Windows,WindowsUpdate

2015/10/21、WindowsUpdateのオプションでKB3095649が配信されました。

KB3095649
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3095649

<修正内容>
・Windowsの8.1でのWin32k.sysドライバーでタッチハードウェアの品質保証(THQA)証明書検証チェックを削除します。
・システムがフォントファイルを開いたまま残り、Windows Server2012 R2のCreateScalableFontResourceの呼び出し時に使用されているときに削除することができない。

説明を見るとこんな具合。後者はイマイチ理解出来ませんでしたが、パッと見た限りWin8系用のアップデートのようで、上記MSのページでWin7に関する記載は見つけられませんでした(Win7にも配信されています)。

このパッチのせいで何か不具合が発生した等の報告は今のところ見られませんが、Win7に関する説明がありませんので、Win7ユーザで不安な人はわざわざ人柱にならずとも、Win7向けの詳細情報が公開されるまで様子見しておいても問題はないでしょう。セキュリティパッチではないため、緊急性も特にはございません。

Windows

Windows8から上記のような仕様があるようですが、Windows10ではこれを無効に出来ないそうです。この問題は今年の3月下旬にMSフォーラムで報告され、MSは「この問題を認識しています」と言ったっきり、それから半年経った今も解決されていません。

もし、マルチモニタをお使いの方で、Windows10への移行を考えている場合、この仕様があることを念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

管理人もマルチモニタで右下に配置しているため、この問題はちょっと糞いと思います。マウス移動の際、いちいち引っかかったらブチギレる。もちろん、これが便利という人もいるでしょう。ただ、オンオフくらい出来るオプションがあっても良いと言いますか、何故8時代にあったオプションを消したし的な。

2016/03/03追記
未だにMSは修正していませんが、無効化させるプログラムが登場しました。

ソース
KitGuru
Microsoft hasn't fixed Windows 10's sticky corners in six months

Win10チューニング,Windows

2行翻訳
「FMAPP.exeを終了させたら一発で直った」
「マジだった」

ソース
Windows 10 hardware is off to a shaky start
Windows 10 Mouse Lagging


FMAPP.exeはRealtekのドライバ関連で、このファイルを改名したりして起動させないようするだけで良いそうです。Windows10で同様の問題をお持ちの人は、FMAPP.exeが起動しているか確認してみると良いかもしれません。

ファイルの場所
C:\Program Files\Realtek\Audio\HDA\FMAPP.exe

Windows,レジストリ

C:\Windows\System32\wfpにwfpdiag.etlというファイルがあります。具体的にこれはなんぞ、と申しますと、知らん。中身を覗いたら使用ブラウザ名が記載されていましたので、通信があったアプリのLogだと思われます。MSの説明によると

Windows でのポートのスキャン防止フィルターの動作
このシナリオでは、C:\Windows\System32\wfp\wfpdiag.etl ログに書き込みを行うときに大量のディスク I/O を生成する可能性があります。
(ソース:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3044882)

と書かれていました。サーバ運用等でLog取りがオンの状態だと負荷が掛かる感じなんですかね、わからん。そもそも通信があったアプリのLogなんていらないし(管理人は別のソフトで記録しているので)、ってことでオフにしてみることに。同ページにレジストリからオフに変更の仕方も書いてありました。

肝心の「次のレジストリサブキー」が書かれていませんでした。

MSーッ!!ど、どこに「CollectNetEvents」を追加したらええんや…

もちろん自分のレジストリを「CollectNetEvents」で検索しても見つからず(追加しろって書いてあるんだから当然)。とりあえず「CollectNetEvents」に絞って検索してみるもHitしたのはわずか4件…。内3件は上記MSサイトの言語違いページ。関連ワードで日本と英語圏を検索してみるもまったく情報無し。3時間くらい検索し続けて辿り着いた中華圏にやっとこさ情報が。


(ソース:C:\Windows\System32\有两个造成大量写入的日志文件,求禁用方法)

「wfpdiag.etlへの書き込みを抑止したい!」
「コマンドプロンプトでこれを実行な ⇒ netsh wfp set options netevents = off」

