Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年12月11日、MicrosoftはAMD GPUとWindows10の組み合わせで発生する不具合を発表しました。


質問
いくつかの AMD グラフィック カードでスリープ状態から復帰する際に、2 台目のモニターの表示に問題が発生する

AMD グラフィックカードと複数のモニタを備えた環境では、システムがスリープ状態から復帰するたびに、2 台目のモニタが黒い画面になったり、画面の点滅、ブルースクリーン エラーが発生することさえあります。

この問題は、Windows Update KB4038788 のインストール後に発生し始め、Fall Creators Update でも引き続き発生します。



マイクロソフトでは、Windows 10 ビルド 15063.608 以降の環境、Windows ディスプレイドライバーモデル (WDDM) 1.2 以前を使用している AMD グラフィック カードで複数のモニタへ接続すると、問題が発生することを認識しています。
(これには、Windows 10 Fall Creators Update を実行するデバイスが含まれます)
 
マイクロソフトは問題を解決する更新プログラムをリリースするよう努めています。
それまでは、2 番目のモニタのプラグを抜き、再度差し込むと問題が一時的に解決されますが、次にシステムがスリープから復帰したときに問題が再発する可能性があります。

この手の問題はGPUドライバを真っ先に疑ってしまいそうですが、どうやら犯人はMicrosoftの模様。心当たりのある方は、修正されるまではスリープの使用を控えるなどして、この問題に遭遇しないようお気をつけくださいませ。

液晶モニタ

株式会社KODAWARIはお手頃価格なIPS / 144Hz / WQHDモニタ『PX277-n』を販売開始しました。以下、プレスリリースになります。

動画やシューティングゲームをストレスなく。高品質なモニターを、お手頃な価格で
Pixio Japan、2017 年新モデル PX277-n Pixio Pro Gaming
モニターの取扱開始

 株式会社 KODAWARI が運営する Pixio Japan Official Online Store 及び Amazon サイトにて、高スペックゲーミングモニター「PX277-n」を、お手頃な価格で取り扱い開始いたします。このモニターは、27 インチの大型サイズで HD の約 4倍の解像度の WQHD です。 最高品質のビジュアル経験を提供し、低価格でありながらパネルより色の再現力でかなり優れた IPS 方式(AH-VA)を採用しており、歪みや色ずれを最小化し、ワイルドな 178 度の視野角を提供いたします。水流のようにスムーズ、ぼやけない 144hz リフレッシュレートは、動画のブレを一切気にする事なく、シューティングゲームやレースゲーム、RTS や スポーツゲームなどを楽しむことができます。FPS ゲーマーのための Los ホットキー付きでゲームの環境に合わせて大規模で、多様な 4 種類の十字線から選択し、相手を打ち倒せます。

■メーカー型番:PX277-n
■リフレッシュレート:144hz *HDMI1.4 ポートを使用した場合は 60hz
■商品重量:4.9 Kg

【商品仕様】
• モデル名:Pixio PX277-n
• パネルタイプ:IPS Panel (AH-VA) – 178°Viewing Angle
• スクリーンサイズ:27inch (61.41cm), 16:9
• 解像度:2560x1440(WQHD)
• 入力/出力: DP 1.2 PORT (144hz & FreeSync), DVI PORT, HDMI 1.4 PORT, HDMI 2.0 PORT (144hz), AUDIO IN, AUDIO
OUT
• コントラスト比: 1000:1
• 応答速度: 6ms(Overdrive 時)
• VESA: 75mm x 75mm Standard
• Game Mode
• Gaming Timer / Crosshair
※ 購入から 1 年間のメーカー保証付き

販売価格は直販サイトのPixio Japan Official Online Storeで税込48,600円、Amazonで税込49,680円で販売中です。

PCゲーム全般


(Source:PUBG Miramar map тест GPU/CPU)

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDSの砂漠マップことMiramarマップでの各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは

↑になります。上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 980 Ti 6GB(Min72fps) / R9 Fury X 4GB(Min64fps)以上が必要になってきます。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

ウイルス,ハードウェア全般

OMEN、ENVY、EliteBookなどのHP製ノートPC数百台に、キーロガーとして悪用できるデバッグコードが含まれていることが判明しました。このコードはSynaptics TouchpadドライバのSynTP.sysに仕込まれており、デフォルトでは無効になっているものの、下記のレジストリ値を設定すれば有効にできるとのことです。

    HKLM\Software\Synaptics\%ProductName% HKLM\Software\Synaptics\%ProductName%\Default

