Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1703 Creators Update以降、固定ユーザープロファイルを使用するとスタートメニューが正常に動作しなくなる場合があるという不具合が出ています。

固定ユーザープロファイルとは、変更した設定などが保存されず再起動すると初期状態に戻るユーザープロファイルで、一般的なユーザーであればあまり使用することはありません。

もし、使用を考えていてこの不具合を回避したい場合は、固定ユーザープロファイルの作成時に、

f

『固定プロファイル』にチェックを入れないことで従来通りの構成内容で固定ユーザープロファイルを作成できます。 (備考: v1703 Creators Updateより前のバージョンにこのチェックボックスはありません)

Microsoftはこの不具合を調査しており、進展があり次第下記のブログにてアナウンスを予定しています。

GeForce

『ザ クルー2』に最適化されたGeForce 398.36ドライバが公開されました。リリースノートによると下記の不具合が修正されています。


[ 修正された不具合 ]
・Pascal GPUでGears of War 4をプレイ中にBSoDになる問題
・Windowsのディスプレイの設定ページで3Dディスプレイの設定を変更してもNVIDIAコントロールパネルのStereoscopic 3Dに影響しない問題
・ゲーム終了後もG-Syncがアクティブになってしまい、デスクトップがカクつく問題
・サラウンドモードで起動するとゲームがクラッシュする問題
・HDR有効時、HDRではない動画をフルスクリーンで再生すると表示がおかしくなる問題
・ノート環境でPC起動時にBSoDになる問題
・397.93ドライバ以降をインストール後、Windowsの起動画面がブラックスクリーンになる問題 (398.36 Hotfixで修正済み)


ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。

398.36WHQL Windows 7 / 8.1 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/135680/jp

398.36WHQL Windows10専用 64bit版
http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/135716/jp

2018/6/28追記
不具合情報を書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

関連記事
【GPU】 GeForce 375.70 ドライバ以降に導入されたテレメトリの無効化方法

ハードウェア全般

2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れがあるとして、同社はバッテリーの劣化状況を診断し、最適な充電量に制御して発火の危険性を回避する『バッテリー診断・制御プログラム』を2018年6月12日公開しました。

対象機種は下記になります。

CPU


(Source:CVS: cvs.openbsd.org: src)

UNIX系OSのOpenBSDはIntelのHyper-Threading Technology(HTT)をデフォルトで無効にしたことを発表しました。

OpenBSDによると、SMT(Simultanious Multi Threading)はスレッド間でTLBとL1キャッシュを共有しているため、キャッシュタイミング攻撃が容易になり、Spectre系の脆弱性へと発展しかねないと疑われています。そのため、今回はIntelのCPUだけですが、いずれ他社のCPUに対しても同様にSMTの無効化を行うとのことです。

現時点ではまだ疑われている段階で、SMTが脆弱性であると証明されたわけではありません。OpenBSDは他のOSよりもセキュリティを非常に重要視しているため、『万が一』を未然に防ぐことを目的とした措置と言えるでしょう。

< Update 1 >
『TLBleed』と呼ばれるTLBとHTTに関連したデータ漏洩に繋がる脆弱性が報告されました。ただし、この脆弱性を悪用するためには、既にマルウェアが実行されているか、システムにログインされているということが前提条件となります。

この脆弱性は投機的実行に依存しないため、SpectreやMeltdownとは無関係であるとされています。現在のところ、TLBleedの悪用は確認されていません。

PCゲーム全般

Humble Storeにて、魔法やエルフといったファンタジーと、近未来SFを融合した世界観のRPG『Shadowrun Returns Deluxe』のSteamキーが無料配信されています。日本語には対応していませんが有志による日本語化MODが公開されています。

無料配信期限は2018年6月24日(日)AM02:00までとなりますので、やってみたい方は下記のキャンペーンページからお早めにどうぞ!

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Updateにて、エクスプローラがローカルネットワーク上の他の機器や共有フォルダを検出できないという問題が発生しています。

この問題の解決策は簡単です。[Winキー] + [Rキー]を押して『ファイル名を指定して実行』を開いて、『services.msc』と入力してエンター。『サービス』のウィンドウが開くので、下記のサービス全てを『自動 (遅延開始)』に変更します。

  • Function Discovery Provider Host (FDPHost)
  • Function Discovery Resource Publication (FDResPub)
  • Network Connections (NetMan)
  • UPnP Device Host (UPnPHost)
  • Peer Name Resolution Protocol (PNRPSvc)
  • Peer Networking Grouping (P2PSvc)
  • Peer Networking Identity Manager (P2PIMSvc)

変更が完了したらPCを再起動すれば問題は解決します。

関連記事
【Win10】 Windows10 v1803 April 2018 Updateの不具合情報等の記事一覧

PCゲーム全般


(Source:Unravel Two тест GPU/CPU)

