CPU

AMDのフランス語ページでTHREADRIPPER 2990WXに関する情報が公開されました。といっても、先走って公開してしまったようで現在は見ることができなくなっています。しかし、Googleキャッシュには残っており、そこにはCinebench R15のスコアについて書き記されていました。

「Cinebench R15のスコアはIntel i9-7980XEは平均3,335.2ポイントですが、THREADRIPPER 2990WXは平均5099.3ポイントと、Intelよりも53%も高速です」

AMDの公式発表によると平均5,099cbというとてつもないスコアを叩き出したとのことです。32C64T、半端ないですね!

2018/08/14追記
THREADRIPPER 2990WXの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,マザーボード

先日、MSIがIntel 9000シリーズ向けBIOSの公開を発表しましたが、Gigabyteも同様の発表を行いました。Gigabyteによると、以下のZ370、H370、B360、H310マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。

これらのマザーボード用BIOSはGigabyteのページよりダウンロードが可能となっています。

GeForce

『Monster Hunter: World』、『Warcraft: Battle for Azeroth』に最適化されたGeForce 398.82ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・サラウンドモードだとNVIDIAコントロールパネルにG-Syncの項目が表示されない問題
・1x3サラウンドがNVIDIAコントロールパネルから設定できない問題
・G-Sync + GTX 1080のSLI環境でHDR有効後にWorld of Warcraft: Legionを起動すると色がおかしくなる問題
・SLI環境でダークソウル リマスタードを起動し、ゲーム内でアンチエイリアスを使用すると残像が発生する問題
・NVIDIAサラウンドホットキーが機能しない問題
・Dead by DaylightでNVIDIA Freestyleが動作しない問題
・GTX 1080 Ti OCモデルでGameStreamを使用すると、白いドットが表示される問題
・Unreal Engine 4を使用したゲームを実行していると、Resource creationリークが発生する問題
・Wolfenstein IIでグラフィカルエフェクトが表示されない問題
・[G-Sync][Multiple Apps]: Applications don't run in IFlip when using the native resolution, preventing G-Sync from triggering. (※どういうことか理解できなかったため原文ママ)
・Wolfenstein II: The New Colossusでテクスチャが黒くなる問題
・LG製TVのファークウェアを4.70.xにアップデートすると、GTX 1080環境でDolby Visionが動作しなくなる問題


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

398.82WHQL Windows7 / 8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/136679/jp

398.82WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/136715/jp

2018/8/3追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

CPU,マザーボード


(Source:MSI)

MSIは公式にIntel 9000シリーズ向けBIOSを公開したことを発表しました。以下のZ370マザーボードが9000シリーズに対応しているとのことです。

これらのBIOSはMSIのページよりダウンロードが可能となっています。

MSIだけに限らず2018年7月上旬頃から、マザーボードメーカー各社が9000シリーズ向けと思われるBIOSを公開しています。9000シリーズにアップグレードを検討されている方は、お使いのマザーボード用BIOSが出ていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。

GeForce


(Source:NVIDIA / GeForce Gaming Celebration)

NVIDIAは2018年8月20日~21日にドイツで『GeForce Gaming Celebration』を開催することを発表しました。このイベントは2017年2月にも行われており、そのときはGTX 1080 Tiが発表されました。

Celebration(お祝い)と題されたこのイベントが開催されるということは、次世代GeForceに関する発表があると見て間違いなさそうです。

2018/8/21追記
GeForce RTX 20シリーズが発表されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

更新履歴
① 7/31AM10:45、KB4346407(Win7/4.6-4.7.2用)の64bitと32bitのリンクが逆になっていたのを修正しました。すみませんでした。

2018年7月度の.NETパッチを適用すると、一部の.NETアプリケーションでエラーが発生する不具合が出ていました。MicrosoftはWindows7 / 8.1向けに、この不具合の修正パッチを公開しました。

修正パッチはMicrosoft Updateカタログでのみ配信されており、WindowsUpdateには降ってきません。必要な方はお使いの.NETバージョン用パッチを下記直リンクよりどうぞ。特にエラーが出ておらず、お困りでない場合は無理に入れる必要はありません。

Windows

Microsoftが提供する脆弱性緩和ツールEnhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET)が本日2018年7月31日をもってサポート終了となります。これ以降、サポートや更新プログラムの提供はありません。

とはいえ、引き続き使用することはできるようなので、触ってみたい、使うかもしれない、という方は、公開終了になる前に今のうちにダウンロードをしておいてはいかがでしょうか。ダウンロードは下記よりどうぞ。

Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.52
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=54264

なお、Windows10 v1709 Fall Creators Update以降にはWindows DefenderにEMETが統合されています。EMET単体での使用はWindows7 / 8.1向けとなります。

PCゲーム全般


(Source:Yakuza 0 тест GPU/CPU)

龍が如く0 誓いの場所』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは下記になります。

上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 1060 6GB(Min 60 fps) / RX 480 8GB(Min 60 fps)以上が必要となってきます。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

CPU


(Source:Ars Technica)

Meltdownの発見者の一人、Daniel Gruss氏は、Spectreを利用した新たな攻撃方法『NetSpectre』を発表しました。NetSpectreはJavaScriptを用いてSpectre攻撃を行い、Spectreと同様に特定のデータにアクセスが行われる危険性があります。

しかし、NetSpectreの動作は非常に遅く、Intelベースのシステムとギガビットネットワークを使用してもデータ抽出は30分に1バイト、AVX2を使用しても8分に1バイト、場合によっては数時間ごとにさらに速度が低下します。最速で抽出を行えたとしても1MBのデータを読み取るのに約15年を必要とします。

非常に低速なのがネックですが、特定の暗号化キーだけにターゲットを絞り込めばデータ抽出は可能とも言われています。

NetSpectreに対してIntelは 「NetSpectreはCVE-2017-5753(Bounds Check Bypass Store(BCBS))を利用したアプリケーションであり、既に公開しているソフトウェア側の変更による緩和策が有効です」 と述べています。

SSD

更新履歴
① X600の256GB / 512GBモデルの容量について加筆。

SanDiskのSATA SSD、X600とUltra 3Dはカタログ上は同一スペックで価格もほぼ同じです。

両SSDの違いは何なのか、性能に違いはあるのか、気になったのでSanDiskに問い合わせてみました。いただいたお返事がこちら。

CPU

前回のあらすじ。上記画像の9000番台CPUスペックがリーク。

リークしたSoothepain氏によるとi7-9700Kは8C8Tと主張しており、これまでのi7ブランドとは異なった傾向に驚きを覚えましたが、そんなi7-9700Kが早くもSandraのデータベースに掲載されました。それがこちら。

CPU


(Source:SpectreRSB / BleepingComputer / Intel)

Spectreに関連する新たなCPUの脆弱性『SpectreRSB』がカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)のセキュリティ研究チームよって発表されました。攻撃手法にはReturn Stack Buffer (RSB)を悪用し、SpectreRSBもSpectreと同様に特定のデータにアクセスが行われる危険性があります。

SpectreRSBは現在IntelのCPUで実証されています。AMDとARMのCPUではテストされていませんが、どちらもRSBを使用するため両社にも報告されました。

SpectreRSBの厄介な点として、UCRの研究者は 「これまでに公開されたマイクロコードなどの既知の緩和策では全てのSpectreRSB攻撃を止めることはできない」 と伝えています。しかし、IntelはUCRの研究者とは反対に、SpectreRSBに対しても既知の緩和策が有効との見解を示しました。