Windows11 24H2に新たな既知の不具合。ブルースクリーンエラーが発生するなど計3件

WindowsUpdate

Windows Issue

Microsoftは、Windows11 24H2において、新たな既知の不具合を3件発表しました。

新たに追加された既知の不具合1

不具合概要

Windows11 22H2や23H2などからWindows11 24H2へとアップデートを試みた際、一部のASUS PC環境(特にX415KAやX515KAモデル)において、アップデートが完了できない不具合が発生する場合があります。その際、ブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が発生する場合があります。

この不具合は、ASUS製PCの特定モデルのハードウェアとの互換性に起因しています。

影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 54157480)が適用されています。

この不具合が解決するまで、ISOなどからWindows11 24H2をインストールしないことをおすすめします。

現在、Microsoftは、ASUSと共同で本不具合の解決に取り組んでいます。

新たに追加された既知の不具合2

Windows11 24H2環境において、VB-Audio VoiceMeeterアプリが予期せず終了し、MEMORY MANAGEMENTのブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が発生する場合があります。

この不具合は、VoiceMeeterのドライバーと最新のメモリーマネージャーと互換性がないために発生します。

影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 53794850)が適用されています。

この不具合が解決するまで、ISOなどからWindows11 24H2をインストールしないことをおすすめします。

現在、VB-Audioは本不具合の解決に取り組んでいます、

新たに追加された既知の不具合3

Windows11 24H2をインストールした一部環境において、PC内蔵カメラを使用するとアプリケーションが応答しなくなる場合があります。例えば、カメラアプリやWindows Helloによる顔認識、その他、内蔵カメラを使用するアプリケーションでこの不具合が発生する場合があります。

この不具合は、顔認識機能が有効になっている一部のPC環境が影響を受けます。

影響を受けるWindows11 PCにWindows11 24H2がインストールされないよう、セーフガード(セーフガードID: 53340062)が適用されています。

この不具合が解決するまで、ISOなどからWindows11 24H2をインストールしないことをおすすめします。

現在、Microsoftは本不具合の解決に取り組んでいます。

Windows11 24H2のその他の既知の不具合

これまでにMicrosoftが認めている既知の不具合は2024年10月21日時点で計10件あります。すべての既知の不具合のまとめは以下の記事をご覧ください。

  Windows11 バージョン24H2の既知の不具合