大体こんな会話だと思う。やってみました。wfpdiag.etlへの書き込みが無くなりました。おわり。

wfpdiag.etlへのLog取り無効化 (コマンドプロンプトで実行)
netsh wfp set options netevents = off

wfpdiag.etlへのLog取り有効化 (コマンドプロンプトで実行)
netsh wfp set options netevents = on

無効化後にレジストリを調べてみると

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\BFE\Parameters\Policy\Options
CollectNetEvents 0

上記項目に「CollectNetEvents」が追加されていました。MSの説明を補完すると、この部分に「CollectNetEvents」を追加すると無効化出来ると思います。MSさん頼んまっせ…

余談ですが「netsh wfp set options netevents = off」で検索してみるとHITするのは中国語とロシア語ばかり。あっちの方ではメジャーな設定変更なんですかね…

最後に、この記事はwfpdiag.etlのLog取り無効化をオススメするものではありません。これを無効化したことでどんな影響が出るかは不明です。じゃあなんでやってみた。そこにLogがあるから止めてみた。

12/28追記
ログ取りを停止してから約2ヵ月後、衝撃的でも何でも無い結果を書きました。
【Win7】 イベントトレースとwfpdiag.etlのログを停止して運用するとどうなるの

PCゲーム全般

2015年11月17日発売予定のThe Crew Wild Runのベータ版の各種ベンチマークが公開されました。激重です。最初に結論だけ言いますと、FHDのウルトラ設定でMin60FPSを保つには、シングルカードだと980Tiが必要な模様(正確には980TiでもMin59FPS)。ヒュー…。逆にCPUは何でも良さげです。

以下、ベンチマークになります。

Windows,レジストリ

にするとどうなるのか。気になったのでやってみました。イベントビューアーが無事死亡しました(無効にしたものを有効に戻すと復活します)。初心者にはオススメ出来ない。え、誰もしないって?ごもっとも。おわり。

以下、気になって調べたメモ2点。

・AITEventLog

AITはApplication Impact Telemetryの略、どうみてもテレメトリ。テレメトリ関連を無効にしていてもLogだけは取り続けている模様。これ単品を無効にしてもイベントビューアーには影響無し。しかし、無効にしても何故かC:\Windows\System32\LogFiles\AITにログ取りは続行中。

下記のレジストリを変更でLog取り完全停止。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AppCompatFlags\AIT
AITEnable 1 ⇒ 0
(Logを記録しない)

・WdiContextLog

WDIはWindows診断インフラストラクチャの略。MSの説明を見てもいまいち分からないものの、多分、メモリ診断とかネットワーク診断とかその辺?なんたら診断を使わない人や、サービスでDiagnostic系を無効にしている人には影響がないと思われ。OS起動時にC:\Windows\System32\wdi\LogFiles内のWdiContextLog.etl.001~003等に書き込みが発生。イベントビューアーへの影響は無し。これもパフォーマンスモニタで無効にしてもログ取り続行中。

下記のレジストリを変更でLog取り完全停止。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance
DisableDiagnosticTracing 0 ⇒ 1(Logを記録しない)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance\BootCKCLSettings
Start 1 ⇒ 0(Logを記録しない)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Diagnostics\Performance\ShutdownCKCLSettings
Start 1 ⇒ 0(Logを記録しない)

(参考:https://sites.google.com/site/tweakradje/windows/windows-tweaking)

備考:このレジストリ項目は所有者をAdminに変更して、Adminをフルコントロールにしないと編集出来ません

これ、停止したからといって「PCが速くなった!」なんてことはないです。変更をオススメするものではありません。どんな影響が出るかは不明です。日本語情報が全然見つからなかったので書き残しておきます。

12/28追記
ログ取りを停止してから約2ヵ月後、衝撃的でも何でも無い結果を書きました。
【Win7】 イベントトレースとwfpdiag.etlのログを停止して運用するとどうなるの

Windows

Microsoftの現CEOサトヤ・ナデラ氏宛に署名が始まりました。Windows10に対する要望内容は以下の2点です。(ザックリ意訳)

