GeForce

GeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり翻訳。例により真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。


<Windows7 / 8 / 8.1 / Vista>
・16bitカラーの古いゲームでFPSが低下する問題は解決していない
 344.11 ⇒ GOOD FPS
 344.48-347.09 ⇒ BAD FPS
 347.25-353.62 ⇒ GOOD FPS
 355.60-358.50 ⇒ BAD FPS
・以前からデスクトップのスケーリングに問題があるが解決していない
・PG278QでG-Syncを使用すると104FPSでロックされる、355.82は問題無い

<Windows10>
・ドライバ自体は問題無いがExperienceが開かない
・スケーリングの問題が直った
・F1 2012が起動出来なくなった
・SLIでPlanetSide2がチラついていた問題が解決した
・G-SyncでめっちゃFPSが下がるようになった (※G-Sync関連の報告多数)


リリースノートによるとWin8.1と10でG-Syncの問題が発生し、ウィンドウモードではパフォーマンスが大きく低下、フルスクリーンにするとこの問題は回避出来るそうです。

何らかの理由があってドライバを以前のバージョンに戻したい人は下記記事を参考にどうぞ。 (Win7/8系用、初心者向け解説です)

【GPU】 GeForceドライバアップデート後に不具合が発生した時の対処方法

Linux,Linux奮闘記

大前提として管理人は超ド級のLinux NOOBにつきご容赦ください。スマートなやり方ではないかもしれません。言い訳おわり。使用しているディストリビューションはLubuntuで、他のディストリではこの方法で上手く行くかどうかはわかりません。

・メモリに余裕があるならSwapいらないんじゃね
メモリが少ない人はしない方が良いかもしれません。ということでSwapの無効化。

以下のファイルを開きます(ファイルマネージャをrootで起動)

/etc/sysctl.conf

以下の1行を追加して保存

vm.swappiness = 0

OS再起動後に無効化完了。

・Intel iGPUでのV-Syncの有効化
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2016/06/20追記と注意
Lubuntu16.04ではこの方法でV-Syncの有効化ができませんでした。Lubuntu14.04とXubuntu16.04はイケました。試す際はバージョンにお気をつけくださいませ。
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自分の環境ではGUI内にV-Syncの設定項目があるものの、グレーアウトして選択出来ません。同じようにグレーアウトしていて選択が出来ずテアリングが気になる人は、ちょいとテキストを作成・編集してV-Syncを有効にしましょう。対象はIntelのiGPUです。GeForceやRADEONなら、さすがにドライバのコントロールパネル内に設定項目があるはず。

テキストエディタを開いて以下の内容をコピペして「20-intel.conf」というファイル名(「」は除く)でデスクトップに保存

Section "Device"
   Identifier  "Intel Graphics"
   Driver      "intel"
   Option      "AccelMethod"  "sna"
Option         "TearFree" "true"
EndSection

ファイルマネージャをrootで起動して、保存した「20-intel.conf」を以下のフォルダ内にコピペ

/usr/share/X11/xorg.conf.d/

(コピペ完了後はデスクトップの「20-intel.conf」は消して構いません)

次に以下のファイルをファイルマネージャから開きます

/etc/default/grub

テキスト内の以下の部分を変更

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="i915.i915_enable_rc6=1 i915.semaphores=1 pcie_aspm=force"

OS再起動後にV-Syncが有効になります。

OSを再起動しなくても適用させる方法があったと思うのですが、覚えておりません。前者はやってもやらなくても良いような気がするものの、メモリに余裕があるのにHDDがカリカリうるさかったり、無駄にSSD寿命を消費したくない人なら設定しておいて良いかも。後者はお好みで。動画をよく見る人なら設定しておいて良いかも。そんなメモ記事でした。

2016/01/03追記
V-Syncを有効化した状態で、他のPCやスマホからVNCでLinuxにアクセスすると、Linux側のモニタ出力が消えるという不具合(仕様?)に遭遇しました(VNC側は表示されます)。V-Syncを無効化することでこの不具合は回避出来ます。Linux側のモニタも表示させたい人はV-Syncを有効にしない方が良いかもしれません。

GeForce

Star Wars Battlefrontに最適化された358.50ドライバが公開されました。リリースノートによると以下の修正が施されております。

WinVISTA/7/8系
・サブディスプレイの点滅問題の修正

Windows10
・MechWarrior OnlineでFPS低下問題の修正
・RPGツクールのゲームがチラつく問題の修正

ダウンロードは↓下記サイトからどうぞ。

358.50WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/92240/jp
358.50WHQL Windows 7/8/8.1/Vista 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/92222/jp

358.50WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/92348/jp
358.50WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/92330/jp

不具合情報は公式スレが進んでから後ほど。

追記
不具合情報↓書きました。
【GPU】 GeForce 358.50 ドライバ 不具合情報

Windows,WindowsUpdate

KB2952664はWindows10へのアップグレード用のパッチのため、アプグレする気の無い人は再度非表示にしてどうぞ。

一緒に来ているKB3083710(ざっと見た限り、KB3083324の置き換え)はWindowsUpdateの新しいクライアントのようですが、セキュリティパッチでは無いWindowsUpdateクライアントのアップデートは、現状、使っていて問題がなければわざわざ入れる必要は無いと思います。テスターになりたい方はインストールしてどうぞ。

