Windows11のファイルエクスプローラーから一部設定項目が削除。あまり使用されないためとして。Insider Preview Dev版にて
Microsoftは、Windows11 Insider Preview Build 23481 Dev版にて、ファイルエクスプローラーの一部設定項目を削除することを発表しました。
削除されるのは『フォルダー オプション』 → 『表示』 → 『詳細設定』にある以下の項目。
- フォルダーの結合の競合を非表示にする
- 常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない
- 縮小版にファイル アイコンを表示する
- フォルダーのヒントにファイル サイズ情報を表示する
- 保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない (推奨)
- ドライブ文字を表示する
- フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
- 暗号化や圧縮された NTFS ファイルをカラーで表示する
- 共有ウィザードを仕様する (推奨)
Microsoftは、削除する理由として、「これらの設定項目の多くは、古くからあるレガシーなものであり、あまり使用されないため」としています。
今後、ファイルエクスプローラー上からは、これらの設定のオン/オフの変更ができなくなりますが、レジストリからの変更はできるとしています。
また、これらの設定項目は削除されますが、オフになるわけではなく、おそらくはデフォルトの設定のまま(最初からオンのものはオンのまま、オフのものはオフのまま)となるはずです。「そうなる」と断言できないのは、筆者環境ではMicrosoftのアナウンスに反して、上記の設定がいまだに表示されているためこの辺の確認ができませんでした。(変更がまだ完全にロールアウトされきっていない?)
なお、この仕様変更は、あくまでもWindows11 Insider Preview Dev版での変更のため、このまま通常版にも反映されるかは定かではありません。
2023/6/24追記
Microsoftは、この変更を撤回しました。詳細は以下の記事をご覧ください。