。「あの女はだれ?.txt」の中身は愛をこめて任意でどうぞ。
ちょっと手間ですが、全アプリのショートカットをこのvbsに変更しておけば、きっと奥様の愛が旦那様に伝わること間違いなしでしょう。(その後、火曜サスペンスにならないとは言っていない)