スリープから復帰後にタスクバーのアイコンが消える不具合。KB5046732やKB5048685をインストールしたWindows11 23H2にて発生
Windows11 23H2にて、タスクバーのアイコンが消えるという不具合が報告されています。
不具合概要
2024年11月22日公開のWindows Update更新プログラム、KB5046732以降をインストールしたWindows11 23H2環境において、PCがスリープ状態になり、その後、Windowsをスリープから復帰させるとタスクバーのアイコンが以下のように消えるとの不具合報告が出ています。
なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。また、発生する詳細な条件等も明らかになっていません。今のところ報告数は1件のみと非常に少なく、何らかのアプリ等の競合や環境依存の可能性が高いものと思われます。
この不具合が発生すると報告されているOS・更新プログラムは以下。
対処方法・回避策
報告によると、PCを再起動するとアイコンが再び表示されるとのことです。もしこの不具合が発生した場合は再起動をしてみてください。
再起動が面倒で、どうしてもこの不具合を回避したい場合はKB5046732までの更新プログラムのアンインストールをご検討ください。アンインストール手順は以下。
▼更新プログラムのアンインストール方法 |
なお、KB5048685はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
この不具合の原因がMicrosoft側にあるなら次回の更新プログラムで修正されている可能性がありますが、現時点では使用者側の環境依存の可能性が高く、次回の更新プログラムをインストールした際にまた再発する恐れがあることはご留意ください。