Windows11のファイルエクスプローラーに『タブを複製』機能が実装
Microsoftは、Windows11のファイルエクスプローラーに『タブを複製』機能の実装に取り組んでいます。
現在、Windows11のファイルエクスプローラーのタブを右クリックしても、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)には『タブを閉じる』『他のタブを閉じる』『右側のタブを閉じる』の3つしかありませんが、Windows11 Insider Preview Betaチャネル Build 22635.3566 (KB5037002)で新たに『タブを複製』が追加されました。
ブラウザではおなじみの『タブを複製』機能ですが、これまでファイルエクスプローラーにはなぜかありませんでした。あると便利なので、個人的には嬉しい改善です。
この機能は、まだMicrosoftからは正式に発表されておらず、有効化もされていませんが、Windowsの内部機能を強制的に有効化・無効化できるアプリ『ViVeTool』を使用すれば有効にできます。手順は以下。
- まずはWindows Updateを実行してWindows11 Insider Preview BetaチャネルにBuild 22635.3566 (KB5037002)をインストールしてください。(Insider Preview Betaチャネルのみです。通常版のWindows11には降ってきません)
- ViVeToolをダウンロードして任意のフォルダにインストール(zipファイルの中身をコピー)してください。
- コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動して、ViVeToolをインストールしたフォルダに移動してください。仮にCドライブの『vive』というフォルダにインストールしていたなら『cd c:\vive』と入力してエンターを押してください。
- 『vivetool /enable /id:45262221,48433719』と入力してエンターを押してください。(無効に戻したい場合は、『enable』の部分を『disable』に変更してください)
この機能はまだInsider Preview版のみの実装ですが、特に問題がなければ通常版のWindows11へも実装されるでしょう。