Windows Server用KB5010196とKB5010215が緊急リリース。画面が黒くなったり遅くなるなどの不具合を修正 [Update 1: 2022 / 2016用公開]
Microsoftは、Windows Server 2019用更新プログラムKB5010196およびWindows Server 2012 R用更新プログラムKB5010215を緊急リリースしました。
Windows Server環境において、2021年12月のセキュリティ更新プログラムをインストールすると、「画面が黒くなる」「サインインが遅くなる」「全体的に遅くなる」「リモートデスクトップ経由でサーバーにアクセスできなくなったり、場合によってはサーバーが応答しなくなる」といった不具合が発生しています。これらの不具合は、以下のOSで発生します。
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
今回、緊急リリースされた更新プログラムはこれらの不具合を修正するもの。WindowsUpdateには配信されないため、不具合にお困りの方は以下のリンクのMicrosoft Updateカタログよりダウンロードをどうぞ。
- Windows Server 2022用: KB5010197 [New]
- Windows Server 2019用: KB5010196
- Windows Server 2016用: KB5010195 [New]
- Windows Server 2012 R2用: KB5010215
備考: Google Chromeおよびその他Chromium系ブラウザだと、Microsoft Updateカタログのページでダウンロードリンクを左クリックしてもダウンロードが始まりません。ダウンロードリンクを右クリックして『名前を付けてリンク先を保存』を選択してください。その後、「安全にダウンロードできません」と表示されたら、『継続』を選択することでダウンロードできます。
なぜこのようなことになっているのか、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
2022年1月5日時点ではWindows Server 2022用およびWindows Server 2016用更新プログラムはまだ公開されていません。Microsoftによると、近日中にリリース予定とのことです。
Update 1: 2022 / 2016用公開 [2022/1/6追記]
Windows Server 2022用およびWindows Server 2016用更新プログラムが公開されましたので記事に加筆いたしました。