海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
【アプデ】 Microsoft、Windows7 / 8.1用CPUの脆弱性を修正する『セキュリティのみの品質更新プログラム』を公開 [Update 10]
MicrosoftはWindows7 / 8.1用にCPUの脆弱性を修正する『セキュリティのみの品質更新プログラム』をMicrosoft Updateカタログで公開しました。この更新プログラムはWindowsUpdateクライアントには降ってきません。
WindowsUpdateクライアント向けとなる『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』についてはこちらの記事、その他の1月度のパッチについてはこちらの記事をご覧くださいませ。
以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明&ファイル直リンクになります。多数の不具合が出ているため、すぐに適用するかどうかは慎重にご判断ください。
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更新履歴
① IE用パッチKB4056568を追記。
② 記事の説明を修正。
誤:WUに降ってこない場合、このレジストリを設定するとWUに降ってくるようになります。
正:適用が上手くいかない場合、このレジストリを設定すると適用できるようになるはずです。
『セキュリティのみの品質更新プログラム』はWUに降ってきません。WUクラ向けの記事の方からコピペした際、書き換えるのを忘れていました。ごめんなさい。
③ Win8.1用KB4056898にテレメトリ(Consent.exe)の混入が確認されました。
④ Win7用KB4056897にもテレメトリ(Consent.exe)の混入が確認されました。
⑤ Win7用KB4056897に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
⑥ Win7用KB4056897とWin8.1用KB4056898に一部のAMD CPU環境でOSが起動しなくなる不具合有。
⑦ Win8.1用KB4056898に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
⑧ DiXiM系での不具合、公式アナウンスへのリンクを追記。
⑨ Win7用KB4056897に追記。再起動中にフリーズする不具合有。
⑩ Win7用KB4056897にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。
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【アプデ】 Microsoft、CPUの脆弱性を修正する『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』を公開 [Update 9]
MicrosoftはWindows7 / 8.1用にCPUの脆弱性を修正する『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』の配信を開始しました。この更新プログラムはWindowsUpdateクライアント使用者向けとなっています。
Microsoft Updateカタログ専用となる『セキュリティのみの品質更新プログラム』についてはこちらの記事、その他の1月度のパッチについてはこちらの記事をご覧くださいませ。
以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明&ファイル直リンクになります。多数の不具合が出ているため、すぐに適用するかどうかは慎重にご判断ください。
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更新履歴
① Win8.1用パッチKB4056895を追記。パッチ情報のみ公開で、配信はまだのようです。
② Win8.1用パッチKB4056895がWUに配信開始&MSカタログで公開。
③ Win7用KB4056894に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
④ Win7用KB4056894とWin8.1用KB4056895に一部のAMD CPU環境でOSが起動しなくなる不具合有。
⑤ Win8.1用KB4056895に追記。DiXiM系ソフトが原因でOSが起動しなくなる不具合有。
⑥ DiXiM系での不具合、公式アナウンスへのリンクを追記。
⑦ Win7用KB4056894に追記。再起動中にフリーズする不具合有。
⑧ Win7用KB4056894に追記。SMBサーバーでメモリリークする不具合有。
⑨ Win7用KB4056894にメモリに不正アクセスが可能な脆弱性について追記。
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【アプデ】 Microsoft、一部のAMD CPU環境に更新プログラムの配信を一時停止。OSが起動できなくなる不具合のため
2018年1月5日からWindowsUpdateなど配信されているCPUの脆弱性を修正する更新プログラムを適用すると、一部のAMD CPU環境でOSが起動できなくなる不具合が見つかりました。そのため、現時点で該当するAMD CPUを使用している環境には、下記の更新プログラムの配信を一時停止するとMicrosoftは発表しました。
- < Windows7 >
KB4056897 (セキュリティのみの品質更新プログラム)
KB4056894 (セキュリティマンスリー品質ロールアップ)
< Windows8.1 >
KB4056898 (セキュリティのみの品質更新プログラム)
KB4056895 (セキュリティマンスリー品質ロールアップ)
< Windows10 >
KB4056892 (v1709 Fall Creators Update用)
KB4056891 (v1703 Creators Update用)
KB4056890 (v1607 Anniversary Update用)
KB4056888 (v1511)
KB4056893 (v1507)
MSカタログでのみ公開されている『セキュリティのみの品質更新プログラム』をどうやって該当するAMD CPU環境に配信停止するのかと、突っ込みどころのある内容ですが、とりあえず2018年1月5日以降に配信されたパッチ全てが対象となっている模様です。
なお、具体的なCPU名はMicrosoftから案内されていません。MSフォーラムのユーザ報告によると、Athlon 64 X2 6000+やAthlon 64 X2 5200+、Sempron 3200+などでこの現象が発生しているとのことです。
2018/1/15追記
上記問題に対処したWindows7 / 8.1用更新プログラムが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
2018/1/18追記
Windows10用更新プログラムも公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ】 Microsoft、Windows10にCPUの脆弱性を修正する更新プログラムを配信 [Update 4: OSが起動しなくなる不具合有]
