GeForce

『Call of Duty: WWII』、『Wolfenstein II: The New Colossus』、『Need for Speed Payback』に最適化されたGeForce 388.13ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合の修正が施されています。


・2台目のモニタが表示されない問題
・デバイスマネージャに黄色いマークが表示される問題
・dGPUを使用したノートPCでストリーミングゲームをフルスクリーンに切り替えたとき、一瞬表示がおかしくなる問題


注意点として、387.92から発生していたPhotoshop CC 2017の不具合はWin10は解消しましたが、Win7は未だ解消してません。Photoshop CC 2017を起動して最初に『パスぼかし』を選択すると 「Photoshopでディスプレイドライバに問題が発生しました」 といったようなエラーが表示されます。(英文を日本語訳にしたため、実際の表示は若干異なるかもしれません) Photoshop CC 2017をお使いの方はお気をつけくださいませ。

ドライバのダウンロードは下記サイトからどうぞ。

388.13WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/126209/jp

388.13WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/126191/jp

388.13WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/126245/jp

388.13WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/126227/jp

2017/11/1追記
不具合情報書きました。詳細は下記の記事へどうぞ。
【GPU】 GeForce 388.13 ドライバ 不具合情報

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

CPU

2017年10月26日、Intelのブライアン・クルザニッチCEOは2017年第3四半期(7~9月)の決算報告で、10nm世代について下記のように言及しました。

ブライアン・クルザニッチCEO
我々は2017年末までに少量の10nm製品を出荷する予定です。2018年後半には多くの10nm製品が利用可能になるでしょう。

同氏は2017年1月のCES 2017でも10nm世代となるCannon Lakeは 「2017年中に出荷予定」 と述べており、今回、再度明言した形となります。

しかし、最初は少量しか出荷されないため、海外メディアのLiliputingでは 「実際に入手できるようになるのは2018年中頃になるかもしれない」 といった予想もされています。

SSD

前回のあらすじ。3D TLC NANDを採用した『WD Blue 3D』と『SanDisk Ultra 3D SSD』は中身がまったく一緒。そしてその書き込み速度はTLC特有の書き込み途中での減速もなく、MLCの名機『SanDisk Extreme PRO』に匹敵することが明らかに。

WD Blue 3D(SanDisk Ultra 3D SSD)

SanDisk Extreme PRO

(Source:Tom's Hardware / CDRLabs.com)

ということで、WD Blue 3DのWDS200T2B0Aを購入したので軽くレビューを。

の前に、下記の記事を未読でしたら是非ご一読ください。
【SSD】 大きなファイルの書き込み速度目当てでTLCのSSDを買うとき、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は参考にしない方が良いTLC SSDでありがちな書き込み途中で減速する現象について書き記しています。

前回の記事でHD Tune Proでの結果が出ているので、これ以上書くこともあまりないのですが、実際のファイルコピペに掛かる書き込み時間の比較を少々。

RADEON

Radeon Software Crimson ReLive 17.10.3ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・RX VegaシリーズでWolfenstein II: The New Colossusを起動するとアプリケーションがハングしたりクラッシュする問題
・RX VegaシリーズでDestiny 2をプレイすると、シングルプレイヤーミッション6でアプリケーションがハングしたりクラッシュする問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.3
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.10.3-Release-Notes.aspx

PCゲーム全般


(Source:Assassin's Creed Origins тест GPU/CPU)

アサシンクリードオリジンズ』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンをFHD最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 1080 8GB(Min63fps) / RX Vega 64 8GB(Min60fps)以上で可能となっています。

前作のアサシンクリードシンジケートでは当時最高のGPU、GTX 980 TiやMaxwell TITAN XをもってしてもMin60fpsの維持が困難でした。今までのアサクリシリーズの激重っぷりから考えたら、最高GPUじゃなくてもこんなにもフレームレートが出るなんてめちゃくちゃ軽いですよこれ!!(錯乱) なお、現時点でSLI / CFはサポートされていません。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

GeForce

GeForce 388.10 Hotfixドライバが公開されました。このドライバでは下記の不具合の修正が施されています。


・特定のKeplerカードで『Wolfenstein II: The New Colossus』をプレイしたときの安定性の修正


具体的なことは書かれていませんが、一部のKeplerカードで『Wolfenstein II: The New Colossus』が不安定になっていたようです。Kepler勢以外はスルーで良いでしょう。ダウンロードは下記の直リンクからどうぞ。

 388.10 Hotfix Windows 7/8.1 64bit版
 388.10 Hotfix Windows 7/8.1 32bit版

 388.10 Hotfix Windows 10専用 64bit版
 388.10 Hotfix Windows 10専用 32bit版

関連記事
【GPU】 GeForce 388.00 ドライバ 不具合情報
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

PCゲーム全般


(Source:Wolfenstein II: The New Colossus тест GPU/CPU)

Wolfenstein II: The New Colossus』製品版の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンをFHD最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 980 Ti 6GB(Min70fps) / RX 480X 8GB(Min61fps)以上で可能となっています。なお、現時点でSLI / CFはサポートされていません。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

海外メディアのThe INQUIRERは、Razer製ノートPCにWindows10 Fall Creators Updateを適用すると不具合が生じることを報じました。

Razer製ノートPCで使用されているドライバがFall Creators Update向けに更新されていないため、スリープから復帰後にトラックパッドやキーボード、USBが使用不能になるとのことです。なお、この不具合はバッテリー駆動時にのみ発生し、電源駆動時には発生しません。

