Windows11 24H2で実装予定のAI Explorerの詳細。PCの操作をすべて記録して自然言語での検索を可能に

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AI Explorer

Windows11 24H2で実装予定のAI Explorerの詳細が報じられました。海外メディアのWindows Centralが報じました。

AI Explorer

Windows11 24H2での実装が予定されているAI Explorer (AIエクスプローラー)について、より詳細な情報を得たので紹介したい。

AI ExplorerはPC上で行うすべての操作をキャプチャする。これは文字通りに「すべて」で、特定のアプリだけではない。例えば、WhatsAppで友人と会話すると、AI Explorerは画面上の内容を記録・記憶して、後で呼び出せるようにAIで処理をする。これらの処理はローカル上で行われ、クラウドにアクセスすることはない。これはプライバシー面でも重要なことだが、パフォーマンス面でも重要だ。

こうやってPC上の操作を記録することで、AI Explorerは自然言語での検索を可能にする。例えば「数日前に見た恐竜に関するWebページの名前を思い出せませんか?」と入力すればAI Explorerはそれを表示してくれる。「数週間前にボブがSlackで送ってきたファイルを探して」と入力すれば、保存された記録に基づいた検索結果が表示される。

機能はほかにもある。AI Explorerに画面上にある2つの文書を比較することもできる。AI Explorerに指示すると、Copilotによって比較が作成される。電子メールの会話を読み取って、返信を作成することもできる。この機能は『Screen Understanding』と呼ばれている。

AI Explorerに詳しい情報筋は、「AI Explorerはワークフローを強化する、真に便利なAIエクスペリエンスだ」と私に語った。

[Source: Windows Central

ローカル上とはいえ、すべての操作が記録されるのはプライバシー上の懸念がありますが、自然言語で検索できるのは便利そうです。特にPC初心者には恩恵が大きいかもしれませんね。

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Posted by にっち