Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Update(A2U)にて、ジャストシステムの一太郎や、ワードパッドなどで縦書きを行った際、ダッシュ(―)や3点リーダー(…)が横書きで表示される不具合が発生しています。

一太郎においては画面では横書きになっていても、通常印刷はこの不具合の影響を受けずに出力されます。しかし、折り本印刷では不具合の影響を受けて横書きで出力されるため注意が必要です。

この不具合はA2Uの問題であり、現在、Microsoftは調査を行っています。現状、この不具合の回避策はなく、A2Uより前のバージョンに戻すしかありません。

以下、ジャストシステムのアナウンスになります。

Q.
Windows 10 April 2018 Update環境で、縦書きのダッシュやリーダーなどが横書きで表示されてしまう

A.
Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)を適用した環境で、縦書き文書に入力したダッシュ(―)やリーダー(…)などが横書きで表示される現象を確認しています。

  • Windows 10 April 2018 Update適用前の環境では発生しません。
  • 本現象は一太郎固有の問題ではなく、Microsoft IMEやWindows ワードパッドなどの複数のアプリケーションでも縦書きフォントを利用すると同じ現象が発生します。
  • ご利用のフォントによっては本現象が発生しない場合もあります。

本現象はWindows 10 April 2018 Updateの問題であり、現在マイクロソフト社で調査を行っています。

    ※本件についての最新情報は随時このページでご案内します。

◆補足
上記のような画面表示となっていても、以下の機能では本来の縦書き方向で出力されることを確認しています。

  • 一太郎文書保存
  • テキスト形式保存
  • 通常印刷
  • PDF保存
  • EPUB保存

また、以下の機能に関しては、本現象の影響を受けることを確認しています。ご注意ください。

  • 画像に変換して保存
  • 折り本印刷

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Win10チューニング,WindowsUpdate

MicrosoftはIntel CPUの脆弱性に対応したWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)専用マイクロコードアップデートKB4100347をMicrosoft Updateカタログに公開しました。

このパッチを適用することでSpectre Variant 2 (CVE-2017-5715)への対策が施されます。詳細なCPU対応リストはKB4100347のページをご覧くださいませ。v1709 Fall Creators Update(FCU)の方はFCU専用のKB4090007をご利用ください。

適用時の注意点として、過去にレジストリ操作等でSpectre対策を無効にしている場合は、適用前に有効にしておく必要があります。

以下、このパッチとBIOSアップデートとの違いの簡単な説明になります。

マザーボードメーカーが提供するBIOSアップデートの場合はPC起動時にマイクロコードがCPUに読み込まれるため、全てのOSにマイクロコードが適用されます。KB4100347やKB4090007の場合はWindows起動時にマイクロコードがCPUに読み込まれるため、Windowsでのみマイクロコードが適用されます。

マイクロコードを含むパッケージマイクロコードの読み込み適用範囲
KB41003477 (A2U) / KB4090007 (FCU)
Windows起動時KB4100347やKB4090007を適用しているWindowsのみ
マザーボードのBIOSアップデートPC起動時 (OS起動前)全てのOS

つまり、BIOSアップデートを既に適用済みの場合はKB4100347やKB4090007を適用する必要はありません。

KB4100347やKB4090007は技術的にはWindowsのパッチのひとつとして動作しているため、もし、マイクロコードに何かしらの不具合があった場合は、Windows上から普通にアンインストールができます。マザーボードにBIOSアップデートを行う前に、問題がないかどうか確認しておく手段としてもお使いいただけます。

Windows,WindowsUpdate

2018年5月16日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Win10チューニング,Windows

Windows10でファイルの拡張子単位で『既定のアプリ』を設定する方法をご紹介。mp3ファイルを例に行います。

まず、『スタート』 → 『設定』 → 『アプリ』 → 『既定のアプリ』 → 『ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ』を開きます。『.mp3』の項目の現在の『既定のアプリ』をクリックしてください。そこに使用したいプログラムは表示されているでしょうか。表示されていればそれを選択すれば設定完了です。

