Windows,WindowsUpdate

2018年2月23日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。通常だと月例の翌週となる2月21日に配信されてきますが、先月に続き、今月も配信が遅れています。

先日、.NETのプレビューパッチも遅れて配信されてきましたが、どっちもガバガバスケジュールでのリリースで品質が心配になります。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。結論から先に言ってしまえば、適用しなくても良いです。

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更新履歴
① KB4075211に不具合を追記。再起動中にフリーズする不具合有。
② KB4075211に不具合を追記。SMBサーバーでメモリリークする不具合有。
③ KB4075211にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。
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PCゲーム全般


(Source:Metal Gear Survive тест GPU/CPU)

Metal Gear Survive』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンをFHD最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 970 3.5GB(Min60fps) / RX 480 8GB(Min62fps)以上で可能となっています。軽いですね! ただ、測定シーンはかなり静かなため、ドンパチ中はもう少しフレームレートの低下が予想されます。

なお、Metal Gear Surviveは60fpsロックが掛かっていますが、『C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\ユーザ名\543900\local\SSD_GRAPHICS_CONFIG』をメモ帳等で開いて、『framerate_control』の部分を『Auto』から『Variable』に変更すると60fpsロックが解除できます。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

Windows,WindowsUpdate

2018年2月22日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。通常だと、月例の翌週となる2月21日に配信されてきますが、先月に続き、今月も配信が遅れているようです。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明&直リンクになります。

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更新履歴
① KB4074805が配信停止。詳細記事へのリンクを追記。
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CPU


(Source:Intel)

IntelはKaby LakeとCoffee Lakeおよび前回含まれなかったSkylake向けに、CPUの脆弱性に対応したマイクロコードをリリースしたことを発表しました。このマイクロコードは各メーカーのBIOSアップデート(ファームウェア)などを通じて利用可能になります。

さて、前回のSkylakeに関しては何の変更もない再リリースでしたが、今回はどうでしょうか。リリースノートをザッと見たところ、

今回は[***]という表記はなく、このリリースノート上では再リリースではないことを示しています。しかしながら2chによると、この『0x84』は過去に掲載されていたという指摘が出ています。

PCゲーム全般,ウイルス

Flight Sim Labsのフライトシミュレータ用アドオン機体『A320-X』のインストーラにマルウェアが同梱されていることが判明しました。問題となるのは、Flight Sim Labsが故意に同梱させたことです。

Redditユーザのcrankyrecursion氏はインストーラ内に『test.exe』というファイルが含まれていることを指摘し、この実行ファイルはChromeからパスワードを抜く挙動をすると伝えています。

このマルウェアに対してFlight Sim Labsは下記の説明を行いました。

Windows,WindowsUpdate

2018年2月14日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

2018年2月9日に再配信されたKB2952664 / KB2976978が月例でもまた来ています。しつこすぎでしょう。このパッチは非表示入り推奨のテレメトリパッチのためお気をつけくださいませ。

以下、2018年2月14日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

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更新履歴
① .NETパッチKB4076492/KB4076494を追記。
② WU産ロールアップパッチKB4074598(Win7用)に不具合を追記。ICカードリーダーが正常に認識しなくなる模様。
③ WU産ロールアップパッチKB4074598(Win7用)に不具合を追記。再起動中にフリーズする不具合有。
④ WU産ロールアップパッチKB4074598(Win7用)に不具合を追記。SMBサーバーでメモリリークする不具合有。
⑤ KB4074587とKB4074598にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。

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CPU


(Source:The Register / PCWorld)

NVIDIAとPrinceton Universityの研究者はCPUの脆弱性を利用した新たな攻撃方法、『MeltdownPrime』と『SpectrePrime』を発表した。研究論文によると、これらは『Prime+Probe』と呼ばれるタイミング攻撃を利用しており、攻撃に成功した場合、MeltdownとSpectreと同じ精度でパスワードなどを含む機密情報を抽出することができるという。

この攻撃方法について、Intelの広報担当者は下記のように述べた。

    Intel: 私たちはこのレポートのコピーを受け取りました。レポートに書かれている攻撃方法はGoogle Project Zeroが開示しているMeltdownとSpectreに似ています。MeltdownとSpectreへの緩和策は、このレポートに書かれている攻撃方法に対しても効果的であると思われます。

しかし、研究者らは研究論文中で下記のように述べている。

    MeltdownとSpectreのソフトウェアによる緩和策は、MeltdownPrimeとSpectrePrimeを緩和するのにも十分であると考えています。一方、マイクロアーキテクチャによる緩和策は、MeltdownPrimeとSpectrePrimeに対しては新たな考察が必要だと考えられます。

ソフトウェアレベルの対応に関してはMeltdownとSpectreと同じもので十分との見解を示しているが、IntelとAMDが次期プロセッサで行われるとされているハードウェアレベルの対応に関しては、Prime系は仕組みが異なるために適切でないとの考えを示している。


上記内容が海外メディアのThe Register、PCWorldなど、各所にて報じられました。現在のところ、MeltdownPrimeはまだ実証されていないものの、SpectrePrimeの実験は成功したそうです。

これらの悪用が心配されますが、このコードは公開されていないため、 「パニックにならず、パッチの公開を待ってください」 と各メディアは伝えています。

ソフトウェア的にはMeltdownとSpectreと同じ対策で良いそうですが、問題はハードウェアですね。CPUの脆弱性がハードウェア的に完全に解決されたCPUが登場するのはいつになるでしょうか。

