Windows11 23H2、イネーブルメントパッケージで提供。Microsoftが発表。大まか公開時期も明らかに
Microsoftは、Windows11 バージョン23H2をイネーブルメントパッケージにて提供することを発表しました。
Windows11 23H2は、Windows11 22H2と同じ内部構造をしています。Windows11 22H2から23H2へのアップデートは、イネーブルメントパッケージ(Enablement Package / eKB)を使用して簡単にアップデートができます。これは、Windows10 1903から1909へのアップデートや、Windows10 20H2から22H2へのアップデートと同様のシステムです。 同じ内部構造・ソースコードを共有しているため、アプリケーションやデバイスの互換性について心配する必要もありません。Windows11 23H2は2023年Q4(10~12月)にリリースされます。 [Source: Microsoft] |
イネーブルメントパッケージについて軽く説明しますと、事前にダウンロードしておいた無効化された大型アップデート(23H2)を、有効化するだけというものです。そのため、アップデートはスムーズかつ簡単に終わります。
Windows11 21H2から22H2へのアップデートは内部構造が変わったため、各種設定が初期化されましたが、22H2と23H2は内部構造が同じため、22H2から23H2へとアップデートしても設定が初期化されることはありません。
また、内部構造が同じバージョン同士だと、更新プログラムも共通して使用することができます。例えば、Windows10 21H2と22H2の更新プログラムが共通しているように、Windows11 22H2と23H2も共通します。
Microsoftによると、Windows11 23H2は、2023年10月~12月の間に公開予定とのことです。