Windows11 Insider Previewが細分化。新たにCanaryチャネルが追加
Microsoftは、Windows11 Insider Previewのチャネルを、3つから4つへと細分化しました。
これまで、Insider Previewのチャネルは以下の3つがありました。
- Devチャネル
- Betaチャネル
- Release Previewチャネル
これからは以下の4つへと変更となります。
- Canaryチャネル (Build 25000シリーズ)
高度な技術を持つユーザーを対象にしたチャネル。Windowsカーネルや新しいAPIなど、実際にリリースされるまでに長い期間を要する変更のプレビューを試せます。旧Devチャネルと同様に、Canaryチャネルで実装された機能が通常版へと実装されるとは限りません。また、Canaryチャネルは、ドキュメント等がまったくない状態や広範囲な検証を行わずにリリースされることがあり、動作が不安定になる場合があります。現在、Devチャネルのユーザーは自動的にCanaryチャネルへと移行します。 - Devチャネル (Build 23000シリーズ)
新しい機能やエクスペリエンスをプレビューできます。実装される機能はCanaryチャネルよりは安定性が高いとされていますが、荒削りであったり、安定性に欠ける可能性があります。なお、Devチャネルで実装された機能が通常版へと実装されるとは限りません。 - Betaチャネル (Build 23000シリーズ)
新機能や改善など、ある程度安定性が高い状態でリリースされます。Devチャネルよりも信頼性が高いとされています。 - Release Previewチャネル (Build 22000シリーズ)
不具合の修正や機能の追加など、一般公開される前にリリースされます。
基本的に高いBuildから低いBuildへと移行はできませんが、現時点ではCanaryチャネルからDevチャネルへと戻すことができます。
いつ戻れなくなるかわからないため、もし、Devチャネルに戻りたい場合は『Windows Update』の『Windows Insider Program』から早めに設定をご変更ください。