Windows,WindowsUpdate

以下の内容は主にWin8系で発生している問題です。

KB3088195+Lenovo製PCの組み合わせでBSoDが発生する場合があるようです。原因はLenovo USB Blocker 1.0.0.37なるソフトとの相性問題のようです。

KB3088195を当てる前に、Lenovo USB BlockerをアンインストールしてKB3088195を適用、その後Lenovo USB BlockerをインストールすることでBSoDは回避出来るそうです。詳細は下記Lenovoサイトをご参照くださいませ。

Windows patch KB3088195 will cause BSOD on certain Lenovo products
↑をGoogle翻訳を通したページ

綺麗な英語なのでGoogle翻訳を通したページでもわかりやすいと思います。

以下、その他のプチ不具合報告。

Win8.1環境でCドライブのクリーンアップのボタンがグレーアウトしていてクリーンアップ出来なくなっていたり(cleanmgrからは出来るそうです。同様の報告2件有。犯人は不明)、IE11でFlashの立ち上がりが激遅になっていたりといった報告が2chでありました。

(ソース:Microsoft Updateしたらageるスレ 135)

ところで、Win8以降ってIE用FlashはMSが配布していたんですね。知らなかった。しかも配布が遅く8系ユーザはお怒りのご様子。バラだったらAdobeが配布後にサクッと当てられるでしょうに…わざわざ統合(?)することになんの意味があるんだろう…

ハードウェア全般,修理

まず分解します。

↑の赤丸の部分、他と比べて汚れていますよね。この画像のような場合、ボタンの効きが悪くなった原因は汚れであることが多いです。エタノール+キムワイプでサッとふき取りましょう。次にボタン側。

↑の黒い部分、ここもキレイキレイしておきましょう。あとは組み立て直せば修理完了です。お疲れ様でした。

Windows,WindowsUpdate

Windows10のアップデートは各KBがひとまとめになって配信されます。その中の特定のKBが動作不良を招いたり、不要であっても省いてアップデートすることは標準仕様では出来ません。この仕様についてMicrosoft副社長のJoe Belfiore氏は以下の回答を示しました。

ザックリ意訳
我々は比較的試験されていないパッチの組み合わせのせいで、低い信頼性や予測不能なシステムパフォーマンスを見てきました。我々は皆様のために全体的な品質を向上させることを目的としております。

一言でいうと遠まわしに「従来のアップデート方式に戻す気は無い」ってところでしょう。

ソース
InfoWorld
Why you should worry about Windows 10 cumulative updates
ComputerWorld
Microsoft exec defends cumulative Windows 10 updates

Windows,WindowsUpdate

2015/10/21、WindowsUpdateのオプションでKB3095649が配信されました。

KB3095649
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3095649

<修正内容>
・Windowsの8.1でのWin32k.sysドライバーでタッチハードウェアの品質保証(THQA)証明書検証チェックを削除します。
・システムがフォントファイルを開いたまま残り、Windows Server2012 R2のCreateScalableFontResourceの呼び出し時に使用されているときに削除することができない。

説明を見るとこんな具合。後者はイマイチ理解出来ませんでしたが、パッと見た限りWin8系用のアップデートのようで、上記MSのページでWin7に関する記載は見つけられませんでした(Win7にも配信されています)。

このパッチのせいで何か不具合が発生した等の報告は今のところ見られませんが、Win7に関する説明がありませんので、Win7ユーザで不安な人はわざわざ人柱にならずとも、Win7向けの詳細情報が公開されるまで様子見しておいても問題はないでしょう。セキュリティパッチではないため、緊急性も特にはございません。

Windows

Windows8から上記のような仕様があるようですが、Windows10ではこれを無効に出来ないそうです。この問題は今年の3月下旬にMSフォーラムで報告され、MSは「この問題を認識しています」と言ったっきり、それから半年経った今も解決されていません。

もし、マルチモニタをお使いの方で、Windows10への移行を考えている場合、この仕様があることを念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

管理人もマルチモニタで右下に配置しているため、この問題はちょっと糞いと思います。マウス移動の際、いちいち引っかかったらブチギレる。もちろん、これが便利という人もいるでしょう。ただ、オンオフくらい出来るオプションがあっても良いと言いますか、何故8時代にあったオプションを消したし的な。

2016/03/03追記
未だにMSは修正していませんが、無効化させるプログラムが登場しました。

ソース
KitGuru
Microsoft hasn't fixed Windows 10's sticky corners in six months

Win10チューニング,Windows

2行翻訳
「FMAPP.exeを終了させたら一発で直った」
「マジだった」

ソース
Windows 10 hardware is off to a shaky start
Windows 10 Mouse Lagging


FMAPP.exeはRealtekのドライバ関連で、このファイルを改名したりして起動させないようするだけで良いそうです。Windows10で同様の問題をお持ちの人は、FMAPP.exeが起動しているか確認してみると良いかもしれません。

