PCゲーム全般


(Source:Frostpunk тест GPU/CPU)

Frostpunk』の各種ベンチマークが公開されました。現時点では日本語には対応していませんが、開発元の11 bit studiosは後々日本語を追加する場合があることから、今後の対応に期待されます。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つにはGTX 980 4GB(Min 62 fps) / R9 Fury X 4GB(Min 62 fps)以上で可能となっています。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

GeForce

『BattleTech』と『Frostpunk』に最適化されたGeForce 397.31ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・GTX 1080 Ti環境でHDRが有効だとDOOMがクラッシュする問題
・GTX 1060環境でファークライ5が数分でクラッシュする問題
・Steamのゲームを起動後、NvfbcPluginWindowがWindowsのシャットダウンを妨げる問題
・Firefox使用中にTDRが発生する問題
・GTX 1060環境でRise of the Tomb Raiderのゲーム内オプションを開くと表示がおかしくなる問題
・NVIDIAコントロールパネルでV-SyncとSLIを有効にして、ALT+TABでDiablo IIIに切り替えるとゲームがフリーズする問題


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。以前の告知どおり、今回からは64bitドライバのみとなります。

397.31WHQL Windows 7 / 8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/133654/jp

397.31WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/133690/jp

追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

WindowsUpdate,ウイルス

2018年3月に報告されたメモリに不正アクセスが可能な脆弱性(通称、Total Meltdown)を利用したエクスプロイトコードがGitHubに掲載されました。コード作者は自身のブログで詳しく解説もしています。

コードの内容がどういったものかは自分にはわかりませんが、GitHubのコメント欄では 「すごく簡単なコードだね」 と言われています。見る人が見れば扱いやすいコードなのかもしれません。

この脆弱性はMSの誤ったMeltdown対策によって生じたもので、2018年1~3月度の『ロールアップ』および『セキュリティのみ』の更新プログラムを適用しているWindows7 / Server 2008環境が影響を受けます。悪用が心配されますが、下記の更新プログラムにて既に修正済みです。

  • 2018年3月末に公開された緊急アップデートKB4100480
  • 2018年4月度のロールアップKB4093118、もしくはそれ以降のロールアップ
  • 2018年4月度のセキュリティのみKB4093108

これらのいずれかを適用していればこの脆弱性の影響は受けません。逆に言うなら、まだ未適用の場合はご注意くださいませ。

CPU,マザーボード

RYZEN 2000シリーズでWindows7を使いたいという人に朗報です。X470 / RYZEN 2000シリーズに対応したAMDチップセットドライバはWindows7でも動作する模様です。

AMDチップセットドライバはWindows7でも動作する

  AMD
  AMD Chipset Drivers

実際に動かしているスクリーンショットがこちら。

X470 / RYZEN 2000シリーズ環境でWindows7が動作
(Photo via howbot)

注意点として、ASUSのX470マザーボードのマニュアルなどでは正式サポートはWindows10のみとされているため、どこまで正常に動作するかはわかりません。

また、Microsoftのいじわるにより、最新のプラットフォームにインストールされたWindows7にはWindowsUpdateを配信しない仕組みが導入されているため、これを回避する必要があります。回避方法については以下の記事をご覧ください。

  【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる

他にも、Windows7ではAMD StoreMIに対応していなかったりと色々制約はありますが、どうしてもWindows7を使いたいという人には朗報と言えるでしょう。

Windows,WindowsUpdate

2018年4月11日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 2 >
4月12日時点でWindows7用ロールアップKB4093118のチェックが外れて配信されています。(環境によっては表示されない場合もある模様) 何かあったのかと思えば、既知の不具合が追加されていました。3月に続いてネットワーク関連の不具合再びです。KB4093118を適用すると、環境によってはネットワークの設定が消えてしまい、再設定が必要になるかもしれません。急にインターネットやネットワーク機器に繋がらないなどの現象が発生したら犯人はWindowsUpdateです。

既にKB4093118を適用済みで症状が出ている場合は、ネットワークの設定が消えていないかご確認ください。消えていた場合は手動で元の設定に戻すと繋がるようになると思います。

詳細は記事のKB4093118の項目をご覧くださいませ。MSさん、ちょっと学習しなさすぎじゃないですかね……。

< Update 3 >
また、KB4093118適用後、主に32bit環境で再起動ループが発生する場合があるようです。この症状が出たら、セーフモード(PC起動時にF8キー連打)で起動して、KB4093118をアンインストールすれば起動できるようになります。32bit勢はお気をつけくださいませ。

