株式会社KODAWARIはお手頃価格なTN / Adaptive-Sync / 144Hz / WQHDモニタ『PX276』を販売開始しました。以下、プレスリリースになります。
【CPU】 RYZEN 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)はソルダリング
【GPU】 Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2公開 [Update 1]
『Kingdom Come: Deliverance』、『Fortnite』、『PlayerUnknown's Battlegrounds』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.2ドライバが公開されました。それぞれのゲームで最大数%のパフォーマンスアップあるとのことです。
リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。
< Update 1 >
以下、修正された不具合ではなくて、既知の不具合でした/(^o^)\ 今回のバージョンに不具合の修正はありません。空目ってました。ごめんなさい。消すのもなんなので、そのまま残しておきます。
[ ※既知の不具合 ]
・FreeSyncが誤った挙動を起こし、Chromeでの動画再生でちらつきが発生する問題
・Radeon Overlayホットキーでオーバーレイを表示できなかったり、Radeon Host Applicationがクラッシュする問題
・マルチモニタ環境でフルスクリーンにしてFreeSync有効にすると大きなスタッターが発生する問題
・FreeSyncモニタでEnhanced Syncが有効になっているとパフォーマンスメトリックオーバーレイがちらつく問題
・12枚のGPUを使用して長時間計算処理を行っているとランダムにシステムがハングする問題
・ワールドオブファイナルファンタジーで水のテクスチャが正常に表示されない問題
・CrossFire有効時にComputeに切り替えるとハングする問題。回避策は切り替え前にCrossFireを無効にしてください
また、dGPUのRADEONとは別に、RYZEN 5 2400G / RYZEN 3 2200G専用のドライバとなる『Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics』も出ています。
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
AMD
Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2
Radeon Software for Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics
【CPU】 悲報 Raven Ridge RYZEN 2000Gシリーズはグリスバーガー
(Source:Скальпировал новые APU Ryzen 2400G и 2200G - что я узнал?)
海外にて、早くもRYZEN 3 2200Gの殻割が行われました。結果、上記画像のとおりRYZEN 2000Gシリーズはグリスバーガーでした。 参考までに定格でPrime95をぶん回した温度がこちら。
[ AMD / Intel共にリテールクーラーを使用 ]
(Source:XFastest)
付属のCPUクーラーでこの温度なので、CPUクーラーを交換すればもう少し下げられると思いますが、OCしてぶん回すことを考えるなら殻割も視野に入れる必要がありそうです。
【CPU】 Skylake向けにCPUの脆弱性に対応したマイクロコードは前回から変更なし。は?
先日、IntelはCPUの脆弱性に対応したSkylake用マイクロコードをリリースしたことを発表しましたが、このマイクロコードは前回リリースされたものから一切変更がされていないようです。
何を言っているのかわからないと思いますが、自分でも書いてて 「??」 となりました。順番に説明していきます。まず、Intelが公開したマイクロコードに関する2018年2月8日付のリリースノートを見てみましょう。
Skylakeのマイクロコードについて、[***]という表記があります。この[***]の補足を見てみると、
[***]の行について、以前は使用中止を推奨していました。その後のIntelの社内テストで、安定性の問題の影響を受けていないことが判明したため、変更なしで再リリースすることを決定しました。 |
と、書かれています。つまり、今回リリースしたものは前回から何も変わっていません。
いやいやいや、前にSkylakeも不具合の影響を受けるって言っていたのは一体なんだったのかと。それって前回はちゃんとテストをせずに適当に発表したってことですよね。ガバガバにもほどがあるでしょう。
そんなガバガバテスト体制で再リリースされたマイクロコード。何も問題がなければ良いのですが、正直なところ不安感は拭えません。万が一にも不具合に遭いたくない場合は、しばらく様子見をして、安全の確認が取れてから適用した方が良いでしょう。
【アプデ】 2018年2月9日、WindowsUpdateにテレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)が配信
2018年2月9日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)がWindowsUpdateに配信されました。2015~2016年はWin10化ウイルスのひとつとして機能し、現在では純然たるテレメトリとして機能しています。
この糞パッチは2017年度は2月10日、2月22日、3月8日、6月7日、11月8日に配信されており、どうしてもユーザのPCから情報を抜きたいMicrosoftが不定期且つそこそこの頻度で配信を続けています。ほんとしつこい。以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。
KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。
注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには
アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動 |
この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。
KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。
【ゲーム】 FF15ベンチマークはHTT / SMTを無効するとフレームレートが良くなる場合がある
(Source:FFXV Hyperthreading & SMT On vs. Off Benchmarks)
FF15ベンチマークですが、海外メディアのGamersNexusによるとHTT / SMTを無効にするとフレームレートが良くなる場合があるようです。
【電源】 FSPの水冷電源『Hydro PTM+』がついに発売
2017年5月に発表されたFSPの水冷電源『Hydro PTM+』が海外でついに発売となりました。お値段は699ドル。
この電源は通常時は1200Wですが、水冷システムが有効になると最大1400Wの供給が可能になります。また、サイレントモード(50%以下の負荷)で動作すると、ファンが停止した状態で最大600Wまで供給できる仕様となっています。
初回生産500台はLimited Editionとなっており、スリーブケーブルとBitspowerのAiO水冷キットが付属してくるとのことです。
国内での販売については、今のところ代理店のオウルテックからアナウンスはありません。
【アプデ】 Windows8.1 / 10にKB4074595(Adobe Flash Player 28.0.0.161)が配信
Windows8.1 / 10にFlashアップデートとなるKB4074595が配信されました。先日告知されたゼロデイの脆弱性の修正が入っているため、Flashをお使いの方はサクっと適用しておきましょう。適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。
KB4074595 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用Flashのセキュリティアップデート。
KB4074595 (Windows10系用) ファイル: Microsoft Updateカタログ
Win10用Flashのセキュリティアップデート。各バージョンごとのファイルがあるため直リンクは割愛いたします。手動で適用する場合は上記の『Microsoft Updateカタログ』リンクよりお使いのバージョン用ファイルをダウンロードくださいませ。
【HDD/SSD】 ストレージのデータを完全に消去するコマンド『cipher』
ストレージの売却や譲渡などで第三者の手に渡る際、情報漏えいを防ぐためにデータは完全に消去しておきたいものです。しかし、通常のフォーマットだけだと、復元ソフトなどを使用して簡単にファイルのサルベージができるのでおすすめしません。
そこで、簡単に完全に消去する方法をご紹介。コマンドプロンプトを起動して、
【ノート】 Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合、ついに原因判明
前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。
もし前回の記事を未読でしたら、是非とも下記の記事をご一読くださいませ。 |
そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。
おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。
この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。
なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。
2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【ゲーム】 FF15ベンチマークが激重な件 [Update 1]
(Source:FINAL FANTASY XV Benchmark Tool тест GPU/CPU)
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマークの各種リザルトが公開されました。最初に結論を申しますと、1920 x 1080最高設定でMin60fpsを保つにはGTX 1080 Ti(Min68fps)が必要になってきます。げ、激重だーー!!
スクウェア・エニックスが推奨する動作環境は、
(Source:http://www.jp.square-enix.com/ff15/PC/)
1920 x 1080だとGTX 1060 6GBとされていますが、一体どうしてこうなったのか……。そして推奨カードのGTX 1060 6GBではどれくらいのフレームレートが出るのか。
以下、最高設定での各種ベンチマークになります。
【アプデ】 Microsoft、KB4058258を配信。Win10v1709FCUで動作が遅くなる不具合を修正
2018年2月1日、MicrosoftはWindows10 v1709 Fall Creators Update(以下、Win10FCU)用更新プログラムKB4058258を配信しました。
この更新プログラムはセキュリティを含まないバグ修正のみのため、インストールしなくてもセキュリティ上の問題はなく、半期チャネル(旧:CBB)に設定していると配信されません。何事もなければセキュリティを含む次の月例 (2018/2/14) に同梱されます。