・WindowsUpdateにより多くの制御項目を加えるべきである
現状のWindowsUpdateは強制的なアップデートが行われ、システムの機能やビデオ及びディスプレイ表示、その他、これまでに重大な問題と損失を引き起こしました。

・Microsoftは各アップデートの詳細な情報を提供するべきである

Windows10のシステムを組織で維持するためには、ドキュメントの欠如があっては安全に運用することが出来ません。

署名したい人は下記サイトでどうぞ。

Change.org
What Computer users want changed in Windows 10

海外勢も現Windows10の仕様には不満のようですね。そりゃそうだわ。

GeForce

GeForce Experience 2.7.2.59BETAが公開されました。前回の記事のドライバ配信方法の変更に伴い、2015年12月以降、Webサイトからのドライバ配信は四半期ごとに1回、年4回のリリースになるそうです。

最新ゲームタイトルの発売に合わせて最適化されたドライバを入手するにはGFEがほぼ必須になる模様。GFEの最新版は下記からダウンロードしてどうぞ。

GeForce Experience 2.7.2.59 Beta (EXE直リンク)
http://us.download.nvidia.com/GFE/GFEClient/2.7.2.59/GeForce_Experience_Beta_v2.7.2.59.exe

しかし…最新ドライバを使いたいけど何らかの理由でGFEをインストールしたくないって人にとっては改悪ですね…

ソース
TECH POWER UP
NVIDIA Prepares a Controversial Change to its Driver Update Distribution

RADEON

Catalyst 15.10 Betaで解決した問題
・MPEG2再生時にエラーが出る問題の修正
・UE4ベンチマークを実行時にTDRが発生した問題の修正
・Star Wars Battlefrontでスイッチャブル・グラフィックスが使えるモバイルデバイス(Radeon搭載のゲーミングノート?)でハイパフォーマンスグラフィックスが選択可能に
・3Dディスプレイ+HDMI+PowerDVDで再生時の不具合の修正
・Ashes of the SingularityをDX12モードで使用すると応答停止が発生していた問題の修正
・一部の環境でドライバのインストールが正常に行えなかった問題の修正
・Youtubeを4Kで再生中に最大化と最小化を切り替えるとTDRが発生した問題の修正

(ソース:AMD Catalyst 15.10 Beta Driver for Windows Release Notes)


4K設定でYoutubeを見る人は入れた方が良さそうですね。ダウンロードはこちらから↓どうぞ。

AMD Catalyst 15.10 Beta Driver
http://support.amd.com/ja-jp/download

Windows,WindowsUpdate

そりゃこういう反応にもなりますわな。どうあがいても逆効果。もし、MSが信用を落とすことを目的としてやっているのなら大成功と言えるでしょう。

よくわかっていないご年配の方なんかだとこの罠を踏んでいる人もいるでしょうに。酷いなぁ…

GeForce

358.50で問題になっていた「G-Syncをオンにするとパフォーマンスが低下する問題」が修正された358.59Hotfixドライバが公開されました。ダウンロードは下記からどうぞ。

358.59Hotfix
http://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/3798

Windows,WindowsUpdate

まず最初に。既報ですが、人によってはオプションに「Windows10にアップグレード」が配信されていて、チェックが入ったままになっています。ご注意ください。鬱陶しい人は10関連のパッチを全削除しましょう。「10関連死すべし慈悲は無い」って人は↓をご参照くださいませ。

【Win】 入れなくても良いKBリスト。2015年10月14日まで分

それ以外の2015/10/14に配信されたKBザックリまとめ。

KB3093983
IEの脆弱性の修正。

KB3080446 / KB3093513
特別に細工されたツールバーオブジェクトを開くとリモートでコード実行がされる脆弱性の修正(KB3080446)とタブレットでの脆弱性の修正(KB3093513)。
(備考:この2パッチはMSセキュリティ情報MS15-109共通の模様。ファイルの中身は別物です。片方入れたら大丈夫というわけではありません)

KB3088195
特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される脆弱性の修正。
(備考:Win7で起動画面を変更した場合、再設定の必要有かも)
(備考2:Win7/8.1だとKB3088195、Win10だとKB3097617(内のKB3096447)を適用しているとSandboxieでSBIE1222エラーが発生する模様)