ちなみに2015年4月度以降のWindowsUpdateクライアントには、全てWin10関連が盛り込まれていると見て間違いないのでご注意ください。

詳細は↓こちらへどうぞ。
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか

オプションは真っ先に罠パッチが投げ込まれるので、基本的に全スルー推奨でございます。入れないとやばいようなセキュリティパッチは重要に上がってくるでしょう(だからと言って重要のパッチは安全と言っているわけではありません)。試してみたい人はどうぞ遠慮なく。

インストール不要なKBリストは以下をご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Win8.1関連の追記
同日に来たWin8.1用KB3083711とKB2976978もこちらで追記。上記のWin7と似たような内容ですが。

KB3083711はファイル名からしてKB3083325の置き換えでWindowsUpdateのクライアントの模様。セキュリティパッチでは無いWindowsUpdateクライアントのアップデートは、現状、使っていて問題がなければわざわざ入れる必要は無いと思います。テスターになりたい方はインストールしてどうぞ。

上の方でも書いていますが、4月度以降のWindowsUpdateクライアントには全てWin10関連が盛り込まれていると見て間違いないのでご注意ください。

KB2976978は以前に来たものの再表示、CEIP関連のためわざわざ入れる必要はありません。MSに情報提供したい人は入れてどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

再々々表示くらいかもしれない。中身に変更があったのか、非表示にしていてもWindows8.1環境下でまた表示されるようになっているそうです。

一度非表示にしたからもう安心、と油断せず、しっかりと番号を確認・検索して、Windows10にアップグレードしたくない人や、無駄にPCのリソースを喰われたくない人は地雷を踏まないようご注意を。

KB3035583と入れなくても良いKBについては下記をご参照くださいませ。

【アプデ】 Windows Update KB3035583 GWXConfigManager.exeは糞である
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate


(Source:Digitalmediaphile / MSフォーラム)

Windows10のWindowsUpdateからSurfacePro3のファームウェアが配信されて、無事そのまま死亡するケースがある模様。お気をつけくださいませ。やっちまった人はソース元に対処方法が書かれていますのでそちらをご参照ください。

MSさん、順調に信用を落としていっていますが内部が混乱しているんすかね。日本のMS公式フォーラムでも、日本語が不自由なMS社員(写真を見た限り日本人ではない)がトンチンカンな対応をするようになっていますし。

 MS公式フォーラム
 yahooメールが受信できない

 ・三行まとめ
  質問者「Outlookでyahooメールが受信できなくなりました」
  MS社員「他社製品の広告をやめてください」
  全員「は?」

本当にこういった会話をしているんです。詳細は上記リンク先をご覧ください。

Windows,雑記


http://www.microsoft.com/ja-jp/download/search.aspx?q=directx

↑MSのサイトでDirectXのインストーラをクリックすると


https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

↑ここに飛ばされる。ファッ!?

なんてことになるんじゃ、と思ったら既に被害者もいる模様。

お気をつけくださいませ…ひでぇ手口だ…

10/6追記
本当のDirectXのインストーラはたぶん↓これ。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/confirmation.aspx?id=35

GPU

「ミドルレンジを2枚にすれば高性能で安い!」 とか 「○○を使っているんですが2枚挿しにするのとハイエンドGPU1枚にするの、どちらが良いでしょうか」 とか、そういった話をたまに見ますよね。個人的にはミドルレンジでのSLI / CFXはおすすめしません。

インディーズやマイナーなゲーム、はたまたメジャーなゲームでもSLI / CFXに対応していないことが多々あります。パッと出てくる2015年のゲームだけでも↓これくらいはあります。

Windows

タイトルの通り、Win10+avastの組み合わせでタスクバーとCortanaが動かなくなることがあるそうです。ご注意を。

当分の間はソフトの相性でこういった不具合は起こり続けるでしょう。常々申しておりますが、そういうのが面倒な人は様子見推奨でございます。無償アップグレードは来年の夏まで可能です。お使いのWindows7は2020年、Windows8.1に至っては2023年までサポートされております。

今、Windows10にアップグレードするかどうかの目安としては、下記の日本MS公式フォーラムのトラブル報告を見て、自分で対処出来そうかどうかが判断材料になるかもしれません。

日本MS公式フォーラム

ソース
TechWorm
Windows 10 critical error Taskbar and Cortana not working related to Avast Anti-virus
海外MS公式フォーラム
* Critical Error * Start Menu and Cortana aren't working.

