Windows11の時計に秒数を表示させる機能が追加。まずはInsider Preview Dev版で展開
Microsoftは、Windows11のタスクバーの時計に秒数を表示させる機能を追加しました。
Windows10では、以下のレジストリを設定することでタスクバー通知領域(システムトレイ)の時計に秒数を表示させることができました。
【キー】HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced 【DWORD】ShowSecondsInSystemClock 【値】『1』で秒数表示あり、『0』で秒数表示なし |
しかし、Windows11ではなぜかこれが無効化されてしまい、秒数を表示させることができなくなってしまいました。ゲームのバフ時間の確認や、ちょっとした時間の測定なんかで、あるとなんだかんだで便利な秒数表示だっただけに残念な仕様変更でした。
Microsoftは、2022年11月18日(現地時間)付けで公開したDev版Windows11 Insider Preview Build 25247において、『システム トレイの時計に秒を表示する』オプションを追加し、秒数の表示ができるよう改善を施しました。
『システム トレイの時計に秒を表示する』オプションが追加される
このオプションは、『設定』 → 『個人用設定』 → 『タスク バー』 → 『タスク バーの動作』より設定できます。
本機能は段階的に展開されており、まだ一部のDev版環境でしか利用できませんが、近いうちにすべてのDev版環境に実装が予定されています。特に問題がなければ、いずれ通常版のWindows11にも実装されるでしょう。