ユーザの方はRazerのサイトや公式フォーラムの当該スレッドなどで情報を追って、この問題が修正されるまではFall Creators Updateの適用は避けておいた方が良いでしょう。

< Update 1 >
この問題についてMSフォーラムでMicrosoftから告知がありました。 「2017年11月15日のWindowsUpdateでのリリースを目標に修正作業を進めている」 とのことです。

CPU


(Source:TECH POWER UP / AnandTech)

IntelはCoffee Lakeから、全コアに掛かるターボクロックの公表を廃止しました。公開されるターボブーストのクロックは、1コアに掛かる最大クロックのみとなります。

理由は 「ターボクロックはシステム構成や作業負荷に依存するため」 としていますが、より詳細な説明はされていません。つまるところ、今後、1コアターボクロック以外は保証されなくなり、CPUの品質によっては全コアや2コア以上に掛かるターボクロックに差異が生じてくる可能性が懸念されます。

しかし、実際のところ、AnandTechの調査によると

Coffee Lakeでは前情報どおり上記のターボブースト結果を得たとのことです。

また、他のレビューや報告などを見ても 「この個体は6コアTB4.2GHzまでしか上がらない」 や 「うちの個体は6コア4.5GHzまでいった!」 といったような、CPUの個体差でターボクロックが変わったという報告は見かけないため、Coffee Lakeに関しては上記のリストで間違いなさそうです。
(Enhanced Multi-Core Performanceでの全コア4.7GHzブーストは除く。というかこちらはCPUの個体差ではなくマザボ制御でのお話)

Coffee Lakeではあまり考える必要もなさそうですが、Cannon LakeやIce Lakeでは最悪『TBおみくじ』なんてことになるのかもしれません/(^o^)\ はたして、Cannon LakeやIce Lakeでもターボブーストの仕様は個体差に影響なく保たれ続けるのでしょうか……。

Win10チューニング,WindowsUpdate

X299またはX99 + NVMe SSD環境でWindows10 Fall Creators Updateへアップデートすると、エラーコード『0xc00000bb』と表示されたBSoDになるという不具合報告が複数出ています。

この問題は、2017年春のCreators UpdateのときにMSフォーラムで報告されましたが、Fall Creators Updateでも同じ問題が出るとのことで、再び同スレッドに書き込みが増えています。X299 / X99ユーザの方はお気をつけくださいませ。

なお、既存のシステムからのアップデートではなく、クリーンインストールの場合は上手くいくようです。

この問題についてCNETの取材に応じたMicrosoftは 「この問題を認識しており、できるだけ早く解決するためにデバイスパートナーと協力しています」 と語りました。

Win10チューニング,WindowsUpdate

ウイルス対策ソフト『ESET Smart Security Premium』のバージョンアップが公開されています。V10.1.219からV10.1.231にすることで、Windows10 Fall Creators Updateに対応するとのことです。

いただいた情報によると、V10.1.231へは自動更新されず、手動で更新する必要があるそうです。『ESET Smart Security Premium』をお使いの方は、下記のページを参考にアップデートをどうぞ。

 ESET Internet Security V10.1 へのバージョンアップ
 https://eset-info.canon-its.jp/support/versionup/eis.html

PCゲーム全般


(Source:Destiny 2 тест GPU/CPU)

Destiny 2』製品版の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンをFHD最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 970 3.5GB(Min61fps) / R9 290X 4GB(Min61fps)以上で可能となっています。素晴らしく軽いですね! ベータ版ではGTX 970 / R9 290X共にMin55fpsでしたが、ゲーム、もしくはドライバが最適化されたのかさらに軽くなりました。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

RADEON

Radeon Software Crimson ReLive 17.10.2ドライバが公開されました。このバージョンでは下記のサポートが含まれています。

  • Windows10 Fall Creators Update
  • Wolfenstein II: The New Colossus
    RX Vega 56で17.10.1 (2560x1440)から最大8%のパフォーマンスアップ
    RX 580で17.10.1 (2560x1440)から最大4%のパフォーマンスアップ
  • Destiny 2
    RX Vega 56で17.10.1 (2560x1440)から最大43%のパフォーマンスアップ
    RX 580で17.10.1 (2560x1440)から最大50%のパフォーマンスアップ
  • アサシンクリードオリジンズ
    RX Vega 56で17.10.1 (2560x1440)から最大16%のパフォーマンスアップ
    RX 580で17.10.1 (2560x1440)から最大13%のパフォーマンスアップ

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・『アプリと機能』のアンインストールオプションにRadeon Softwareが表示されない問題
・PUBGでUltra設定にしていると表示がおかしくなる問題
・Radeon Wattmanが正常に適用できない問題
・XConnectが正常に検出しない問題
・Hearts of Iron IVがクラッシュしたりシステムごとハングする問題
・Radeon設定のゲームタブに、検出されたゲームが自動的に入力されない問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

 Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.2
 http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.10.2-Release-Notes.aspx

< Update 1 >
Redditによると環境によっては17.10.2の適用でFreeSyncが使えなくなる場合があるようです。メッセージで頂いた情報では、17.10.2ドライバの再インストールでFreeSyncを使える場合もあれば、それがダメならロールバックが必要とのことです。FreeSync勢の方はお気をつけくださいませ。