Windows7を使いたい勢に朗報です。海外でZ390 / Core 9000シリーズ環境でWindows7が動作したとの報告が上がってまいりました。ただし、厄介な部分も増えました。
【CPU】 AMD、7nm / Zen 2世代EPYC、Romeを発表。最大64コアに
(Source:ANAND TECH)
AMDは7nm / Zen 2世代となるEPYC、Romeを発表しました。Romeのコア数は最大64コアにもなり、Naplesの倍となっています。今回、CPUパッケージが変わっており、中央には14nmのI/Oダイ、その左右に1ダイ8コアの7nm CPUダイという構成がとられています。
EPYCシリーズはサーバーやデータセンター向けのためあまり大きくは触れませんが、Zen 2世代のTHREADRIPPERで実装可能な最大コア数の予想材料になるのではないでしょうか。
にしても7nmダイは小さいですね。このサイズであればメインストリームCPUにも2つ乗せられそうな気がします。16C32Tメインストリーム来るか……?
なお、Zen 2製品は2019年に発売が予定されています。
【HDD】 Seagate、2024年までに48TBのHDDを計画。2025~2026年には100TBか
海外メディアのThe RegisterはSeagateの2025年までのロードマップを報じました。ロードマップによると、SeagateのHDD容量は2020年に20TB、2022年までに36TB、2024年までに48TBの大容量に達するという。このペースでいけば「2025~2026年頃には100TBにまで達するのではないか」とThe Registerは伝えています。
話は変わって2003年の話ですが、その頃に語られた未来の話では「IntelのCPUは2007年頃には10GHzに達し、2010年には15~20GHzに上り詰める」なんて言われていました。実際どうなったかはご存知のとおりです。
はたしてSeagateはCPUの二の舞にならず、ロードマップを達成することができるでしょうか。
【CPU】 Intel CPUに新たな脆弱性『Portsmash』(CVE-2018-5407)。他社製CPUにも影響か
(Source:The Register / SecLists.Org / GitHub)
IntelのCPUに『Portsmash』(CVE-2018-5407)と呼ばれる新たな脆弱性が見つかりました。この脆弱性はハイパースレッティング・テクノロジー(HTT)をサポートするCPUに影響し、特定のデータにアクセスが行われる危険性があるという。
まだ未検証なものの、同時マルチスレッディング(SMT)をサポートするCPUであればIntelのCPUに限らず影響する可能性があるとのこと。
HTT/SMTを無効化することでこの脆弱性を塞げますが、言うまでもなく大幅なパフォーマンスダウンとなります。各社の対応が待たれます。
【ゲーム】 『Fallout 76』B.E.T.A.(ベータ版)の各種ベンチマーク公開
2018/11/18追記
注意: この記事はベータ版のベンチマーク記事になります。製品版は下記の記事をご覧くださいませ。
以下、ベータ版のベンチマークになります。
『Fallout 76』B.E.T.A.(ベータ版)の各種ベンチマークが公開されました。ベンチマークの測定シーンは下記になります。
上記シーンを1920 x 1080最高設定でMin 60 fpsを保つにはGTX 970 3.5GB(Min 60 fps) / RX 580 8GB(Min 64 fps)以上で可能となっています。
以下、最高設定での各種ベンチマークになります。
【アプデ】 WindowsUpdate 2018年10月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 7: KB4462923の配信が再開]
2018年10月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
今月のWin7用『ロールアップ』も2018年5月度、6月度、7月度、8月度、9月度に引き続き、ネットワークドライバが死亡する不具合入りです。不具合放置6ヶ月目に突入です。MSさんやる気なさすぎわろえない。
過去にこのネットワークが死亡する不具合にやられた人は、今月も発生するでしょう。お気をつけくださいませ。逆にこれまで何もなかった場合は今月も何もないと思われます。この不具合はWin7の『ロールアップ』でのみ発生します。Win8.1およびWin7用『セキュリティのみ』では発生しません。
< Update 7: KB4462923の配信が再開 >
KB4462923(7用ロール)は2018年10月14日頃から環境によっては降ってこなくなっていましたが、11月2日から降ってくるようになりました。なぜ、突然配信が止まったり、再開されたのか、Microsoftからの説明は何もありません。
以下、2018年10月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
更新履歴 ① KB3177467を加筆。 ② Win8.1用FLASHが2018年9月度のKB4457146になっていました。正しくはKB4462930でした。既に直リンクからダウンロード済みの方は再度ダウンロードをお願いします。ごめんなさい。 | KB3177467の直リンク切れを修正しました。 | KB4462915(7用セキュのみ)とKB4462923(7用ロール)の前提条件にKB3177467が必要な旨を加筆。 ③ KB3150513を加筆。 ④ KB4462915(7用セキュのみ)とKB4462923(7用ロール)にKB3177467を未適用の場合、『0x8000FFFF』エラーでインストールに失敗する場合がある旨を加筆。 | KB3177467に注意点を加筆。 ⑤ KB4462923(7用ロール)が配信されない場合がある旨を加筆。 ⑥ KB4462923(7用ロール)を降ってこさせる方法を加筆。備考欄を参照。 ⑦ KB4462923(7用ロール)の配信が再開された旨を加筆。それに伴い⑤と⑥を削除。 |
【GPU】 RTX 20シリーズの突然死について、NVIDIAは「個別対応」と回答。詳細は明らかにせず
