【Windows8.1】 WindowsUpdate 2020年10月度 注意事項と各KBメモと直リンク KB4580358 / KB4580347等

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2020年10月14日にWindowsUpdateに配信およびMicrosoft Updateカタログに公開されたWindows8.1用更新プログラムKB4580358 / KB4580347等のザックリまとめです。この記事は足りない更新プログラムや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

『セキュリティのみ』KB4580358はテレメトリ(Consent.exe)入りとなっています。避けている方はお気をつけくださいませ。

以下、2020年10月14日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
初版。

Microsoft Updateカタログ公開分 セキュリティのみの品質更新プログラム』/IE11/.NET

KB4580358 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2
:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。

このパッチにはテレメトリ入りファイルとなるConsent.exeが混入しています。Consent.exeについてはこの記事この記事のKB3025394をご覧くださいませ。このパッチは『テレメトリ関連等を含むMSカタログ産『セキュリティのみの品質更新プログラム』(備考4参照)』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
  • サードパーティ製のドライバをインストールすると、「ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません。」というエラーが表示されることがあります。署名のプロパティを表示すると「サブジェクトに署名がありませんでした。」というエラーが表示されることもあります。不適切なフォーマットのカタログが含まれるサードパーティ製ドライバをインストールした際にこのエラーが発生するようになりました。これはWindowsの仕様変更によるもので不具合ではありません。このようなエラーが発生した場合、ドライバベンダーやデバイスの製造元(OEM)に問い合わせて、問題を修正したドライバを提供してもらう必要があります。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年7月15日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4566425を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。

 

KB4566468 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit 3.5(KB4565580)4.5.2(KB4565581)4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4565585)4.8(KB4565588) / 32bit 3.5(KB4565580)4.5.2(KB4565581)4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4565585)4.8(KB4565588) | 8.1系その他のエディション
Win8.1用.NETの『セキュリティのみ』のパッチです。3.5用、4.5.2用、4.6~4.7.2用、4.8用と分かれているため、必要なものだけどうぞ。全部をひとまとめにしたものはありません。

『セキュリティのみ』にバグ修正は含まれていませんが、『ロールアップ』は不具合率が高いため、お使いの.NET環境が安定している場合は『セキュリティのみ』の使用を推奨します。

なお、.NETの『セキュリティのみ』は未インストバージョンでもインストールできてしまう手抜き仕様となっています。バージョン間違いにはお気をつけください。詳細はこちらの記事をご覧くださいませ。

 

WindowsUpdateクライアントに配信分

KB4580347 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。

セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。

このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、『STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)』エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
  • サードパーティ製のドライバをインストールすると、「ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません」というエラーが表示されることがあります。署名のプロパティを表示すると「サブジェクトに署名がありませんでした。」というエラーが表示されることもあります。不適切なフォーマットのカタログが含まれるサードパーティ製ドライバをインストールした際にこのエラーが発生するようになりました。これはWindowsの仕様変更によるもので不具合ではありません。このようなエラーが発生した場合、ドライバベンダーやデバイスの製造元(OEM)に問い合わせて、問題を修正したドライバを提供してもらう必要があります。
備考: 上記更新プログラムを適用前に、2020年7月15日公開の最新のサービススタックアップデート(SSU)のKB4566425を適用することをMicrosoftは強く推奨しています。SSUを適用することで更新プログラムのインストール時に発生する可能性のある問題が緩和されるとのことです。

なお、WindowsUpdateクライアント経由の場合は、まず月例等の更新プログラムが降ってきて、WindowsUpdateの確認2回目以降に(正確には適用する更新プログラムが最新SSU以外に何もなくなったら)最新SSUが降ってくる挙動になっています。

 

KB4580325 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用Flashのセキュリティアップデート。

 

KB4579979 (Windows8.1系用)
Win8.1用.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』。このパッチには.NETのバグ修正が含まれているものの、.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』はこれまでに描画異常文字の『□□□』化現象などが発生しており、不具合発生率は高めです。お使いの.NET環境が安定しているのであれば『セキュリティのみ』の適用を推奨します。.NETの『セキュリティのみ』に関しては記事上部に掲載していますのでそちらをご覧くださいませ。

(『セキュリティと品質ロールアップ』をMSカタログから手動でダウンロードする場合はMSカタログ: KB4579979へどうぞ。ダウンロードページには複数のファイルがあるため、どのパッチがどのバージョン用になるかはこちらページでご確認ください。全部をひとまとめにしたものはありません。必要なものだけどうぞ)

 

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