(Source:AMD Radeon phases out the CrossFire brand as multi-GPU gets more complicated)
Radeon Software Crimson ReLive 17.9.2でRX VegaのマルチGPUがサポートされましたが、公開された↑のスライドショーでは『CrossFire』というワードは使用されておらず『mGPU』と表記されています。
このことを疑問に思った海外メディアのPCWolrdは、なぜ『CrossFire』と表記していないのかAMDに直接問い合わせました。
DirectX11ではAMDがCrossFireのプロファイルを作成する必要がありましたが、DirectX12ではその必要がなくなり、デベロッパ側がゲームをマルチGPUに対応させればmGPU(CrossFire)を使用できるようになったため、『CrossFire』ブランドから『mGPU』ブランドに変更されたとのことです。
つまるところ、ただの名称変更です。今後、AMDは『CrossFire』ではなく『mGPU』という名称を使用することが増えると思います。
ただ、『mGPU』は広義での『Multi-GPU』とも捉えられかねず、受け取り方次第ではNVIDIAとの区別化が曖昧になるため、ユーザ間ではCrossFire / SLIでの区別はしばらく残りそうな気がします。