Windows11 22H2の漢字変換に不具合。正常に変換されない ［Update 1: 修正］
Microsoftは、Windows11 バージョン22H2において、文字の変換が正常に行われない不具合が発生していることを発表しました。
| 更新履歴 ① 記事下部に修正情報を加筆。 ［2023/1/27］ ［New］ |
不具合概要
Windows11 バージョン22H2において、日本語や中国語、韓国語などのマルチバイト文字セットの言語で入力する際、文字の変換が正常に行われない場合があります。具体的には以下のような症状が確認されています。
- 誤った範囲の文字が選択されて、変換候補ウィンドウに予期せぬオプションが表示される
- カーソルが予期せぬ位置に移動し、その結果、誤った文字列が変換候補として選択される。これは上記症状の原因となります
この不具合は、Windows11 バージョン22H2でのみ発生します。
対処方法・回避策
Microsoftは対処方法や回避策を案内していません。現状、取れる回避策は、可能であればWindows11 バージョン21H2やWindows10に戻すくらいしかありません。
Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
修正 ［2023/1/27］ ［New］
本不具合は、2023年1月27日に配信されたプレビューリリースKB5022360にて修正されました。KB5022360(およびそれ以降の更新プログラム)をインストールすることで、本不具合は解消します。