CPU

Rockit Coolから発売されているLGA1151用銅製カスタムIHS『Copper IHS for LGA 1151』とデフォルトのIHSではどれくらい温度に差があるのか。海外メディアのGAMERS NEXUSにてPrime95を回したときの温度差が公開されました。

結果がこちら。ダイとIHSの間には液体金属のConductonautを使用、CPUクーラーは簡易水冷のNZXT KRAKEN X62が使用されています。

[ CPU温度は室温から引いた温度 / Prime 95 28.5使用(AVX対応 / AVX2非対応)]

(Source:Custom Copper IHS Tested on i7-8700K (Rockit Cool IHS Review))

CPUの温度に3~5度の差が出ています。3000円ちょっとでこの温度差を得られるなら十分でしょう。限界まで温度にこだわりたい人にCopper IHS for LGA 1151はおすすめかもしれません。

お買い求めをご希望の方は下記のRcokit Cool Japanのページへどうぞ。

液晶モニタ

株式会社KODAWARIはお手頃価格なTN / Adaptive-Sync / 144Hz / WQHDモニタ『PX276』を販売開始しました。以下、プレスリリースになります。

CPU

Vega搭載APUとなるRYZEN 2000Gシリーズ(Raven Ridge)はグリスバーガーでした。では、2018年4月発売予定のRYZEN 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)はどうなのか。その疑問にAMDのテクニカルマーケティング担当Robert Hallock氏が答えました。

第2世代RYZENはソルダリングです。

(Source:Reddit)

メインストリームとなるRYZEN 2000シリーズではしっかりとソルダリングでリリースされるとのことです。

RADEON

『Kingdom Come: Deliverance』、『Fortnite』、『PlayerUnknown's Battlegrounds』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2ドライバが公開されました。それぞれのゲームで最大数%のパフォーマンスアップあるとのことです。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。

< Update 1 >
以下、修正された不具合ではなくて、既知の不具合でした/(^o^)\ 今回のバージョンに不具合の修正はありません。空目ってました。ごめんなさい。消すのもなんなので、そのまま残しておきます。


[ ※既知の不具合 ]
・FreeSyncが誤った挙動を起こし、Chromeでの動画再生でちらつきが発生する問題
・Radeon Overlayホットキーでオーバーレイを表示できなかったり、Radeon Host Applicationがクラッシュする問題
・マルチモニタ環境でフルスクリーンにしてFreeSync有効にすると大きなスタッターが発生する問題
・FreeSyncモニタでEnhanced Syncが有効になっているとパフォーマンスメトリックオーバーレイがちらつく問題
・12枚のGPUを使用して長時間計算処理を行っているとランダムにシステムがハングする問題
・ワールドオブファイナルファンタジーで水のテクスチャが正常に表示されない問題
・CrossFire有効時にComputeに切り替えるとハングする問題。回避策は切り替え前にCrossFireを無効にしてください


また、dGPUのRADEONとは別に、RYZEN 5 2400G / RYZEN 3 2200G専用のドライバとなる『Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics』も出ています。

ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

AMD
Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2
Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics

CPU,RADEON



(Source:Скальпировал новые APU Ryzen 2400G и 2200G - что я узнал?)

海外にて、早くもRYZEN 3 2200Gの殻割が行われました。結果、上記画像のとおりRYZEN 2000Gシリーズはグリスバーガーでした。 参考までに定格でPrime95をぶん回した温度がこちら。

[ AMD / Intel共にリテールクーラーを使用 ]

(Source:XFastest)

付属のCPUクーラーでこの温度なので、CPUクーラーを交換すればもう少し下げられると思いますが、OCしてぶん回すことを考えるなら殻割も視野に入れる必要がありそうです。

CPU

先日、IntelはCPUの脆弱性に対応したSkylake用マイクロコードをリリースしたことを発表しましたが、このマイクロコードは前回リリースされたものから一切変更がされていないようです。

何を言っているのかわからないと思いますが、自分でも書いてて 「??」 となりました。順番に説明していきます。まず、Intelが公開したマイクロコードに関する2018年2月8日付のリリースノートを見てみましょう。

Skylakeのマイクロコードについて、[***]という表記があります。この[***]の補足を見てみると、

[***]の行について、以前は使用中止を推奨していました。その後のIntelの社内テストで、安定性の問題の影響を受けていないことが判明したため、変更なしで再リリースすることを決定しました。

と、書かれています。つまり、今回リリースしたものは前回から何も変わっていません。

いやいやいや、前にSkylakeも不具合の影響を受けるって言っていたのは一体なんだったのかと。それって前回はちゃんとテストをせずに適当に発表したってことですよね。ガバガバにもほどがあるでしょう。

そんなガバガバテスト体制で再リリースされたマイクロコード。何も問題がなければ良いのですが、正直なところ不安感は拭えません。万が一にも不具合に遭いたくない場合は、しばらく様子見をして、安全の確認が取れてから適用した方が良いでしょう。

Windows,WindowsUpdate

2018年2月9日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)がWindowsUpdateに配信されました。2015~2016年はWin10化ウイルスのひとつとして機能し、現在では純然たるテレメトリとして機能しています。

この糞パッチは2017年度は2月10日2月22日3月8日6月7日11月8日に配信されており、どうしてもユーザのPCから情報を抜きたいMicrosoftが不定期且つそこそこの頻度で配信を続けています。ほんとしつこい。以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。

KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

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PCゲーム全般


(Source:FFXV Hyperthreading & SMT On vs. Off Benchmarks)

FF15ベンチマークですが、海外メディアのGamersNexusによるとHTT / SMTを無効にするとフレームレートが良くなる場合があるようです。