Windows11 24H2以降、AC-3コーデックが含まれなくなる
Microsoftは、Windows11 24H2以降、AC-3コーデック(Codec)がOSに含まれなくなることを発表しました。Microsoftは以下のように述べています。
AC-3 (AC3)はマルチチャンネル(サラウンドサウンド)オーディオをサポートするオーディオコーデックです。Dolby Digital (ドルビーデジタル)とも呼ばれます。 Windows11 バージョン23H2以前のWindowsにはAC-3コーデックが含まれていますが、Windows11 バージョン24H2以降はWindowsに含まれなくなります。 ― Microsoft |
つまるところ、Windows11 24H2以降、AC-3でエンコードされた音声は、Windowsデフォルトのメディアプレーヤーなどで再生できなくなります。
しかし、デフォルトで再生できなくなるだけで、LAV FiltersといったAC-3を含んだコーデックパックをインストールすれば再生できるようになります。また、AC-3に対応したサードパーティ製プレイヤーを使用しても再生できます。
あくまでWindowsデフォルトでAC-3がインストールされなくなるというだけなので、必要な方は別途コーデックパックやサードパーティ製プレイヤーをダウンロードすることで対処可能です。
もし、動画などを再生して音声が鳴らなかったときは、AC-3コーデックが使用されていないか疑ってみてください。