表示されていない場合は別の方法で設定します。適当なmp3ファイルを右クリックして、

Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Softpedia)

一部環境のWindows10 v1803 April 2018 Updateにて、『設定』の『アプリ』画面で、主に『アプリと機能』から『既定のアプリ』へと移動した際にランダムで『設定』がクラッシュするという不具合が発生しています。

海外メディアのSoftpediaによると、一部の古いプログラムがトリガーとなっており、それらをアンインストールすることでこの問題が発生しなくなると伝えています。例えばSumatraPDFをインストールしている場合、このプログラムをアンインストールすることでクラッシュは発生しなくなったとのことです。

ただ、自環境にSumatraPDFをインストールしてみましたが、どれだけ『アプリと機能』から『既定のアプリ』へ移動してもクラッシュは発生しませんでした。クラッシュの発生には他にも何かしらのトリガーがありそうです。

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Windows,ハードウェア全般

Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。

上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。

これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。

Win10チューニング,WindowsUpdate

TOSHIBAのSSD、XG4、XG5、BG3シリーズを搭載した環境にWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)をインストールすると、ノートPC等のバッテリー駆動時間が短くなる場合があるとMicrosoftはアナウンスしました。

この不具合は2018年6月上旬に修正が予定されており、現時点での回避策はA2Uより前のバージョンに戻すしかありません。該当するストレージをお使いの方はお気をつけくださいませ。

今後は修正まで、これらのストレージを搭載した環境にはA2Uがインストールされないようブロックするとのことです。

< Update 1 >
この不具合は2018年5月24日に配信されたKB4100403で修正されました。KB4100403以降の更新プログラムが適用されていればこの不具合は発生しません。

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GeForce

『Destiny 2: Warmind』、『Conan Exiles』、『Pillars of Eternity II: Deadfire』に最適化されたGeForce 397.64ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・NVIDIAコントロールパネルでMSAAを指定しているとGTAVでGodrayの効きが良くない問題
・Kepler GPU環境でStarcraft 2終了時、ブラックスクリーンになる問題
・GTX 780 TiのSLI環境でDisplayPortと2台のDVIモニタを接続すると何も表示されなくなる問題
・Netflix再生時、スタッターが発生する場合があります (397.55 Hotfixで修正済み)
・GTX 1060環境でCode 43エラーが発生する問題 (397.55 Hotfixで修正済み)
・Windowsを起動するとWindowsイベントビューアにEvent Error 14が表示される問題
・GDIオブジェクトが増え続ける問題
・Windows10環境で長時間アイドルで放置していると、ドライバが取り外される場合がある問題 (397.55 Hotfixで修正済み)


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

397.64WHQL Windows 7 / 8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/134076/jp

397.64WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/134112/jp

2018/5/11追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

< Update 1: ShadowPlayが機能しない? >
リリースノートのWin10の既知の不具合に下記の一文があります。

[GeForce Experience][ShadowPlay]: 『ゲーム内オーバーレイ』オプションを有効にすることはできず、ShadowPlayでのレコーディングも機能しません。これらの機能を使用するには、Microsoft Media Foundationライブラリをインストールする必要があります。 最初にMedia Foundationパッケージをインストールしてください。

このドライバではWin10でShadowPlayが機能しないようなことが書かれています。Microsoft Media Foundationをインストールすれば使えるようになるみたいですが、ぐぐってもMicrosoft Media Foundationとやらが何なのか、フリーでダウンロードできるものなのか等サッパリわかりません/(^o^)\

< Update 2 >
メッセージでいただいた情報によると、Microsoft Media FoundationはWindows10 SDKに同梱されているそうです。ShadowPlayが上手く機能しなかった際は下記Windows10 SDKの導入をお試しくださいませ。

< Update 3 >
メッセージで下記の情報をいただきました。

Media Foundationライブラリは、ヨーロッパ、韓国のみメディアプレーヤーを分離する法律で別途ダウンロードしなければならない的なことでは? Media Feature Pack でググるとダウンロードできる

どうなのかは自分にはわかりませんが、このとおりだとすれば日本では影響はないのかも?