(Source:4gamer) GeForce RTX 20シリーズの登場からしばらく経ったが,ここに来てNVIDIAのGeForce RTX 20シリーズ公式掲示板において,搭載グラフィックスカードの不具合に関する報告の数が増えてきている。クラッシュする,グラフィックスメモリが“死んだ”ときのような画面表示異常が生じる,BSoDが生じる,そもそも動かなくなった……などといった具合だ。 (中略) そこで本件についてNVIDIAに問い合わせたところ,次のような回答が得られた。和訳は筆者が試みたもので,丸括弧内は筆者による補足である。
要するにNVIDIAとしては,「新世代GPUの初回出荷時に生じうる問題報告の数」として想定される閾値の範囲内ということなのだろう。 |
上記内容が4gamerにて報じられました。
今回のRTX 20シリーズ突然死騒動はあまりにも報告数が多く、明らかに閾値を超えているように思えます。また、公にせずに内々で済ませようとしている様子が今回の発言から窺えます。このまま消費者に事の詳細を何も知らせようとしない姿勢は、残念ながら真摯な対応とは思えません。
消費者からすれば安心して使用できるよう、何が原因でこうなったのか、また、起こりうるのかをハッキリしてもらいたところです。
2018/11/15追記
続報書きました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【ノート】 富士通、発火・発煙の危険性があるノートパソコンにWU経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信
富士通は発火・発煙の危険性があるノートパソコンを対象に、WindowsUpdate経由で『バッテリ充電制御機能アップデート』を配信することを発表しました。
富士通曰く、このアップデートを適用することで 「バッテリの消耗に合わせて充電制御を行い内圧を下げることで、これまで以上に安心してお使いいただくことができます」 とのこと。
対象機種は2010~2016年製。お心当たりのある方は下記の富士通のページを確認しておいた方が良いでしょう。
富士通
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (個人向けページ)
バッテリ充電制御機能アップデートのお願い (法人向けページ)
【GPU】 Rivatuner Statistics Server 7.2.0公開
Rivatuner Statistics Server 7.2.0が公開されました。このアップデートでは各種バグフィックスや最適化、機能の改善などが含まれています。
もし、アップデート後にオーバーレイが機能しなくなった場合は、Rivatuner Statistics ServerとMSI AfterBurnerを完全にアンインストール(プロファイルを削除)して、クリーンインストールすれば再び機能するようになるとのことです。
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
【マザボ】 Gigabyte Z390 AORUS XTREMEのVRMが優秀すぎる件。めちゃくちゃ冷える!?
(Source:Hi Cookie 1 / 2)
i9-9900K@5.2GHz(1.36V)でPrime95(AVX2有効)をぶん回した動画が投稿されました。周囲の温度は25度、エアフローなし、水冷というセットアップでCPU温度は最高108度を記録。
このクロックでぶん回すにはかなり怖い温度になっていますが、VRMは半端なく優秀な温度を示しています。それがこちら。
【GPU】 GeForce 416.64 Hotfixドライバ公開 | RTX 20シリーズからWindows8.1を正式サポートしない模様
GeForce 416.64 Hotfixドライバが公開されました。このドライバでは下記の不具合が修正されています。
[ 修正された不具合 ]
・ファークライ5でちらつきが発生する問題
・Monster Hunter Worldでボリュームレンダリングの設定をOffにすると表示がおかしくなる問題
・Witcher 3でちらつきが発生する問題
・Shadow of the Tomb Raiderが不安定な問題
・オーディオが一時停止されて5秒のアイドル時間が経過するとマルチチャンネルからステレオに切り替わる問題。アイドル時間を5秒から10秒に増加しました。 (416.34の既知の不具合と照らし合わせるとということだと思います。原文は 「When audio playback is paused, audio receiver switches from multi-channel to stereo. Increased period from 5 seconds to 10 seconds.」)
ドライバのダウンロードは下記のサイトからどうぞ。
【GPU】 Radeon Software Adrenalin Edition 18.10.2公開
『Fallout 76 B.E.T.A.』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.10.2ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合が修正されています。
[ 修正された不具合 ]
・Vulkan APIを使用するゲームが起動時にクラッシュする問題
・マルチGPU環境でアサシンクリードオデッセイをプレイ中にAdaptive Anti-Aliasingを有効に変更するとランダムでゲームが終了する問題
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
【GPU】 GPU-Z 2.14.0公開
GPU-Z 2.14.0が公開されました。今回のアップデートでは各種バグ修正とCore 9000番台のIntel UHD Graphicsのサポートが含まれています。
ダウンロードは下記のリンク先からどうぞ。
TechPowerUp GPU-Z v2.14.0
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、『★』などが正常に表示されなくなる場合がある [Update 1: 2019年1月23日配信のKB4476976にて修正]
(Source:Reddit)
Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、Unicode文字の『☆』(U+2606)や『★』(U+2605)が正常に表示されなくなるという不具合が発生しています。