【Windows11】 WindowsUpdate 2025年1月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5050021 / KB5050009 [Update 4]
2025年1月15日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 23H2用セキュリティ更新プログラムKB5050021、24H2用KB5050009の不具合情報およびその回避策・解決策です。
更新履歴 [記事初公開日: 2025/1/15] ① 23H2および24H2にUSBオーディオDACが動作しなくなる不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2025/1/16] ② 23H2および24H2にWebカメラが動作しなくなる不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2025/1/17] ③ 23H2および24H2にOSがクラッシュする不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2025/1/21] ④ MicrosoftがUSBオーディオDACが動作しなくなる不具合を既知の不具合として認めました。本不具合をユーザー報告から既知の不具合に移動。対処方法を加筆。 [2025/1/28] [New] |
Windows11 23H2用セキュリティ更新プログラム: KB5050021
基本情報
KB5050021はWindows11 バージョン23H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。
▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合
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不具合情報
KB5050021には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
[New] 2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050021をインストール後、一部のUSBオーディオDACやサウンドデバイス(USBヘッドフォンなどを含む)が動作しなくなる場合があります。
| 現在、Microsoftは本不具合の修正に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。 修正されるまでの間、DAC等は使用せず、PC内蔵サウンドを使用するようMicrosoftは案内しています。 が、PC内蔵サウンドに満足できないからDAC等を使用しているのであって、このMicrosoftの対処方法に納得できる人はあまり多くないでしょう。 別の対処方法としては、KB5050021をアンインストールすることで、再びUSBオーディオDACが正常に動作するようになります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 | ||
日本時間で2024年10月9日にリリースされたWindows11 23H2 / 22H2用セキュリティ更新プログラムKB5044285以降をインストールすると、OpenSSH SSH Serverサービス(sshd サービス)の起動に失敗し、SSH接続ができなくなる場合があります。
| この不具合が発生した場合の対処方法・回避策として、以下の手順を行うようMicrosoftは案内しています。
現在、Microsoftは本不具合の調査および解決に取り組んでいるとのことです。 | ||
Citrix Session Recording Agent (SRA)バージョン2411をインストールしている環境において、2025年1月のセキュリティ更新プログラムのインストールが完了しない場合があります。 Windows Updateの画面では正常にインストールされたように表示されますが、再起動時の適用画面でインストールに失敗してロールバックされます。 この不具合はCitrix Session Recording Agent (SRA)バージョン2411をインストールしている環境でのみ発生します。主に企業・組織に影響します。一般的なホームユーザーが影響を受ける可能性は低いものと考えられます。 | Citrixはこの不具合に関するドキュメントを公開しています。ドキュメントにはこの不具合の回避策が記されています。 現在、Microsoftは、Citrixと協力してこの不具合の解決に取り組んでいるとのことです。 |
不具合概要 | 回避策 | |
一部のPC環境において、2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050021をインストールしてからOSがクラッシュするようになったとの不具合報告が出ています。
| 一時的な対処方法として、KB5050021をアンインストールすることで、クラッシュしなくなります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 | |
2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050021をインストール後、一部のWebカメラが動作しなくなる場合があります。
| Microsoftが本不具合を修正するまでの一時的な対処方法として、KB5050021をアンインストールすることで、再びWebカメラが正常に動作するようになります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 |
Windows11 24H2用セキュリティ更新プログラム: KB5050009
基本情報
KB5050009はWindows11 バージョン24H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。
▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合
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不具合情報
KB5050009には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | |
[New] 2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050009をインストール後、一部のUSBオーディオDACやサウンドデバイス(USBヘッドフォンなどを含む)が動作しなくなる場合があります。
| 現在、Microsoftは本不具合の修正に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。 修正されるまでの間、DAC等は使用せず、PC内蔵サウンドを使用するようMicrosoftは案内しています。 が、PC内蔵サウンドに満足できないからDAC等を使用しているのであって、このMicrosoftの対処方法に納得できる人はあまり多くないでしょう。 別の対処方法としては、KB5050009をアンインストールすることで、再びUSBオーディオDACが正常に動作するようになります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 | |
ARM CPU環境において、Microsoft StoreからRobloxをダウンロードしてプレイできません。 | ARM CPU環境の方は、RobloxのWebサイトから直接ダウンロードすることでプレイできます | |
日本時間で2024年10月9日にリリースされたWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラムKB5044284以降をインストールすると、OpenSSH SSH Serverサービス(sshd サービス)の起動に失敗し、SSH接続ができなくなる場合があります。 | この不具合が発生した場合の対処方法・回避策として、以下の手順を行うようMicrosoftは案内しています。
現在、Microsoftは本不具合の調査および解決に取り組んでいるとのことです。 | |
Citrix Session Recording Agent (SRA)バージョン2411をインストールしている環境において、2025年1月のセキュリティ更新プログラムのインストールが完了しない場合があります。 Windows Updateの画面では正常にインストールされたように表示されますが、再起動時の適用画面でインストールに失敗してロールバックされます。 この不具合はCitrix Session Recording Agent (SRA)バージョン2411をインストールしている環境でのみ発生します。主に企業・組織に影響します。一般的なホームユーザーが影響を受ける可能性は低いものと考えられます。 | Citrixはこの不具合に関するドキュメントを公開しています。ドキュメントにはこの不具合の回避策が記されています。 現在、Microsoftは、Citrixと協力してこの不具合の解決に取り組んでいるとのことです。 |
不具合概要 | 回避策 | |
一部のPC環境において、2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050009をインストールしてからOSがクラッシュするようになったとの不具合報告が出ています。
| 一時的な対処方法として、KB5050009をアンインストールすることで、クラッシュしなくなります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 | |
2025年1月15日のセキュリティ更新プログラムKB5050009をインストール後、一部のWebカメラが動作しなくなる場合があります。
| Microsoftが本不具合を修正するまでの一時的な対処方法として、KB5050009をアンインストールすることで、再びWebカメラが正常に動作するようになります。 アンインストール手順は左記リンク先記事をご覧ください。 |