HPは影響を受けるノートPCのリストと、ドライバのアップデートを公開しました。HP製ノートPCをお使いの方は、下記のリンク先で確認しておいた方が良いでしょう。

HPはつい先日もテレメトリサービスを配信して、大幅なパフォーマンスの低下を引き起こしたり、同意なくインストールされたなどとしてユーザから非難を浴びています。

Win10チューニング,Windows

ねとらぼで要注意なWindowsの挙動が記事になっていたのでご紹介。

 Windows 10の「Ctrl+Z」(同時押し操作)で起こる挙動に、一部のユーザーから悲鳴が上がっています。特定の条件下でこの操作をすると、編集したファイルが警告もなく、ごみ箱にも入らず“完全削除”されてしまうとのこと。この挙動についてはWindows 10がリリースされた直後にも話題になっていましたが、最近になりまたメディアに取り上げられるなど話題になっています。

 この現象は、以下の手順を踏んだ際に発生します。

1.ファイルをコピーする
2.コピーしたファイルを編集する
3.編集したファイルを上書き保存して終了する
4.エクスプローラ上で「Ctrl+Z」をする
5.編集したファイルが消える

 例えばテキストファイルをコピーし、コピーした方のテキストファイルで原稿を書いていた場合、Ctrl+Zを押すと、それまで書いていた原稿が完全削除されてしまうことになります。要注意。

下記画像のように『test.txt』を複製した状況で、『test - コピー.txt』の中身を編集後に『CTRL + Z』を押すと『test - コピー.txt』が完全に消えてしまいます。『CTRL + Y』で『test - コピー.txt』はまたできますが、編集した内容は復活しません。

『CTRL + Z』の挙動自体、Windowsの仕様のため他のWindowsでも同じ挙動をしますが、Windows7以前では、

削除の確認ダイアログが表示されるため、うっかり『CTRL + Z』を押してしまっても安心です。

しかし、Windows8.1以降はこの確認ダイアログが表示されず問答無用で削除されてしまいます。普段から『CTRL + Z』を頻繁に使っている方はお気をつけくださいませ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年12月8日、Microsoftは下記の不具合を発表しました。

今回は、日本語の Microsoft IMEの使用中にメモリ アクセス違反が発生する現象についてご案内します。

現象
Windows 10 Creators Update 以降で、日本語 Microsoft IME を使用中に、大量のキー入力を高速で行うと、メモリ アクセス違反が発生することがあります。

詳細
テキストボックス等の入力可能なコントロールで WM_IME_COMPOSITION メッセージを処理すると、コントロール上で入力された変換文字列を操作することが可能です。

例えば、テキスト ボックスで WM_IME_COMPOSITION メッセージを受信した際に、引数に NI_COMPOSITIONSTR および CPS_COMPLETE を指定して ImmNotifyIME() を呼び出すプログラムを作成すると、ユーザーによって入力された変換文字列を即座に確定させることができます。

ひらがなのみ、カタカナのみを入力として受け付けたいテキストボックス等がある場合は、このようなプログラムを作成することによって、ユーザーの入力支援を行うことができます。

ところが、このような処理を行うプログラムを Windows 10 Creators Update 以降で実行して、大量のキー入力を連続して高速で行った (同じキーを押し続ける等) 場合に、メモリ アクセス違反が発生してプログラムが強制終了することがあります。

原因
Microsoft IME 側の予測変換処理とアプリケーション側の変換処理が並行して高速で実行されたために、文字変換処理に必要な内部データに不整合が生じた結果、メモリアクセス違反が発生していました。

回避策
以下のいずれかの方法を、代替案としてご検討ください。
(a) Microsoft IME の予測変換を使用しない
(b) WM_IME_COMPOSITION メッセージではなく、WM_KEYDOWN メッセージを利用してユーザーが入力したキーを検出し、検出したキーの内容を元に独自で入力文字をテキストボックス等に表示する

この不具合にお悩みの方は、Microsoft IMEの予測変換を無効にしておけば改善されます。予測変換の無効の仕方は下記の記事をご覧くださいませ。

Win10チューニング,Windows

Windows10のMicrosoft IMEの予測変換を無効にする方法をご紹介。

タスクバー右端のIMEのアイコン『A』を右クリックして、

『プロパティ』を選択。

Microsoft IMEの設定ウィンドウが開くので、

Win10チューニング,Windows

Microsoft公式ページで公開が終了した古いバージョンのWindows10のISOファイルを入手する方法をご紹介。下記のサイトで簡単にサクッと落とせます。完。

使い方は特に難しいことはなく、上記画像のように欲しいISOファイルを選択していけば画面右側に

2

こういった表示が出るので、『Download』を押せばダウンロードが始まります。お疲れ様でした。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2017年12月8日、Microsoftは下記の不具合を発表しました。

こんにちは、Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。

今回は Windows 10 Fall Creators Update 環境で GetPixel および SetPixel 関数の処理速度が、Windows 10 Creators Update 以前の Windows 10 の処理速度と比較し、遅くなる現象についてご案内いたします。

現象
プログラムの内容にもよりますが、ほぼ同等スペックの Windows 10 Creators Update と Windows 10 Fall Creators Update でGetPixel 、SetPixel 関数の処理速度を GetTickCount 関数を使用して計測した結果Windows 10 Fall Creators Update 上の処理速度は、Windows 10 Creators Update の数倍から数十倍遅くなることが報告されています。