MicrosoftはWindows10にCPUの脆弱性を修正する更新プログラムの配信を開始しました。WindowsUpdateに以下の更新プログラムが降ってきます。
KB4056890 v1607 Anniversary Update用
KB4056891 v1703 Creators Update用
KB4056892 v1709 Fall Creators Update用
ただし、多数の不具合が出ているため、すぐに適用するかどうかは慎重にご判断ください。
以下、不具合内容になります。
【GPU】 GeForceドライバ390.65 vs 388.71。Spectre修正の影響やいかに
(Source:NVIDIA GeForce 390.65 Driver with Spectre Fix Benchmarked in 21 Games)
GeForceドライバのバージョン390.65でSpectre (Variant 1 / CVE-2017-5753)の修正が入りましたが、ここで気になってくるのが脆弱性を修正したことによるゲームパフォーマンスへの影響。海外メディアのTECH POWER UPは390.65 vs 388.71のグラフを公開しました。
(環境: i7-8700K@4.8GHz / DDR4-3866 16GB / Win10FCU64bit / WU・BIOSアップデート適用済)
イーサリアムのマイニングと、21ゲーム3解像度での結果は上記のようになりました。振れ幅は最大でも-2.5 ~ +2.5%となっており、TECH POWER UPは 「イーサリアムのマイニングには影響せず、ゲームパフォーマンスにも大きな違いはありません」 と伝えています。
【GPU】 GeForce 390.65 WHQLドライバ公開 [Update 1: CPUの脆弱性の影響は受けない旨を追記]
GeForce 390.65ドライバが公開されました。このドライバではNVIDIA Freestyleへのサポートが追加されています。NVIDIA Freestyleとは、プレイ中のゲームに
白黒やナイトモードなど、フィルタをかけることができるGeForce Experienceの最新機能とのことです。
【モニタ】 NVIDIA、65インチの4K 120Hz G-Syncモニタ『Big Format Gaming Displays』を発表
NVIDIAは4K / 120Hz / G-Sync / HDRに対応した65インチ液晶モニタ『Big Format Gaming Displays』(以下、BFGD)を発表しました。
超大型のこのモニタは、G-Syncによる滑らかな動きとHDR / 4K解像度による高画質、また、一般的なPC用ゲーミングモニタと遜色のない入力レイテンシであることを売りにしています。
BFGDとなる液晶モニタにはSHIELDも統合されており、NetflixやAmazon Video、GeForce NOWやGameStreamも利用が可能になっています。BFGD液晶モニタは、現在のところ、ASUS、Acer、HPから登場が予定されています。
なお、液晶パネルにはVAパネルが採用されているとのことです。
【CPU】 AMD、デスクトップ版Raven Ridgeを正式に発表
AMDは、デスクトップ版Raven Ridgeとなる『RYZEN 5 2400G』と『RYZEN 3 2200G』を正式に発表しました。
RYZEN 5 2400G | RYZEN 3 2200G | |
アーキテクチャ | Zen | |
コア/スレッド | 4C8T | 4C4T |
ベースクロック (CPU) | 3.6GHz | 3.5GHz |
ターボクロック (CPU) | 3.9GHz | 3.7GHz |
DDR4 | DDR4-2933 | |
GPU | Vega 11 | Vega 8 |
CU | 11 | 8 |
SP | 704SP | 512SP |
ベースクロック (GPU) | 1,250MHz | 1,100MHz |
ソケット | AM4 | |
TDP | 65W | |
希望小売価格 (SEP / Suggested Etail Price) | 169ドル | 99ドル |
注目となるのがお値段。非常にお手ごろ価格となっています。
また、AMDは、IntelのデスクトップCPUに内蔵されたGPUよりも高性能であることをスライドショーでアピールしています。
これらCPUの登場時期は2018年2月12日になるとのことです。
以下、公開されたスライドショーになります。
【CPU/GPU】 12nm版RYZENは2018年4月ローンチ。Naviは2019年に登場予定
AMDは第2世代となる12nm版RYZEN Pinnacle Ridgeが2018年4月にローンチとなることを発表し、CPUのロードマップを公開しました。
ロードマップでは2018年にZen+、2019年にZen 2、2020年にZen 3が予定されており、毎年新しいRYZENが登場することになりそうです。
また、AMDはGPUのロードマップも公開しました。
Vegaの次は7nm版Vegaとなるようです。新しいアーキテクチャとなるNaviの登場時期は2019年予定とのことです。
【CPU】 Intel、RADEON搭載CPU 8000Gシリーズを正式に発表
IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』(以下、8000Gシリーズ)を正式に発表しました。
i7-8809G | i7-8709G | i7-8706G (vProモデル) | i7-8705G | i5-8305G | |
コア/スレッド | 4C8T | ||||
ベースクロック | 3.1GHz | 2.8GHz | |||
ターボクロック | 4.2GHz | 4.1GHz | 3.8GHz | ||
GPU | Radeon RX Vega M GH Graphics | Radeon RX Vega M GL Graphics | |||
CU | 24 | 20 | |||
SP | 1,536 | 1,280 | |||
ベースクロック | 1,063MHz | 931MHz | |||
ターボクロック | 1,190MHz | 1,011MHz | |||
VRAM | 4GB HBM2 | ||||
TDP (全パッケージ) | 100W | 65W |
RX Vega M GL搭載モデルではGTX 1050 4GB以上、RX Vega M GL搭載モデルではMax-Q版GTX 1060 6GB以上であることをスライドショーでアピールしています。
これらのCPUが搭載された多くの製品は2018年春頃に登場すると言われており、Intel NUCからはNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの2つの製品が予定されています。
また、DELLやHPからも近いうちに8000Gシリーズ搭載製品が発表予定とのことです。
以下、公開されたスライドショーになります。
【CPU】 CPUの脆弱性修正パッチ、適用前と適用後の各種ベンチマーク公開 Part.2 BIOSアップデート編
(Source:Meltdown & Spectre Updates Benchmarked, Big Slow Down for SSDs!)