KB3097966
不注意で発行されたデジタル証明書の無効化パッチ。

KB3042058
暗号スイートにPFS(Perfect Forward Secrecy)のサポートを追加と優先度の変更。

KB890830
悪意のあるなんとかかんとか。

KB2999226
人によっては来ている模様。Cのランタイムっぽい。前にオプションで来ていたので必要性を感じず管理人は非表示入り。


ざっと見たところ、10関連の罠パッチは無い模様。Windowsの挙動も、今のところ問題有との報告は見かけません。

KB3083710
Win7用WindowsUpdateクライアントのアップデート。

KB3083711
Win8.1用WindowsUpdateクライアントのアップデート。

上記2パッチ(KB3083710/KB3083711)、数日前の初回配信日に即非表示にしていたので気づきませんでしたが、非表示にしていない人には10/14の配信で重要に来ている模様。2015年4月度以降のWindowsUpdateクライアントのアップデートには10関連が盛り込まれていると見てほぼ間違いありません。この件に関しては下記の記事を順番にご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか

SSD,ハードウェア全般

(ソース:「Intel SSD 750」専用水冷ヘッド「EK-FC I750 SSD」がEK Water Blocksから発売)


SSD用水冷ヘッドて。ちなみにIntel SSD 750って↓こんなんです。

これってそんなに熱くなるのだろうかと疑問に思い検索。軽く調べた限り、単品での温度は見つけられず、Intel SSD 750自体がどれだけ発熱するのかはわかりませんが、変態構成での温度が出てきました。


わ、わかります?ゲフォの間に挟まっているのがIntel SSD 750です。へ、変態だー!(褒め言葉)

この構成での温度は↓こんな感じ。

GPUアイドル / ケースのフロントファンオフ

室温 : 24-25度
Intel SSD 750温度 : 53度

GPUアイドル / ケースのフロントファン1020RPM
室温 : 26-27度
Intel SSD 750温度 : 49度

ちょっと熱いかな、って程度ですが、問題はGPUの高負荷時。


(ソース:Intel 750 Series SSD Reviewed: NVMe for the Consumer)

GPU高負荷(Valleyベンチマーク実行) / ケースのフロントファン1020RPM
室温 : 28-29度
Intel SSD 750温度 : 72度

ああ、うん、なるほど、こういう構成だと冷やしたくなるかも…

Windows,WindowsUpdate

前回のあらすじ。WindowsUpdateに「10にアップグレード」が来て最初からチェック入りと2chで話題に。

いやさ、ほら、さすがに、ね?そんなことやったらさ、ほら、頭おかしいじゃん?ニュースサイト等でも話題になっていないようですし、ほんとかなー、とちょっと疑っていたんですが

あっ…(察し)

これあかんやつや。

メッセージで教えていただいたのですが、Win7Proで9月度まで全部適用した環境のお方のところには来ていなかったそうです。(情報提供ありがとうございます!)

来る条件と来ない条件はわかりませんが、そこまで全国的に阿鼻叫喚になっていないところを見ると、今月に来た10月度のWUクライアント(KB3083710 (Win7) / KB3083711 (Win8.1))か、再表示で来たKB3035583(Win10アプグレ用糞パッチ)辺りが怪しい感じでしょうか。いやわかりませんよ。鵜呑みにしないでくださいね。

うーん、何がトリガーになっているんすかね。何にしてもこれだけは言わせてください。

やM糞。


こういった糞な事態を極力回避したい人は↓下記の記事をご参照くださいませ。
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト
「ああああ鬱陶しい!!!!」って人はWin10関連は片っ端から除去しましょう。

Windows,WindowsUpdate

(ソース:【田】Windows10へのアップグレード Part28【鶴】)


まじっすかねこれ。本当だとしたらMSイカれてるってレベルじゃないと思う。ちなみに管理人のWindowsUpdateクライアント(KB2887535使用)には来ていませんでした。

こういった糞な事態を極力回避したい人は↓下記の記事をご参照くださいませ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

追記
狂気の続報書きました。