Unravel Two』の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは下記になります。

上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 780 3GB(Min 74 fps) / R7 370 4GB(Min 61 fps)以上で可能となっています。

以下、最高設定での各種ベンチマークになります。

Windows,WindowsUpdate

2018年6月13日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

2018年5月度に引き続き、今月もネットワークドライバが死亡する不具合入りです。先月この不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆に、先月何もなかった場合は今月も何もないと思われます。

Win7 32bit環境で再起動ループに陥る件については5月末に原因が判明しましたので、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【アプデ】 WU適用後、Win7 32bit環境で再起動ループになる原因がやっと判明

< Update 2: MSのコピペミス >
2018年6月16日付けでKB4284867(Win7用セキュのみ)、KB4284826(Win7用ロールアップ)の各KBページに更新が入りました。

まず、セキュのみのKB4284867ですが、当初、『SSE2非対応マシンでBSoDが発生する不具合』と、『ネットワークが死亡する不具合』が掲載されていましたが、この2点が削除されました。これにより、KB4284867は今のところ不具合なしとなりました。

次に、ロールアップのKB4284826ですが、こちらは『SSE2非対応マシンでBSoDの不具合』が削除されました。『ネットワークが死亡する不具合』はまだ残っていますので、こちらは引き続きお気をつけくださいませ。

これらの不具合がなぜ削除されたのか、MSからの説明はありません。

MSのKBページ担当者は過去のロールアップのKBページをコピペして再編集する癖があります。その結果、セキュのみには存在しない不具合が掲載されたり既に直っている不具合をそのまま掲載して消し忘れたり、といったようなことがあります。つまり、今回もMSのコピペミス、消し忘れでしょう。

既知の不具合が減るのは良いことですが、あまりにもKBページの作成が適当すぎでしょう。このガバガバっぷりは改善してもらいたいところです。

ハードウェア全般

東芝は同社のノートパソコン用ACアダプタに発煙・発火の恐れがあるとして、交換・回収を行うことを発表しました。対象となるACアダプタは下記になります。

ACアダプタ
部品番号
G71C0009S210G71C0009T110G71C0009T210G71C0009T116
営業型番
(オプション)
PAACA028-
回収対象
ACアダプタ
製造期間
2011年2月、3月、6月2009年12月
2010年3月~7月
2011年1月~4月2011年7月

東芝製ノートパソコンをお使いの方は一度ご確認くださいませ。詳細および回収・交換の申し込みは下記のリンク先へどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

2018年6月22日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。本来、月例の翌週となる6月20日が配信予定日ですが、2日遅れでの配信となりました。

Win7 32bit環境で再起動ループに陥る件については5月末に原因が判明しましたので、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【アプデ】 WU適用後、Win7 32bit環境で再起動ループになる原因がやっと判明

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

SSD

第2世代64層3D TLC NANDを採用したCrucial MX500の最初のファームウェアアップデートが2018年6月19日付けで公開されました。バージョンM3CR022では下記の改善が施されています。

  • DEVSLP low-power stateからの準備時間の改善
  • TRIMとウェアレベリングパフォーマンスの改善
  • SATAエラー処理の改善
  • TCG Opal 2.0サードパーティ暗号化ユーティリティとの互換性の改善
  • (この変更はMS BitLockerに影響しません)

ダウンロードは下記のリンクよりどうぞ。

関連記事
【SSD】 Crucial MX500『CT1000MX500SSD1』の大きなファイルの書き込み速度はどんなもんなのか

GPU

NVIDIAはTesla V100とAI技術を使用し、動画の中間フレームの予測と生成を行う方法を開発しました。百聞は一見に如かず、30~60 fps動画を最大480 fpsにした下記のデモ動画を是非とも再生してみてください。

液晶モニタ


(Source:Reddit / TECH POWER UP / Acer Community / ANAND TECH)

4K 144Hzモニタ使用者から 「144Hzだと画質が低下する」 という報告が出ています。これはDisplayPort 1.4の帯域が不足しており、4Kで144Hzを達成するためにYCbCr 4:2:2が使用されていることが原因となっています。

4:4:4の最高画質との比較がこちらになります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1803 April 2018 Updateにアップデート後、ノートPCの液晶の明るさが調整できなくなる場合があるようです。大きな不具合ではありませんが、普段から小まめに調整する方はお気をつけくださいませ。

< Update 3: 2018年6月度のWUで修正 >
この不具合は2018年6月度のWindowsUpdate、KB4284835で修正されました。お困りの方は6月度以降のアップデートを適用することで直ります。

以下、Update 1~2は古い情報ですが、また同様の現象が発生するようなことがあれば使えるかもしれないので一応残しておきます。