メモリ

EE Timesによると、Micronは2017年7月1日に台湾にある製造工場『Fab 2』の稼動を停止しました。窒素ガス分離装置の事故により、ウェハや装置を汚染していたことが原因とのこと。

EE TimesがMicronに問い合わせたところ 「2017年7月1日の事故後すぐに復旧したため、当社のDRAM事業に大きな影響はありません。窒素が漏れることもなく、社員や環境にも影響はありません」 との回答を得ました。

しかし、DRAMやNANDを専門に扱うDRAMeXchangeによると、完全な復旧には時間が掛かり、DRAM世界生産量は5.5%減少が予想され、それに伴ってDRAM価格の上昇を懸念しています。

GPU

海外メディアのVideoCardzライザーケーブルの違いによるGPUベンチマークを公開しました。安物と高級品でどれくらいスコアに影響が出てくるのか。

まずは検証に使用するケーブルがこちら。

Windows

MicrosoftはWindows 7 vs Windows 10という公式ページを公開しています。検証に使われているマシンがこちら。

おわかりいただけただろうか……。

もうこの時点で見る価値はまったくありませんが、このスペックで比較した結果、もちろんWindows 10の全勝。締めのお言葉は 「最終成績: サクサク快適に使いたければ Windows 10 にすぐに乗り換えるべし」 とのこと。

これ、マシンのOSを逆にしたら、 「最終成績: サクサク快適に使いたければ Windows 7 にすぐに乗り換えるべし」 になることは間違いありません。OSの違いによって動作の差に自信があるなら同スペックでやるべきでしょう。少なくとも、Kaby Lake世代ならWindows 10の方がわずかにパフォーマンスは上です。

残念ながら、日本Microsoftの中の人は、これがただのマシンスペック対決にしかなっていないことも理解できないようです。あるいは理解した上でわざと

大きな差が出ると誤解を与える紹介をしているのでしょうか。

これ、景品表示法の優良誤認 「実際のものよりも著しく優良であると示すもの」 に当たるんじゃないですかね。

GPU

GPU-Z 2.2.0が公開されました。今回のバージョンではAdvancedタブにRADEONのメモリタイミングが表示されるようになったり、GT 1030のサポートの追加や各種バグフィックスが含まれています。あと、シングルコアCPUなどの古い環境での起動速度も速くなっているとか。

ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。

 TechPowerUp GPU-Z v2.2.0
 https://www.techpowerup.com/download/techpowerup-gpu-z/

雑記


(Source:http://www.fujitsu-webmart.com/jp/webmart/!ui073?DAI_CODE=2369)

↑は富士通WEB MARTで販売されているごく普通のPCですが、オプションのGPU増設を見てみると、

RADEON


(Source:Vega FE vs. Fury X at Same Clocks: "IPC" Testing)

海外メディアのGamersNexusは、RADEON Vega Frontier Edition(以下、Vega FE)のクロックをFury Xと同じにしたときのベンチマークを公開しました。Vega FEとFury XはIPCにどれだけの差があるのか。サクッと結果をどうぞ!

PCゲーム全般,RADEON


(Source:AMD Radeon Vega Frontier Edition CrossFire Testing)

海外の猛者がRADEON Vega Frontier EditionCrossFireにしてゲームをするとどうなるかという検証を行いました。狂ってやがる!(褒め言葉)

サクッとベンチマーク結果をどうぞ!

CPU

海外で8C16TのCore i7-7820Xの購入者からOC時の温度報告が出てまいりました。10C20Tのi9-7900Xは各所で報告が出ていますが、8C16Tのi7-7820Xはどんなもんなのか。

使用するCPUクーラーは

簡易水冷のCorsair H115iで、CPUの殻割は行っていません。また、室温は不明となります。サクッと結果をどうぞ!