所謂、早期公開の人柱パッチですが、大きなバグ修正が含まれているのでご紹介。
【GPU】 Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.1公開
『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』に最適化されたRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.1ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。
・シングルモニタ環境でFreeSyncを有効時、最小と最大の間で急激にフレームレートが変化する問題
・Hybrid Graphicsシステム構成でSid Meier's Civilization V(DX9)の起動に失敗する問題
・Samsung CF791でFreeSyncを使用すると一部のゲームでブラックスクリーンになる問題
・Radeon Chillの設定がVulkan APIを使用するゲームで有効にならない問題
・Vulkan APIを使用する一部のゲームでRadeon Overlayが開けない問題
・Need for Speed Paybackで一部の地形の表示がおかしくなる問題
・神次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth3 V CENTURYでテクスチャの表示がおかしくなったりちらつく問題
ダウンロードは下記サイトからどうぞ。
【ウイルス】 CPUの脆弱性を突いたマルウェアサンプル、2018年1月31日時点で139件
(Source:Malware Exploiting Spectre, Meltdown Flaws Emerges)
SecurityWeek.comによると、CPUの脆弱性を悪用するように設計されたマルウェアサンプルは、2018年1月31日時点で139件見つかっているという。今のところ、これらのサンプルは、攻撃者がターゲットのコンピュータ、特にウェブブラウザから情報を引き出す方法を模索している研究段階にあると見られています。
専門家は、攻撃に対する緩和策として、OSとBIOSアップデートだけでなく2つの推奨事項を挙げています。
「1時間以上PCを使わないときは電源を切り、休憩中にはウェブブラウザを閉じておくこと。これだけで攻撃されるリスクが減り、エネルギーの節約にもなります」
【CPU】 AMD、Zen 2ではハードウェアレベルでCPUの脆弱性に対応。ただし
AMDのリサ・スーCEOは2017年度第4四半期決算報告でCPUの脆弱性について下記のように述べました。
弊社のプロセッサでSpectre Varian 2の悪用は困難であると考えていますが、マイクロコードとOSパッチを組み合わせた追加の緩和策を提供します。長期的には、Spectreのような潜在的脅威にさらに対処するため、Zen 2のデザインからプロセッサコアに変更を加えます。 (Source:PCWorld) |
Zen 2アーキテクチャを採用したプロセッサは2019年登場といわれており、そこでハードウェアレベルでの対応がされるようです。ただし、Intelと同様に、リサ・スーCEOのこの発言は 「完全な解決」 とも 「緩和策」 とも明言していないため、どこまで対処しているのかは明確になっていません。
リサ・スーCEOは 「変更を加える」 と言うにとどめていますが、 「さらに対処するため」 という流れから 「緩和策」 である可能性は高そうです。なお、ソース元のPCWorldでは 「Spectreの緩和策はZen 2から組み込まれる」 と題して報じられています。
【GPU】 GeForce 390.77 ドライバ 不具合情報
海外のGeForce公式フォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いた不具合書き込みをざっくり意訳。真偽のほどは定かではありません。ご覧いただいた方の判断にお任せします。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
【CPU】 Intelの欠陥ファームウェアが原因で『データの消失や破損』
Intelは2017年度第4四半期決算報告でCPUの脆弱性について下記のように述べました。
セキュリティの脆弱性と緩和策(ソフトウェアおよびファームウェアを含む)の両方、またはいずれかは一方は、パフォーマンスの低下、再起動、システムの不安定、データの消失または破損、予測不可能なシステムの動作、または第三者によるデータの不正使用を招く可能性があります。 (Source:Intel) |
どうでしょうか。何か違和感を感じませんか。これ、CPUの脆弱性と緩和策の両方を混ぜて語っているんですよ。この書き方だとどれが脆弱性に起因しているのか、欠陥ファームウェアの自爆に起因しているのか、具体的な原因がわかりにくくなっています。
「第三者によるデータの不正使用」 は間違いなく脆弱性が起因して起こる問題でしょう。 「再起動」 についてはIntelが以前から言っているとおり欠陥ファームウェアが原因ですね。では、 「データの消失または破損」 等は一体何が原因なのか。
これについて、Microsoftさんがファームウェア無効化パッチの説明ページで詳細を書いてくれていました。
このマイクロコードは 「予想以上の再起動や他の予期しないシステム動作」 を引き起こし、 「データの消失または破損」 が発生する可能性があります。 (Source:KB4078130) |
これもファームウェアの自爆じゃないか。
どうやら欠陥ファームウェアは再起動問題だけでなく、データの消失や破損、予期しない動作まで起こるようです。欠陥すぎでしょう……。てか、データの消失や破損って、決算報告にちょろっと書くようなことじゃなくて、もっと大々的に告知すべきでしょ。
既に適用済みの方はお気をつけくださいませ。ファームウェア(BIOS)をロールバックするなり、KB4078130やInSpectre、レジストリ操作で無効化するなりしておきましょう。