前回、Windowsに配信されたCPUの脆弱性パッチの適用前と適用後のベンチマークに大きな差はありませんでした。
CPUの脆弱性に完全に対応するには、マザーボードのBIOSアップデートも必要と言われており、いくつかのマザーボードでBIOSアップデートがチラホラと出てきいるようで、
- WindowsUpdate適用後 + BIOSアップデート後
- WindowsUpdate適用後
- WindowsUpdate適用前
これらの各種ベンチマークが公開されました。まず、一番酷い結果をどうぞ。
WindowsUpdate適用後 + BIOSアップデート後、NVMeドライブへの読み込み/書き込み速度が、約40%ものパフォーマンスダウンをしています。ATTO Disk Benchmarkのことはいまいちよく知らないため、これが実際のワークロードにどう影響してくるのか自分にはわかりませんが、半端ないインパクトですね……。
なお、他のベンチマークに関してはこれほどまでに大きな差は出ていません。ゲームに関しても概ね大丈夫そうですが、CPUボトルネックになりそうな画質設定によっては、数%のフレームレートの低下が見られるゲームもあります。
それでは各種ベンチマーク結果をどうぞ。i3-8100 + GTX 1080 Ti Test、i7-8700K + GTX 1080 Ti Test、i7-8700K + NVMe SSD Test、i7-8700K + SATA SSD Test、の順番になります。
【ゲーム】 World of Tanks enCoreの各種ベンチマーク公開
(Source:World of Tanks enCore тест GPU/CPU)
World of Tanks enCoreの各種ベンチマークが公開されました。World of Tanksは2018年3月に、これまで使用していたBigworld EngineからCore Engineに刷新されることになっており、World of Tanks enCoreではCore Engineのベンチマークテストができます。
[World of Tanks enCore ベンチマークムービー]
お手元の環境で試してみたい場合は、下記アドレスからWorld of Tanks enCoreのダウンロードをどうぞ!
World of Tanks enCore
http://wotencore.net/3142_ja1
以下、最高設定での各種ベンチマークになります。
【CPU】 CPUの脆弱性対策後、サーバのCPU使用率が倍以上に
CPUの脆弱性問題でサーバが悲鳴を上げているようです。Epic Gamesは、自社が使用するサーバについて、下記のアナウンスを行いました。
この図は、Meltdownの脆弱性に対処するためホストサーバにパッチを適用後、CPU使用率に大きな影響が出ていることを示しています。 来週、私たちが使用ているクラウドサービスがアップデートされます。それに伴って予期せぬ問題が発生する可能性があります。 当社は、さらなる問題を防ぐためにクラウドサービスプロバイダと協力しており、可能な限り迅速に発生する問題を軽減し解決するためにできる限りの努力をします。 (Source:Epic Games) |
対策前と対策後を示したこのグラフは、CPU使用率が倍以上になっていることを示しています。これまで出来ていたことの半分の処理能力しか出ないようでは、サーバ業界への影響は必至となるでしょう。
【CPU】 Intel、脆弱性を知りながらCoffee Lakeを発売か | ハードウェア的な解決はまだまだ先?
Intel関連の話題を、2本立てでお届けいたします。
Google Project ZeroによってMeltdownとSpectreが報告されたのは2017年中頃、Coffee Lakeの発売は2017年10月、つまり、Intelは脆弱性のことを知りつつCoffee Lakeを発売したと海外メディアのTECH POWER UPが報じました。
もし、Coffee Lakeのユーザが集団訴訟を起こした場合、この事実はIntelの責任問題となり裁判に影響する可能性があると言われています。
PC Watchによると、
Intelによれば、次期プロセッサでは、この問題を軽減する対策と性能強化を行なうとしており、既存製品に関しては、それぞれの脆弱性に対応した緩和策などを提示している。 (Source:PC Watch) |
上記のように報じられており、次期プロセッサでも完全な解決とはならず、 「問題を軽減する対策」 に留まるようです。
ここでいう次期プロセッサが何を指しているのかはわかりませんが、ハードウェア的に完全に解決されたCPUが登場するまで、まだしばらく時間がかかりそうです。