OpenSSHサーバー(sshd)が起動しない不具合。Windows11にて発生。KB5044285に起因 [Update 1]
2024年10月9日にWindows Updateに配信されたWindows11 23H2 / 22H2用セキュリティ更新プログラムKB5044285をインストールすると、OpenSSHサーバーが起動しなくなるという不具合報告が出ています。
更新履歴 [記事初公開日:2024/10/15] ① Microsoftが本不具合を既知の不具合として認めました。その旨、記事下部に加筆。詳細およびMicrosoft公式の対処方法は記事下部のリンク先をご覧ください。 [2024/11/11] [New] |
不具合概要
ユーザー報告によると、日本時間で2024年10月9日にリリースされたWindows11 23H2 / 22H2用セキュリティ更新プログラムKB5044285をインストールすると、OpenSSHサーバー(OpenSSH SSH Server / sshd サービス)が起動しない場合があるとのこと。
正確な原因はわかっていませんが、KB5044285にはOpenSSHに関する脆弱性の修正が複数含まれているため、それらのうちのいずれかに起因しているものと考えられています。
対処方法・回避策
もし、この不具合が発生した場合の対処方法は、『C:\ProgramData\ssh\』にある『logs』フォルダを削除するか(削除して問題ない場合)、フォルダ名を変更してください。フォルダ名を変更した場合は新たな『logs』フォルダが作成されます。
これでOpenSSHサーバー / OpenSSH SSH Serverサービスが起動するようになるとのことです。
Update 1: Microsoftが不具合を認める [2024/11/11] [New]
Microsoftが本不具合を既知の不具合として認めました。詳細およびMicrosoft公式の対処方法は以下の記事をご覧ください。