ファイルの場所
C:\Program Files\Realtek\Audio\HDA\FMAPP.exe

Windows,レジストリ

C:\Windows\System32\wfpにwfpdiag.etlというファイルがあります。具体的にこれはなんぞ、と申しますと、知らん。中身を覗いたら使用ブラウザ名が記載されていましたので、通信があったアプリのLogだと思われます。MSの説明によると

Windows でのポートのスキャン防止フィルターの動作
このシナリオでは、C:\Windows\System32\wfp\wfpdiag.etl ログに書き込みを行うときに大量のディスク I/O を生成する可能性があります。
(ソース:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3044882)

と書かれていました。サーバ運用等でLog取りがオンの状態だと負荷が掛かる感じなんですかね、わからん。そもそも通信があったアプリのLogなんていらないし(管理人は別のソフトで記録しているので)、ってことでオフにしてみることに。同ページにレジストリからオフに変更の仕方も書いてありました。

肝心の「次のレジストリサブキー」が書かれていませんでした。

MSーッ!!ど、どこに「CollectNetEvents」を追加したらええんや…

もちろん自分のレジストリを「CollectNetEvents」で検索しても見つからず(追加しろって書いてあるんだから当然)。とりあえず「CollectNetEvents」に絞って検索してみるもHitしたのはわずか4件…。内3件は上記MSサイトの言語違いページ。関連ワードで日本と英語圏を検索してみるもまったく情報無し。3時間くらい検索し続けて辿り着いた中華圏にやっとこさ情報が。


(ソース:C:\Windows\System32\有两个造成大量写入的日志文件,求禁用方法)

「wfpdiag.etlへの書き込みを抑止したい!」
「コマンドプロンプトでこれを実行な ⇒ netsh wfp set options netevents = off」

大体こんな会話だと思う。やってみました。wfpdiag.etlへの書き込みが無くなりました。おわり。

wfpdiag.etlへのLog取り無効化 (コマンドプロンプトで実行)
netsh wfp set options netevents = off

wfpdiag.etlへのLog取り有効化 (コマンドプロンプトで実行)
netsh wfp set options netevents = on

無効化後にレジストリを調べてみると

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\BFE\Parameters\Policy\Options
CollectNetEvents 0

上記項目に「CollectNetEvents」が追加されていました。MSの説明を補完すると、この部分に「CollectNetEvents」を追加すると無効化出来ると思います。MSさん頼んまっせ…

余談ですが「netsh wfp set options netevents = off」で検索してみるとHITするのは中国語とロシア語ばかり。あっちの方ではメジャーな設定変更なんですかね…

最後に、この記事はwfpdiag.etlのLog取り無効化をオススメするものではありません。これを無効化したことでどんな影響が出るかは不明です。じゃあなんでやってみた。そこにLogがあるから止めてみた。

12/28追記
ログ取りを停止してから約2ヵ月後、衝撃的でも何でも無い結果を書きました。
【Win7】 イベントトレースとwfpdiag.etlのログを停止して運用するとどうなるの

PCゲーム全般

2015年11月17日発売予定のThe Crew Wild Runのベータ版の各種ベンチマークが公開されました。激重です。最初に結論だけ言いますと、FHDのウルトラ設定でMin60FPSを保つには、シングルカードだと980Tiが必要な模様(正確には980TiでもMin59FPS)。ヒュー…。逆にCPUは何でも良さげです。

以下、ベンチマークになります。

Windows,レジストリ

にするとどうなるのか。気になったのでやってみました。イベントビューアーが無事死亡しました(無効にしたものを有効に戻すと復活します)。初心者にはオススメ出来ない。え、誰もしないって?ごもっとも。おわり。

以下、気になって調べたメモ2点。

・AITEventLog

AITはApplication Impact Telemetryの略、どうみてもテレメトリ。テレメトリ関連を無効にしていてもLogだけは取り続けている模様。これ単品を無効にしてもイベントビューアーには影響無し。しかし、無効にしても何故かC:\Windows\System32\LogFiles\AITにログ取りは続行中。

下記のレジストリを変更でLog取り完全停止。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AppCompatFlags\AIT
AITEnable 1 ⇒ 0
(Logを記録しない)

