CPU

Rockit Coolから発売されているLGA1151用銅製カスタムIHS『Copper IHS for LGA 1151』とデフォルトのIHSではどれくらい温度に差があるのか。海外メディアのGAMERS NEXUSにてPrime95を回したときの温度差が公開されました。

結果がこちら。ダイとIHSの間には液体金属のConductonautを使用、CPUクーラーは簡易水冷のNZXT KRAKEN X62が使用されています。

[ CPU温度は室温から引いた温度 / Prime 95 28.5使用(AVX対応 / AVX2非対応)]

(Source:Custom Copper IHS Tested on i7-8700K (Rockit Cool IHS Review))

CPUの温度に3~5度の差が出ています。3000円ちょっとでこの温度差を得られるなら十分でしょう。限界まで温度にこだわりたい人にCopper IHS for LGA 1151はおすすめかもしれません。

お買い求めをご希望の方は下記のRcokit Cool Japanのページへどうぞ。

液晶モニタ

株式会社KODAWARIはお手頃価格なTN / Adaptive-Sync / 144Hz / WQHDモニタ『PX276』を販売開始しました。以下、プレスリリースになります。

CPU

Vega搭載APUとなるRYZEN 2000Gシリーズ(Raven Ridge)はグリスバーガーでした。では、2018年4月発売予定のRYZEN 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)はどうなのか。その疑問にAMDのテクニカルマーケティング担当Robert Hallock氏が答えました。

第2世代RYZENはソルダリングです。

(Source:Reddit)

メインストリームとなるRYZEN 2000シリーズではしっかりとソルダリングでリリースされるとのことです。

RADEON

『Kingdom Come: Deliverance』、『Fortnite』、『PlayerUnknown's Battlegrounds』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2ドライバが公開されました。それぞれのゲームで最大数%のパフォーマンスアップあるとのことです。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。

< Update 1 >
以下、修正された不具合ではなくて、既知の不具合でした/(^o^)\ 今回のバージョンに不具合の修正はありません。空目ってました。ごめんなさい。消すのもなんなので、そのまま残しておきます。


[ ※既知の不具合 ]
・FreeSyncが誤った挙動を起こし、Chromeでの動画再生でちらつきが発生する問題
・Radeon Overlayホットキーでオーバーレイを表示できなかったり、Radeon Host Applicationがクラッシュする問題
・マルチモニタ環境でフルスクリーンにしてFreeSync有効にすると大きなスタッターが発生する問題
・FreeSyncモニタでEnhanced Syncが有効になっているとパフォーマンスメトリックオーバーレイがちらつく問題
・12枚のGPUを使用して長時間計算処理を行っているとランダムにシステムがハングする問題
・ワールドオブファイナルファンタジーで水のテクスチャが正常に表示されない問題
・CrossFire有効時にComputeに切り替えるとハングする問題。回避策は切り替え前にCrossFireを無効にしてください


また、dGPUのRADEONとは別に、RYZEN 5 2400G / RYZEN 3 2200G専用のドライバとなる『Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics』も出ています。

ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

AMD
Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2
Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics

CPU,RADEON



(Source:Скальпировал новые APU Ryzen 2400G и 2200G - что я узнал?)

海外にて、早くもRYZEN 3 2200Gの殻割が行われました。結果、上記画像のとおりRYZEN 2000Gシリーズはグリスバーガーでした。 参考までに定格でPrime95をぶん回した温度がこちら。

[ AMD / Intel共にリテールクーラーを使用 ]

(Source:XFastest)

付属のCPUクーラーでこの温度なので、CPUクーラーを交換すればもう少し下げられると思いますが、OCしてぶん回すことを考えるなら殻割も視野に入れる必要がありそうです。

CPU

先日、IntelはCPUの脆弱性に対応したSkylake用マイクロコードをリリースしたことを発表しましたが、このマイクロコードは前回リリースされたものから一切変更がされていないようです。

何を言っているのかわからないと思いますが、自分でも書いてて 「??」 となりました。順番に説明していきます。まず、Intelが公開したマイクロコードに関する2018年2月8日付のリリースノートを見てみましょう。

Skylakeのマイクロコードについて、[***]という表記があります。この[***]の補足を見てみると、

[***]の行について、以前は使用中止を推奨していました。その後のIntelの社内テストで、安定性の問題の影響を受けていないことが判明したため、変更なしで再リリースすることを決定しました。

