Microsoft、Windows12 / 11でOSのサブスクリプションを検討か。それらしきコードが見つかる

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Microsoft、Windows12 / 11でOSのサブスクリプションを検討か

Microsoftは、Windows12やWindows11でOSのサブスクリプションを検討しているかもしれないと海外メディア各所で話題になっています。

事の発端はドイツメディアのDeskmodder.de。Windows11 バージョン23H2(リリースプレビュー)とWindows11 Insider Preview Canaryチャネルの『slmgr.ini』(Windowsのライセンスに関するファイル)を見比べてみると、以下のような違いが見られました。

左: Windows11 23H2 / 右: Windows11 Canary
左: Windows11 23H2 / 右: Windows11 Canary

  • L_MsgSubscriptionEdition="サブスクリプションエディション"
  • L_MsgSubscriptionType="サブスクリプションタイプ"
  • L_MsgSubscriptionStatus="サブスクリプションステータス"
  • L_MsgSubscriptionStatusNotActive="非アクティブ"
  • L_MsgSubscriptionStatusExpirede="期限切れ"

CanaryチャネルにはWindows11 23H2にはない上記のようなサブスクリプションに関する記述が追加されていました。

このことからDeskmodder.deは、「MicrosoftはWindows12や11で一般ユーザー向けにOSのクラウド版やサブスクリプション版を計画していることが窺える」と述べています。

もちろん、本当にサブスクリプション版が登場するかどうかは定かではありません。しかし、近年のMicrosoftは、Officeを筆頭にさまざまなソフトウェア・アプリケーションのサブスクリプション化を進めています。企業・組織向けではサブスクリプションでクラウド版のWindows 365なんてものがすでにあります。

一般ユーザー向けのWindowsにもサブスクリプション版が登場しても不思議ではありません。願わくば、Windows12でもこれまでと同様に買い切り式も用意してほしいところです。

2023/10/7追記
ほかの海外メディアから、一般ユーザー向けWindows12 / 11のサブスクリプションコードではないという報道がされました。詳細は以下の記事をご覧ください。

  サブスクリプションコードは企業向けWindows11 IoTのものか。一般向けWindows12 / 11のサブスクではないと報じられる

Windows11,Windows12

Posted by にっち