GeForce

GeForce 384.80 Hotfixドライバが公開されました。このドライバでは下記の不具合の修正が施されています。


・Watch Dogs 2起動時にクラッシュする問題
・Simultaneous Multi Projectionを利用したVRアプリでスタッターが発生する問題


ダウンロードは下記の直リンクからどうぞ。

 384.80 Hotfix Windows 7/8.1 64bit版

 384.80 Hotfix Windows 7/8.1 32bit版

 384.80 Hotfix Windows 10専用 64bit版

 384.80 Hotfix Windows 10専用 32bit版

関連記事
【GPU】 GeForce 384.76 ドライバ 不具合情報
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

CPU,メモリ


(Source:http://hwbot.org/submission/3588222)

オーストラリアのオーバークロッカーnewlife氏は、RYZEN環境でDDR4メモリを4079.2MHz(2039.6MHz x2)にまでオーバークロックすることに成功しました。しかし、CPUクロックは

800MHzまで下げられており、このメモリクロックに達することがいかに厳しいかを物語っています。

RYZENの発売当初はメモリ周りが最適化されておらず、メモリクロックが伸びませんでした。実用性はともかく、ここまで伸びるようになったのは、6月に配信されたBIOSアップデート『AGESA v1.0.0.6』の効果が大きく出ているようです。

なお、2chによると、CPUをダウンクロックしたりせずに安定動作するメモリクロックはDDR4-3466~3600あたりが限界のようです。

GeForce


(Source:Nvidia quietly rolls out DX12 ... / NVIDIA Adds DirectX 12 Support ...)

GeForce 384.76ドライバで、FermiカードがひっそりとDirectX 12に対応していることが判明しました。ただし、完全な対応ではなく、必要最小限の一部機能にのみ対応となります。

GTX 470ユーザがTime Spyを試してみたところ、

とりあえず完走はしました。

しかし、GTX 570ユーザが実際のゲームでDirectX 11と12の比較をしたところ、

1

「DirectX 12のパフォーマンスは非常に悪い。数字に出ないところではDirectX 12の方がスタッターが酷かった。HITMANはDirectX 11も12もどちらも最後までベンチマークが通らなかったが、DirectX 11が80FPSのところ、DirectX 12は半分の40FPSだった」 と報告しています。

現状、 「とりあえず対応した」 といった感じですね。

CPU


(Source:Intel Job Listing reveals Next Generation Core Architecture plans)

<ザックリ意訳>
Intelは次世代のCoreアーキテクチャのために、優秀なエンジニアを募集している。

もし、あなたのアイデアをホワイトボードから数十億のシリコンに移す情熱があれば、オレゴン州の次世代CPUデザインチームに加わってください。我々は、Core IPを再構築するために、マイクロアーキテクチャ、ロジックデザイン、ハイスピードな回路設計の才能を求めています。

Ivy Bridge、Haswell、Broadwell、Skylake、Kaby Lakeは、全て2011年にリリースされたSandy Bridgeがベースとなっているが、Intelは今のところ2020年頃のTigerlakeでこのシリーズの終了を予定している。

この求人は、これまで続いてきたSandy Bridgeベースの設計を、数年後には新たなものに置き換える可能性が高いことを示しており、このチームはこれから今後10年間のベースとなる新しいCoreアーキテクチャの構築に取り組むことになるだろう。


上記内容が海外メディアのOC3Dにて報じられました。

Sandy以降も着実に性能の向上はしていますが、IPCに関してはスローペースでした。OC3Dの記事はライターの予想に基づいている部分もありますが、もし、このとおりに進めば、Tigerlakeの次はこれまでよりもひと回り上の性能向上が見られるかもしれませんね。

PCゲーム全般


(Source:LawBreakers тест GPU/CPU)

LawBreakersの各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンをFHD最高設定でMin60FPSを保つにはGTX 780 3GB(Min67FPS) / R9 290X 4GB(Min60FPS)以上で達成できます。GTX 1080 8GBだとMin153FPSという素晴らしい軽さ! なお、SLI / CFはサポートされていません。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

CPU


(Source:PassMark CPU Benchmarks - AMD vs Intel Market Share)

PassMark Softwareの調査によると、AMDのマーケットシェアが2017年Q2(4~6月)で+10.4%も急激に上がっていることが判明しました。

注意点として、このグラフの調査方法は、PassMarkを使用したマシンに基づいているため、実際の市場とは異なります。

それでも、この記録的な伸びからは、RYZEN効果がいかに驚異的なものであったかを示しており、競合他社にとっては気になる数値となりそうです。

RADEON


(Source:The Radeon Vega Frontier Edition 16GB Air Cooled Review)

RADEON Vega Frontier Edition(以下、Vega FE)の各種ゲームベンチマークが公開されました。前回、3DMarkのベンチマークはGTX 1080程度でしたが、実ゲームではどんなもんなのか。サクッと結果をどうぞ!