悲報 Windows11で7~8.1のプロダクトキーが使えなくなる。Insider Previewに実装。Microsoft、7~8.1から10 / 11へのアップグレードを終了

WindowsUpdate

Windows11で7~8.1のプロダクトキーが使えなくなる

今後、Windows7 / 8 / 8.1のプロダクトキーを使用して、Windows11やWindows10のライセンス認証ができなくなる模様です。

Microsoftのアナウンス

Microsoftは、2023年9月20日付けで以下のように述べています。

Windows7 / 8からの無償アップグレードを終了

Windows10 / 11への無償アップグレードオファーは2016年7月29日に終了しています。Windows 7 / 8から無償アップグレードするためのインストールパスは削除されました。Windows10からWindows11へのアップグレードは引き続き無料です。

[Source: Microsoft

Microsoftは、以前にWindows7やWindows8.1からWindows10への無料アップグレードを実施していました。ずいぶん前にアップグレードキャンペーン終了のアナウンスがされましたが、その後もなんやかんやで普通に7~8.1のプロダクトキーを使用してWindows10やWindows11のライセンス認証ができていました。

しかし今回、Microsoftは、Windows7 / 8 / 8.1からWindows10 / 11へとアップグレードができなくなったことを発表しました。

この発表を裏付けるように、最新のWindows11 Insider Preview Canaryチャネル Build 25951のインストール時にWindows7のプロダクトキーを入力すると、

Windows7のプロダクトキーは弾かれる
Windows7のプロダクトキーは弾かれる

「プロダクト キーが合っていません。確かめてからもう一度入力してください。」と表示されてプロダクトキーを使用できませんでした。

Windows11 23H2がどうなるかはわかりませんが、少なくともWindows11 24H2からは上記のように7~8.1のプロダクトキーは弾かれるものと思われます。

今後どうなるの?回避策はある?

すでに7~8.1のプロダクトキーでライセンスが認証されているPCであれば今後も問題なくOSを使用できるでしょう。クリーンインストールの際は、ライセンス認証済みのPCなら『プロダクト キーがありません』を選択してインストールすれば、インストール後にライセンス認証されるはずです。

また、ドイツメディアのDeskmodder.deによると、未使用のWindows7のプロダクトキーでも今のところはまだWindows11 22H2のライセンス認証ができたそうです。そのため、新PCに新規インストールするような場合は、一度、Windows11 22H2以前のバージョンをインストールしてライセンス認証したのち、アップデートすれば、24H2といった後継バージョンでも使用できるはずです。

将来的にどうなるかはわかりませんのであくまでも参考程度に見ておいてください。今後、Microsoftがライセンス認証サーバー側で7~8.1のプロダクトキーの新規使用をブロックしないとも限りません。そのときは古いプロダクトキーの使用はあきらめてOSを購入するしかありません。

2023/10/13追記
Microsoftが7~8.1のプロダクトキーの新規使用をブロックしました。詳細は以下の記事をご覧ください。

  Microsoft、7~8.1のプロダクトキーを完全にブロック。古いキーでWindows11やWindows10の新規ライセンス認証ができなくなる

Windows10,Windows11

Posted by にっち