CPU,ウイルス

ザックリ翻訳 (上記画像はクリックで拡大)
IntelはSoftware Guard Extensions(SGX)をサポートした新しいSkylake(仕様変更)を出荷することを発表しました。この機能はセキュリティを高めるように設計されたx86拡張セットです。SGXを使うためにはOSとアプリケーションの両方でサポートされている必要があります。また、この機能は初期のSkylakeではサポートされておらず、サポートされなかった理由は不明です。

(ソース:Intel alters design of Skylake processors to enhance security)


マイナーな仕様変更が入るようです。概要を見るに、アンチウイルス系ソフトの負荷を軽減、もしくは高速化させるような命令が追加される感じでしょうか。特定のデータをアクセス出来ないようにする機能のようです。

仕様が変更されるCPUリストは下記アドレスへどうぞ。

http://qdms.intel.com/dm/i.aspx/5A160770-FC47-47A0-BF8A-062540456F0A/PCN114074-00.pdf

デスクトップ向けのi7、i5は全部(だと思う)仕様変更のようです。

追記
仕様変更があっても既存のマザボでの使用に問題はないそうです。

RADEON

前回のあらすじ、15.9で割と深刻なメモリリーク問題発生。

思った以上に早く修正が来ました。ダウンロードは下記アドレスからどうぞ。修正内容はメモリリーク問題への対処のみとなります。

Catalyst 15.9.1 Beta
http://support.amd.com/ja-jp/download

Windows,WindowsUpdate


(ソース:Microsoft stays mum on mystery Windows 7 patch)

1行翻訳
MS「ごっめーん、うっかりミスってテスト中のを配信しちゃった☆」


Windows7用のアプデでインストールしたらシステムがクラッシュすることがあるそうです。現在は配信が停止されているようですが、こんなうっかりをやらかすようなWindowsUpdate、果たして自動更新は安心と言えるのでしょうか。言えるわけがない。

問題のある糞パッチのフルネームは

gYxseNjwafVPfgsoHnzLblmmAxZUiOnGcchqEAEwjyxwjUIfpXfJQcdLapTmFaqHGCFsdvpLarmPJLOZYMEILGNIPwNOgEazuBVJcyVjBRL

になります。一応。

Windows,ウイルス


WinRAR5.21の機能を悪用して、アーカイブ内の任意のexeファイルを実行出来る脆弱性があるそうです。↓こんな感じ。

対策方法としては

・WinRAR5.21を使わない
・そもそも信頼の出来ない圧縮ファイルに触れない
・他の圧縮・解凍ソフトを使う

など。

「これ絶対ウイルスだけどどんなウイルスが入っているか調べてみよう!」なんて好奇心で圧縮ファイルを解凍しようものなら、その時点でアウトになる可能性も。こわ…

ソース
RARLAB
About a supposed WinRAR self-extracting archives vulnerability
WCCF TECH
WinRAR Exploit Could Put 500 Million Users at Risk – Yet to be Patched

RADEON

HD7000~FuryシリーズのGPU + Catalyst15.9の環境下で、ウィンドウのサイズを手動で変更するだけでメモリを消費していき、プログラムを終了してもメモリが開放されなかったり、ChromeやFirefoxを使用中にメモリを消費しまくったり、様々な場面でメモリリークが発生することがあるようです。

原因はドライバそのものの不具合で、AMDいわく「我々はこの問題を認識しています。出来るだけ早く解決することに取り組んでいます」とのこと。15.9を試す際はご注意ください。

10/1追記
修正パッチが出ました。

ソース
Reddit
Warning: Big gpu memory leak bug in 15.9 beta on resizing of any window!
WCCF TECH
Memory Leak Bug Reported in New Beta Catalyst 15.9

Windows,レジストリ


結論、犯人はNetwork Connectivity Status Indicator (NCSI)。これで「あっ…(察し)」って人は、以下、見るだけ時間の無駄な記事内容でございます。

で、ずっと疑問でした。OS起動時に数百バイトほど、システムファイル(svchost.exe)が一体akamai鯖と何の通信をしているのだろうと。akamaiって何ぞって人は下記をご参照くださいませ。

 技術評論社
 第19回 世界の2割のトラフィックを捌くAkamai

国内でも海外でもまったく情報が見つからず、長いこと放置していたのですが、パケット解析ソフトのWiresharkを使って中身を覗いてみましたらこんな文字列が。

 www.msftncsi.com: type CNAME, class IN, cname www.msftncsi.com.edgesuite.net
 CNAME: a1961.dspg2.akamai.net

どうやら「www.msftncsi.com」と通信しようとしているようです。「www.msftncsi.com」について調べてみると「ネットワークに繋がっているかどうかの確認用鯖」だそうです。

OS起動⇒接続がちゃんと出来てるか調べてやんよ⇒www.msftncsi.com(akamai)と通信

大体こんな感じ。はい、謎が解けてスッキリしました。特に必要が無く、無効にしたい人は下記のレジストリを変更してどうぞ。

 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NlaSvc\Parameters\Internet
 EnableActiveProbing 1(有効) ⇒ 0(無効)

参考文献はWindowsVISTAの記事ですが、Windows7もこれでOS起動時にakamaiに接続しなくなりました。多分Vista以降、全部いけるんじゃないかと思います。

参考文献
付録K:WindowsServer2008のネットワーク接続状態インジケータとこれにより発生するインターネット通信
Appendix K: Network Connectivity Status Indicator and Resulting Internet Communication in Windows Vista