【Windows8.1】 WindowsUpdate 2021年3月 注意事項と各KBメモと直リンク KB5000848 / KB5000853等 [Update 5]
2021年3月10日にWindowsUpdateに配信およびMicrosoft Updateカタログに公開されたWindows8.1用更新プログラムKB5000848 / KB5000853等のザックリまとめです。この記事は足りない更新プログラムや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
『セキュリティのみ』KB5000853はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。
以下、2021年3月10日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
更新履歴 ① ロールアップKB5000848が降ってこなくなりました。Windows10では2020年3月のWindowsUpdateを適用すると印刷時にBSoDになる不具合が発生しています。もしかするとWindows8.1でも発生するかもしれません。その旨加筆。 [2021/3/10] ② ロールアップKB5000848の配信が再開されました。そのため、①の文を削除。 [2021/3/11] ③ ロールアップKB5000848 / セキュリティのみKB5000853に印刷が正常にできなくなる不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/17] ④ ③の正常に印刷できなくなる不具合をMicrosoftが認めました。既知の不具合へと移動。 [2021/3/18] ⑤ 印刷の不具合がKB5001640にて修正されました。ロールアップKB5000848 / セキュリティのみKB5000853にその旨加筆。[2021/3/23] [New] |
Microsoft Updateカタログ公開分 『セキュリティのみの品質更新プログラム』/IE11/.NET
KB5000853 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチにはテレメトリ入りファイルとなるConsent.exeが混入しています。Consent.exeについてはこの記事やこの記事のKB3025394をご覧くださいませ。このパッチは『テレメトリ関連等を含むMSカタログ産『セキュリティのみの品質更新プログラム』(備考4参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
フォトビューアーやその他一部アプリケーションから印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。
[New]
この不具合は2021年3月23日に公開されたKB5001640を適用することで修正されます。KB5001640については以下の記事をご覧ください。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年7月15日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4566425を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 |
KB5000800 (Windows 8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
WindowsUpdateクライアントに配信分
KB5000848 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
Windows10では2021年3月のパッチをアンインストールすることでBSoDは発生しなくなります。もし、Windows8.1でも同様の症状が発生したら、KB5000848のアンインストールをお試しください。
このパッチには既知の不具合とユーザー報告の不具合あります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、『STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)』エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
フォトビューアーやその他一部アプリケーションから印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。
[New]
この不具合は2021年3月23日に公開されたKB5001640を適用することで修正されます。KB5001640については以下の記事をご覧ください。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年7月15日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4566425を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。 なお、WindowsUpdateクライアント経由の場合は、まず月例等の更新プログラムが降ってきて、WindowsUpdateの確認2回目以降に(正確には適用する更新プログラムが最新SSU以外に何もなくなったら)最新SSUが降ってくる挙動になっています。 |
KB890830ファイル直リンク: 8.1用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。