< Update 4-2 >
4月13日に上記Update 2の不具合を修正したKB4093118第2版がリリースされました。WindowsUpdateやMicrosoft Updateカタログで公開されている4月12日付けのものが第2版となります。第2版ではUpdate 2に書かれているネットワークの不具合が解消しているとのことです。Update3の再起動ループについては、4月17日現在も未だに報告が出ているため直っていない模様です。32bit勢は引き続きをお気をつけくださいませ。

以下、2018年4月11日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① KB2952664(Win7用テレメトリパッチ) / KB2976978(Win8.1用テレメトリパッチ)を加筆。
② KB4093108とKB4093118に、SMBサーバーでメモリリークが発生する不具合の詳細を追記。KB4093118に
ネットワーク関連の不具合を加筆。
③ KB4093118に再起動ループの不具合を加筆。
④ KB4093118第2版について加筆。
[4-2] 再起動ループは直っていない旨加筆。
⑤ KB4093118に備考を加筆。30KBくらいのKB4093118が降ってくる場合がある模様。
⑥ KB4093118の備考に加筆。30KBくらいのKB4093118、ゾンビ化する模様。
⑦ KB4093108とKB4093118に不具合を加筆。一部環境でUSB3.0外付けストレージを接続したままPCを起動すると、Windows起動画面がブラックアウトしたままになる場合がある模様。
⑧ KB4093108に再起動ループの不具合を加筆。
⑨ KB4093108 / KB4093118適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。

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CPU

RYZEN 7 2700Xのレビューが各所で一斉に公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!

<日本国内>

 4gamer
 「Ryzen 7 2700X」「Ryzen 5 1600X」レビュー

 マイナビ
 Ryzen 7 2700X/Ryzen 5 2600Xレビュー

<海外>

 PC Perspective
 The Ryzen 7 2700X and Ryzen 5 2600X Review: Zen Matures

 ANAND TECH (注:ゲームベンチのリザルトが異常、詳細はこちらをご覧くださいませ)
 The AMD 2nd Gen Ryzen Deep Dive: The 2700X, 2700, 2600X, and 2600 Tested

 TECH POWER UP
 AMD Ryzen 7 2700X 3.7 GHz Review

 PCLab.pl
 AMD Ryzen 7 2700X i Ryzen 5 2600X

 HEXUS
 Review: AMD Ryzen 7 2700X and Ryzen 5 2600X

ということで、サクッと各種パフォーマンスを見ていきましょう。まずはCinebench R15から。

GeForce,GPU

超小型の外付けGPU『eX Core』がKickstarterに登場しました。上記画像の左側にあるポータブルHDDサイズのものがeX Coreになります。超小さい!

搭載されるGPUはGTX 1050 4GBのOCモデルとなっており、

GeForce,RADEON

a

GeForceパートナープログラム(以下、GPP)とはなんなのか。現在判明している情報を基に軽くまとめてみたいと思います。過去の記事を未読の場合は時系列順にご一読くださいませ。

ASUSはROGからRADEONを外し、AREZというブランドに移しました。MSIのGaming XブランドからもRADEONが外されており、GigabyteのAORUSブランドのページ上にはまだRADEONが表示されていますが、AORUSを外したRADEONが新たに展開されています。

これらのことからGPPがどういうものか大分見えてきました。

RADEON

2018年4月上旬、ASUSのRADEON製品は『AREZ』になるとのが出ていましたが、ASUSが正式にAREZブランドを発表しました。AREZブランドとなるRADEONは2018年5月に発売予定とのことです。

AMDも今回のリブランドについて正式に発表しており、今後数週間で各パートナーからリブランドされたRADEON製品が登場することを案内しています。

また、AMDは、リブランドの原因となったGeForceパートナープログラムに対して、直接的なことは言っていませんが、 「私たちは反競争的な条件なしに、必要なサポートをパートナーに提供することを約束します」 と述べており、NVIDIAのやり方とは180度異なった対立姿勢を見せています。

Windows,WindowsUpdate

2018年4月18日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』、Microsoft Updateカタログにタイムゾーンの変更パッチKB4093753が配信されました。

2018年1月度2月度3月度と続けて遅刻をしていましたが、今月は予定日どおりに配信されてきました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

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更新履歴
① KB4093113に備考を加筆。
② KB4093113に再起動ループの不具合を加筆。
③ KB4103713適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。

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CPU,マザーボード


(Source:Intel)

Intelは同社のチップセットに、BIOS/UEFIファームウェアの内容を消去・改ざんしたりアップデートを妨害できる脆弱性が見つかったことを発表しました。Intelによると、この脆弱性はIntelの社内テストで見つかり、現在のところ悪用は確認されていないとのことです。

