日本語入力に不具合。Windows11 22H2にて発生。対処方法あり

WindowsUpdate

Windows Issue

Microsoftは、Windows11 バージョン22H2の日本語入力に不具合が発生していることを発表しました。

不具合概要

2023年3月1に公開されたWindows11 バージョン22H2用プレビューリリースKB5022913以降の更新プログラムをインストールすると、日本語および中国語の入力に不具合が発生する場合があります。

具体的には、音声認識、表現入力(絵文字入力)、手書き入力で、一部のアプリが単語を認識できなかったり、入力を受け付けない場合があります。この不具合は、アプリがオフラインでの音声認識を使用している場合に発生しやすくなります。

アプリ開発者向けの注意事項:
この不具合は、Windows.Media.SpeechRecognitionのSpeech Recognition Grammar Specification (SRGS)を使用する音声認識にのみ影響します。

対処方法・回避策

この不具合が発生してお困りの場合、一時的な緩和策として、PCの再起動毎に以下の操作を行ってください。

  1. この不具合が発生するアプリが起動している場合、まずはそのアプリを終了してください
  2. [CTRL] + [SHIFT] + [ESC]キーを押して、タスクマネージャーを開いてください
  3. プロセスを『名前』でソートして『CTF ローダー』(ctfmon.exe)を右クリックして、『タスクの終了』を選択

これで正常に入力できるようになるとされています。

また、現在、Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。