回避策
有効な回避策は確認できていません。

状況
マイクロソフトでは、この問題について調査をしています。進展があり次第、本ブログを更新予定です。

今のところこの不具合の回避策はなく、Microsoftの対応を待つか、すぐにでもなんとかしたい場合はv1703 Creators Updateやv1607 Anniversary Update(注:2018年3月でサポート終了)に戻すしかありません。

具体的なソフト名などが出ていないため、今回の不具合との関連性はわかりませんが、v1709 Fall Creators UpdateにしてからPCの動作が重くなっていくという報告がいくつか出ています。

GeForce

『Fallout 4 VR』への最適化と、TITAN Vのサポートが追加されたGeForce 388.59ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合の修正が施されています。


・GTX 1080 / G-Sync 120Hzパネル搭載ノートPCでG-Sync有効時、ちらつきが発生する問題


要注意な既知の問題として、388.31から発生しているKepler GPU + Win10環境で、『Star Wars Battlefront II』をDirectX 12で起動すると、システムがハングする不具合はまだ修正されていません。Kepler勢はお気をつけくださいませ。

ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

388.59WHQL Windows 7/8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/127692/jp

388.59WHQL Windows 7/8.1 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/127674/jp

388.59WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/127728/jp

388.59WHQL Windows10専用 32bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/127710/jp

2017/12/10追記
不具合情報書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【GPU】 GeForce 388.59 ドライバ 不具合情報

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

GeForce

NVIDIAはVolta GPUを搭載した『TITAN V』を発表しました。TITAN Xpと比較したスペックは

 TITAN VTITAN Xp
CUDA51203840
メモリ12GB HBM212GB GDDR5X
Base Clock1200 MHz1480 MHz
Boost Clock1455 MHz1582 MHz
Bandwidth653 GB/s547GB/s
Max FP32 Compute15 TFLOPS11 TFLOPS
TDP250 W250W
Price$2,999$1,200

となっており、過去最大級の化け物仕様となっています。希望小売価格も2,999ドルとかなり高価です。

注意点として、TITAN Vには

SLIコネクタが搭載されておらず、かわりにNVLinkがついています。海外メディアのGuru3DがSLIについてNVIDIAに聞いたところ 「TITAN VはSLIまたはNVLinkをサポートしていません」 との回答を得たそうです。

つまるところ、マルチGPUでゲームをプレイすることはできません。ウルトラハイエンド層には残念な仕様ですね。

なお、TITAN VはNVIDIAの直販サイトで既に販売開始されています。しかし、日本への発送には対応しておらず、入手するには転送サービスなどを利用する必要があります。

直販サイトへは下記のリンクからどうぞ!

NVIDIA
The World's Most Powerful PC GPU | NVIDIA

2017/12/13追記
TITAN Vの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 TITAN Vの各種ベンチマーク公開。現時点ではムラが多く、最適化待ちか

Win10チューニング,WindowsUpdate,Windowsの操作

Windows10 ProのWindowsUpdateで、更新プログラムの有無だけは自動確認して、ダウンロードとインストールは任意のタイミニングで手動更新する方法をご紹介。

自動確認もない完全な手動更新にしたい場合は下記の記事をご覧くださいませ。
【Win10】 Windows10 Proの自動更新を無効にして手動更新にする方法

なお、Windows10 Homeにはグループポリシーエディタがないため、この方法は使用できません。

以下、設定方法です。

Win10チューニング,WindowsUpdate,Windowsの操作

Windows10 ProでWindowsUpdateの自動更新を無効にして、手動更新にする方法をご紹介。何かしらの理由で自動更新の挙動を抑止したい場合、グループポリシーエディタから簡単に手動更新に切り替えることができます。

言うまでもないことですが、手動更新に変更したら自動で更新プログラムが降ってこなくなるため、しっかりと自己管理が必要になります。

更新プログラムの有無だけ自動確認にしたい場合は下記の記事をご覧くださいませ。
【Win10】 Windows10 Proの自動更新を無効にして手動更新にする方法 ~更新プログラムの有無だけ自動確認編~

なお、Windows10 Homeにはグループポリシーエディタがないため、この方法は使用できません。

以下、設定方法です。

Windows,WindowsUpdate

 

2017年12月4日~12月5日の間、全世界で生じたWindows7でWindowsUpdateができない不具合ですが、驚いたことに問題の解決から1日が経過した12月6日時点でもMicrosoftからのアナウンスはありません。

この不具合はMicrosoftが有効期限の更新を忘れていたのが原因ですが、どうやらそれを公表することなく、ひっそりと事態の沈静化を図ろうとしているようです。

< Update 1 >
事態収束から2日後の2017年12月7日にWSUSサポートチームブログでやっと発表がありました。

遅すぎィ!