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GeForce

海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Microsoftコミュニティ)

特定のIntel製SSD搭載環境にWindows10 v1803 April 2018 Update(A2U)を適用すると、UEFI画面で再起動やクラッシュがループする不具合が発生しています。この不具合の回避策はなく、v1709 Fall Creators Updateに戻すしかありません。

現在、Microsoftは問題のある環境にA2Uをインストールできないようにしているとのことです。なお、不具合の発生する具体的なモデル名については案内されていません。

< Update 1 >
具体的なモデル名について、Microsoftコミュニティでは案内されずじまいでしたが、KB4103721のページでやっと案内されました。Intel SSD 600pシリーズIntel SSD Pro 6000pシリーズが対象とのことです。

< Update 2 >
この不具合は2018年5月24日に配信されたKB4100403で修正されました。KB4100403以降の更新プログラムが適用されていればこの不具合は発生しません。

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Win10チューニング,WindowsUpdate


(Source:Microsoft Community)

2018年5月9日に配信されたWindows10 v1803 April 2018 Update用更新プログラムKB4103721を適用すると、一部環境でくるくる回るサークルの起動画面から一向に進まず、Windowsが起動しなくなるという報告が出ています。

原因はサードパーティ製のPC最適化ソフトやアンチマルウェアソフト等との競合でほぼ間違いなく、『IObit Advanced SystemCare 11』や『Spybot - Search & Destroy』などが原因の一つとして挙げられています。これらのソフトをアンインストール、もしくはサービスの無効化をしておくことで正常にKB4103721を適用することができます。

以下、Windowsが起動しない状態から脱出してKB4103721を正常に適用する方法になります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2018年5月9日はWndowsUpdateの月例ですが、Windows10のバージョンによってはFlashアップデートのKB4103729が降ってこない場合があります。降ってこない理由は明らかにされていません。

Microsoft Updateカタログには公開されているので、手動で適用することは可能です。

ただし、何かしらの理由があって配信をストップしているのかもしれませんので、どうされるかの判断はお任せいたします。

< Update 1 >
5月10日に配信されてきました。

メッセージでいただいた情報によると、配信されてこなかったのはMS側の不具合とのことです。

    Win10のパッチがおちてこなかった件について、更新プログラムの検出条件に関する不具合のようです(MSサポートへの問い合わせ結果)。
    WSUS環境においてですが、5/10の同期により事象が改善されました。

Win10チューニング,Windows

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Windows10およびWindows11をセーフモード(Safe Mode)で起動する方法をご紹介。Windows10 / 11ではF8キー連打でセーフモードに入ることは基本的にできません。セーフモードに入る方法はいくつかありますがWindowsが正常に起動するか、しないかで手順が異なります。

記事内リンク
Windowsが正常に起動する場合
Windowsが正常に起動しない場合

まずは正常に起動する場合から。

GeForce,Win10チューニング

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Windows10 v1709 Fall Creators Update環境ではNVIDIAコントロールパネルのカラー設定が再起動時にリセットされる問題が発生していました。これはMicrosoft側の問題で、NVIDIA側では手が出せずにいましたが、v1803 April 2018 Updateにてやっと修正したことをMicrosoftは発表しました。

約半年の放置を経て、やっとNVIDIAコントロールパネルのカラー設定がまともにお使いいただけます。MSさん、仕事遅すぎでしょう。

こんなにも修正するのが遅くなるなら、MSは半年毎のブロートウェア機能追加なんかよりもバグフィックスの方にもっと多くのリソースを割くべきでしょう。

備考:
もし、A2Uにしても直らない場合、下記の設定を見直してください。

『スタート』 → 『Windows システムツール』 → 『コントロールパネル』 → 『色の管理』 → 『詳細設定』タブ → 『システムの既定の変更』 → 『詳細設定』タブ → 『Windows のディスプレイ調整を使用』にチェックが入っていたらチェックを外す。

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