と、書かれています。つまり、今回リリースしたものは前回から何も変わっていません。

いやいやいや、前にSkylakeも不具合の影響を受けるって言っていたのは一体なんだったのかと。それって前回はちゃんとテストをせずに適当に発表したってことですよね。ガバガバにもほどがあるでしょう。

そんなガバガバテスト体制で再リリースされたマイクロコード。何も問題がなければ良いのですが、正直なところ不安感は拭えません。万が一にも不具合に遭いたくない場合は、しばらく様子見をして、安全の確認が取れてから適用した方が良いでしょう。

Windows,WindowsUpdate

2018年2月9日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)がWindowsUpdateに配信されました。2015~2016年はWin10化ウイルスのひとつとして機能し、現在では純然たるテレメトリとして機能しています。

この糞パッチは2017年度は2月10日2月22日3月8日6月7日11月8日に配信されており、どうしてもユーザのPCから情報を抜きたいMicrosoftが不定期且つそこそこの頻度で配信を続けています。ほんとしつこい。以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。

KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

関連記事
【Win】 KB2952664絶対殺すマン
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

PCゲーム全般


(Source:FFXV Hyperthreading & SMT On vs. Off Benchmarks)

FF15ベンチマークですが、海外メディアのGamersNexusによるとHTT / SMTを無効にするとフレームレートが良くなる場合があるようです。

電源

2017年5月に発表されたFSPの水冷電源『Hydro PTM+』が海外でついに発売となりました。お値段は699ドル。

この電源は通常時は1200Wですが、水冷システムが有効になると最大1400Wの供給が可能になります。また、サイレントモード(50%以下の負荷)で動作すると、ファンが停止した状態で最大600Wまで供給できる仕様となっています。

初回生産500台はLimited Editionとなっており、スリーブケーブルとBitspowerのAiO水冷キットが付属してくるとのことです。

国内での販売については、今のところ代理店のオウルテックからアナウンスはありません。

Windows,WindowsUpdate

Windows8.1 / 10にFlashアップデートとなるKB4074595が配信されました。先日告知されたゼロデイの脆弱性の修正が入っているため、Flashをお使いの方はサクっと適用しておきましょう。適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。

KB4074595 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用Flashのセキュリティアップデート。

KB4074595 (Windows10系用) ファイル: Microsoft Updateカタログ
Win10用Flashのセキュリティアップデート。各バージョンごとのファイルがあるため直リンクは割愛いたします。手動で適用する場合は上記の『Microsoft Updateカタログ』リンクよりお使いのバージョン用ファイルをダウンロードくださいませ。

HDD,SSD

ストレージの売却や譲渡などで第三者の手に渡る際、情報漏えいを防ぐためにデータは完全に消去しておきたいものです。しかし、通常のフォーマットだけだと、復元ソフトなどを使用して簡単にファイルのサルベージができるのでおすすめしません。

そこで、簡単に完全に消去する方法をご紹介。コマンドプロンプトを起動して、

Windows,ハードウェア全般

前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。

そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。

おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。

なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。

2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

PCゲーム全般


(Source:FINAL FANTASY XV Benchmark Tool тест GPU/CPU)

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマークの各種リザルトが公開されました。最初に結論を申しますと、1920 x 1080最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 1080 Ti(Min68fps)が必要になってきます。げ、激重だーー!!

スクウェア・エニックスが推奨する動作環境は、


(Source:http://www.jp.square-enix.com/ff15/PC/)

1920 x 1080だとGTX 1060 6GBとされていますが、一体どうしてこうなったのか……。そして推奨カードのGTX 1060 6GBではどれくらいのフレームレートが出るのか。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年2月1日、MicrosoftはWindows10 v1709 Fall Creators Update(以下、Win10FCU)用更新プログラムKB4058258を配信しました。

この更新プログラムはセキュリティを含まないバグ修正のみのため、インストールしなくてもセキュリティ上の問題はなく、半期チャネル(旧:CBB)に設定していると配信されません。何事もなければセキュリティを含む次の月例 (2018/2/14) に同梱されます。

所謂、早期公開の人柱パッチですが、大きなバグ修正が含まれているのでご紹介。