影響を受けるプラットフォームは下記になります。

    [ 影響を受けるプラットフォーム ]
    8th generation Intel Core Processors
    7th generation Intel Core Processors
    6th generation Intel Core Processors
    5th generation Intel Core Processors
    Intel Pentium and Celeron Processor N3520, N2920, and N28XX
    Intel Atom Processor x7-Z8XXX, x5-8XXX Processor Family
    Intel Pentium Processor J3710 and N37XX
    Intel Celeron Processor J3XXX
    Intel Atom x5-E8000 Processor
    Intel Pentium Processor J4205 and N4200
    Intel Celeron Processor J3455, J3355, N3350, and N3450
    Intel Atom Processor x7-E39XX Processor
    Intel Xeon Scalable Processors
    Intel Xeon Processor E3 v6 Family
    Intel Xeon Processor E3 v5 Family
    Intel Xeon Processor E7 v4 Family
    Intel Xeon Processor E7 v3 Family
    Intel Xeon Processor E7 v2 Family
    Intel Xeon Phi Processor x200
    Intel Xeon Processor D Family
    Intel Atom Processor C Series

この脆弱性を緩和する修正プログラムは既に完成しており、現在、HPLenovoがこの脆弱性に対応したファームウェアアップデートを公開しています。

CPU,ウイルス


(Source:The Verge)

2018年4月16日、IntelはiGPUを使用したメインメモリ内のウイルススキャン機能『Accelerated Memory Scanning』を発表しました。

IntelによるとCPUを使用してメインメモリをスキャンした場合、20%のCPU負荷が生じていたものが、Accelerated Memory Scanningを使用することでCPU負荷は2%にまで抑えられたとのことです。

対象となるCPUはiGPUを持ったSkylake以降で、現在のところWindows10と『Windows Defender Advanced Threat Protection』が対応予定となっています。今後、他のアンチウイルスソフトでの対応も期待されます。

SSD

前置きとして。TLC SSDは大きなファイルの書き込みをすると、途中で減速するものが多く、機種によってはHDDより酷い結果になるものもあります。下記の記事を未読の場合は是非ともご一読くださいませ。

関連記事
【SSD】 大きなファイルの書き込み速度目当てでTLCのSSDを買うとき、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は参考にしない方が良い

以下、本文です。

2016年に登場したCrucial MX300はTLCながらもAve 291.0 MB/sと、悪くない書き込み速度を見せていました。

では、MX300の後継となる第2世代64層3D TLC NANDを採用したMX500の書き込み速度はどんなもんでしょうか。サクッといきましょう。MX500の1TBモデル『CT1000MX500SSD1』の書き込み速度がこちら。

Windows,WindowsUpdate

2018年3月31日、MicrosoftはWindows7用更新プログラムKB4099950を公開しました。

2018年3月度のWindows7用更新プログラムKB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) / KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー)は、適用後に既存のネットワークカードの設定が消えて新しいネットワークカードの設定が作られたり、IPアドレスの設定が消えるなどといった不具合を抱えています。

これらの更新プログラムの適用前に、先にKB4099950を適用しておくことでこの問題が発生しなくなります。KB4088878 / KB4088875 / KB4088881の適用後に入れても効果はないためご注意ください。

KB4099950の適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。

余談ですが、KB4099950の中身を展開してみたところ、テレメトリらしきファイルは見当たりませんでした(KB4099950自体には含まれていませんが、2018年3月度の『セキュリティのみ』および『ロールアップ』にはテレメトリが含まれます。詳しくは3月度の記事をご覧くださいませ)。ファイルサイズは200KBと小さく、この問題の修正のみのパッチのようです。

    備考: 環境によっては2018年4月6日にKB4099950が再配信されている場合があります。再配信される条件は不明です。また、以前のものと何が違うのかもKBの説明ページでは特に案内されていません。

3月度の更新プログラムの適用順序が複雑になっているのでまとめておきます。

① KB4099950(ネットワーク関連の不具合発生を予防するパッチ。本パッチ)

② KB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) or KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー。オプション。人柱パッチにつきインストール非推奨)

③ KB4100480(メモリアクセスの脆弱性修正パッチ。64bit版専用)
(備考:③はどのタイミングで入れても大丈夫です。①→③→②でも③→①→②でも最終的に③のファイルが優先されます。①は②に対する予防なので、②より前に入れる必要があります)

3月度を適用する場合、この順番でどうぞ。

< Update 5: インストール手順について追記 >