・WdiContextLog

WDIはWindows診断インフラストラクチャの略。MSの説明を見てもいまいち分からないものの、多分、メモリ診断とかネットワーク診断とかその辺?なんたら診断を使わない人や、サービスでDiagnostic系を無効にしている人には影響がないと思われ。OS起動時にC:\Windows\System32\wdi\LogFiles内のWdiContextLog.etl.001~003等に書き込みが発生。イベントビューアーへの影響は無し。これもパフォーマンスモニタで無効にしてもログ取り続行中。

下記のレジストリを変更でLog取り完全停止。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance
DisableDiagnosticTracing 0 ⇒ 1(Logを記録しない)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance\BootCKCLSettings
Start 1 ⇒ 0(Logを記録しない)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance\ShutdownCKCLSettings
Start 1 ⇒ 0(Logを記録しない)

(参考:https://sites.google.com/site/tweakradje/windows/windows-tweaking)

備考:このレジストリ項目は所有者をAdminに変更して、Adminをフルコントロールにしないと編集出来ません

これ、停止したからといって「PCが速くなった!」なんてことはないです。変更をオススメするものではありません。どんな影響が出るかは不明です。日本語情報が全然見つからなかったので書き残しておきます。

12/28追記
ログ取りを停止してから約2ヵ月後、衝撃的でも何でも無い結果を書きました。
【Win7】 イベントトレースとwfpdiag.etlのログを停止して運用するとどうなるの

Windows

Microsoftの現CEOサトヤ・ナデラ氏宛に署名が始まりました。Windows10に対する要望内容は以下の2点です。(ザックリ意訳)

・WindowsUpdateにより多くの制御項目を加えるべきである
現状のWindowsUpdateは強制的なアップデートが行われ、システムの機能やビデオ及びディスプレイ表示、その他、これまでに重大な問題と損失を引き起こしました。

・Microsoftは各アップデートの詳細な情報を提供するべきである

Windows10のシステムを組織で維持するためには、ドキュメントの欠如があっては安全に運用することが出来ません。

署名したい人は下記サイトでどうぞ。

Change.org
What Computer users want changed in Windows 10

海外勢も現Windows10の仕様には不満のようですね。そりゃそうだわ。

GeForce

GeForce Experience 2.7.2.59BETAが公開されました。前回の記事のドライバ配信方法の変更に伴い、2015年12月以降、Webサイトからのドライバ配信は四半期ごとに1回、年4回のリリースになるそうです。

最新ゲームタイトルの発売に合わせて最適化されたドライバを入手するにはGFEがほぼ必須になる模様。GFEの最新版は下記からダウンロードしてどうぞ。

GeForce Experience 2.7.2.59 Beta (EXE直リンク)
http://us.download.nvidia.com/GFE/GFEClient/2.7.2.59/GeForce_Experience_Beta_v2.7.2.59.exe

しかし…最新ドライバを使いたいけど何らかの理由でGFEをインストールしたくないって人にとっては改悪ですね…

ソース
TECH POWER UP
NVIDIA Prepares a Controversial Change to its Driver Update Distribution

RADEON

Catalyst 15.10 Betaで解決した問題
・MPEG2再生時にエラーが出る問題の修正
・UE4ベンチマークを実行時にTDRが発生した問題の修正
・Star Wars Battlefrontでスイッチャブル・グラフィックスが使えるモバイルデバイス(Radeon搭載のゲーミングノート?)でハイパフォーマンスグラフィックスが選択可能に
・3Dディスプレイ+HDMI+PowerDVDで再生時の不具合の修正
・Ashes of the SingularityをDX12モードで使用すると応答停止が発生していた問題の修正
・一部の環境でドライバのインストールが正常に行えなかった問題の修正
・Youtubeを4Kで再生中に最大化と最小化を切り替えるとTDRが発生した問題の修正

(ソース:AMD Catalyst 15.10 Beta Driver for Windows Release Notes)


4K設定でYoutubeを見る人は入れた方が良さそうですね。ダウンロードはこちらから↓どうぞ。

AMD Catalyst 15.10 Beta Driver
http://support.amd.com/ja-jp/download

Windows,WindowsUpdate

そりゃこういう反応にもなりますわな。どうあがいても逆効果。もし、MSが信用を落とすことを目的としてやっているのなら大成功と言えるでしょう。

よくわかっていないご年配の方なんかだとこの罠を踏んでいる人もいるでしょうに。酷いなぁ…

GeForce

358.50で問題になっていた「G-Syncをオンにするとパフォーマンスが低下する問題」が修正された358.59Hotfixドライバが公開されました。ダウンロードは下記からどうぞ。

358.59Hotfix
http://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/3798