Windows11はbig.LITTLE構成のCPUに最適化済みか。Windows10よりもパフォーマンスアップ

CPU,WindowsUpdate

Windows11、big.LITTLEに最適化か

Windows11 Dev版ではbig.LITTLE構成のCPUに対して最適化が施されているようです。

LakefieldベースのIntel Core i5-L16G7はHybrid Technologyを採用しており、1(ビッグコア)+4(リトルコア)というbig.LITTLE構成をしています。海外メディアのHot HardwareはこのCPUを搭載したノートPCを使用して、Windows11 Build 21996.1 Dev版とWindows10 21H1のパフォーマンスを比較しました。

その結果がこちら。

Windows11 Dev版 vs. Windows10 21H1 - Geekbench 5
Geekbench 5

Windows11 Dev版 vs. Windows10 21H1 - PCMark 10
PCMark 10

Windows11 Dev版 vs. Windows10 21H1 - Cinebench R23
Cinebench R23

各種ベンチマークにおいて、Windows11 Dev版の方が良好なパフォーマンスを示しています。big.LITTLE構成のCPUの場合、Windows10よりもWindows11 Dev版の方がパフォーマンスを発揮できるようです。

Lakefieldでこの結果ということは、同じくbig.LITTLE構成を採用するAlder Lakeでも同様の結果が期待できるでしょう。

とはいえ、これはあくまでもDev版での話。big.LITTLE構成ではない通常のCPUでは逆にWindows10よりもパフォーマンスが低下するという結果が出ているため、このままRTM版(製品版)に実装されるかは定かではありません。

AlderLake,Windows11

Posted by にっち