Windows11 22H2にてSSDが遅くなる不具合。KB5023706やKB5022913をインストールしてから

WindowsUpdate

Windows Issue

Windows11 バージョン22H2用更新プログラムKB5023706をインストールしてから、ストレージの速度が遅くなる・ゲームの読み込みが遅くなるとの不具合報告が複数出ています。

不具合概要

一部のWindows11 バージョン22H2環境において、SSDなどのストレージの速度が遅くなるという不具合報告が複数件出ています。その結果、PCの起動時間が以前より遅くなったり、ゲームのロード時間が長くなるなどの症状が発生しています。

この不具合は、2023年3月1日に公開されたWindows11 22H2用更新プログラムKB5022913以降をインストールした環境で発生が確認されています。なお、この不具合は一部環境でのみ発生しており、すべての環境で発生するものではありません。

この不具合を内包するOSバージョンおよび更新プログラムは以下。

  • Windows11 22H2
    KB5023706 (2023年3月15日公開 セキュリティ更新プログラム)
    KB5022913 (2023年3月1日公開 プレビューリリース)

対処方法・回避策

一時的な対処方法としては、上記更新プログラムをアンインストールすることで不具合が発生しなくなることが見込まれます。アンインストール手順は以下。

▼更新プログラムのアンインストール方法

  1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新の履歴』 → 『更新プログラムをアンインストールする』を選択。
  2. 当該更新プログラムの『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。
    WindowsUpdate更新プログラムのアンインストール方法
  3. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『更新の一時停止』から停止する期間を選択。
    Windows11 - WindowsUpdateを一時停止

なお、KB5023706はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

また、一部のユーザーからは、一度更新プログラムをアンインストールしたのち、再び同じ更新プログラムをインストールすると不具合が発生しなくなったとの報告も出ています。