Windows11 24H2のインストールが0xc1900101エラーで失敗する不具合

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Windows11 24H2のインストールが0xc1900101エラーで失敗する不具合

一部環境において、Windows11 24H2をインストールしようとすると、0xc1900101エラーで失敗するとの不具合報告が出ています。

不具合概要

一部環境において、Windows11 23H2や22H2などからWindows11 24H2へとアップデート・インストールしようとすると、インストールの途中で0xc1900101エラーが表示されてインストールに失敗する場合があります。

このエラーコードは、通常、何らかの理由でアップデートに失敗しロールバックされた際に表示されます。Windows11 24H2のインストールにおいて、このエラーコード・不具合が発生する具体的な条件は判明していません。

Microsoftは、このエラーが発生した場合のサポートページを用意しており、ページに書かれてあることを試すよう促しています。ページに書かれてあることが原因の可能性はもちろんありますが、ただ、今回の件はWindows11 24H2側の不具合かもしれません。

修正されるかも?

この0xc1900101エラーによりアップデートが失敗する不具合はWindows11 Insider Previewでも発生しており、Microsoftは2024年10月2日付け(米国時間)で公開したWindows11 Insider Preview Build 27718にてこの不具合を修正しました。

ただ、これはあくまでもInsider Preview版での話のため、通常版のWindows11 24H2と同じ類のものかどうかはわかりません。もし、同じ不具合であるなら、いずれ通常版のWindows11 24H2でも修正が期待されますが、今のところはWindows11 24H2の既知の不具合リストに本不具合は掲載されていません。

現状、0xc1900101エラーでインストールに失敗する場合は、上記サポートページに書かれていることを試すか、修正を期待して待つ(修正されたWindows11 24H2がWindows Updateに降ってくるか、修正されたISOが公開されるの待つ)くらいしかありません。