Windows11 24H2のリリーススケジュールが報じられる

Microsoftの計画に詳しい情報筋によると、Windows11 バージョン24H2のリリーススケジュールは以下のようになるという。

• 2024年4月: Windows11 バージョン24H2がRTMに到達。DellやHP、LenovoなどのOEM / PCメーカー向けにリリース。RTMというとこれまでは最終的なものを表した表現だったが、Windows as a Service (WaaS)においては少し意味が違う。安定した基盤(プラットフォーム)が完成したという意味だ。基盤が完成したからといって機能がすべて揃っているというわけではない。
• 2024年5月: 5月20日にWindowsイベントを開催。ここでMicrosoftは新しいAIエクスペリエンスを発表する。
• 2024年6月: Windows11 バージョン24H2をプリインストールしたArm PCの出荷開始。ただし、この時点ではまだほとんどの新しいAI機能を利用できない状態での出荷となる。
• 2024年7月: Windows11 バージョン24H2の機能セットを完成予定。
• 2024年9月: Windows11 バージョン24H2および新しいAI機能が一般リリース

これが現時点でのスケジュールだが、ずれる可能性があることは留意されたい。

私が知っているWindows11 バージョン24H2の目玉機能の1つが『AIエクスプローラー』(AI Explorer)だ。『AIエクスプローラー』は内部名のため、正式名称がどうなるかはまだわからない。

この機能を使用すると、自然言語でPC内を検索できる。例えば、「サラがWhatsAppで送ってきた恐竜の写真を探して」と入力すれば、AIはその画像を検索する。この機能が気に入らなかったり、プライバシーに懸念がある場合はもちろんオフにすることもできる。私の認識ではこの機能はオフラインで実行されるため、処理されるデータはクラウドには送信されないはずだ。