Windows11 22H2のIMEに不具合。アプリが応答しなくなる [Update 1: 修正]
Microsoftは、Windows11 バージョン22H2のIMEに不具合が発生していることを発表しました。
更新履歴 ① 記事下部に修正情報を加筆。 [2022/11/30] [New] |
不具合概要
Windows11 22H2環境において、キーボードからIME (Input Method Editor)の入力モードを変更すると、一部のアプリケーションが応答しなくなる場合があります。
日本語IMEの場合、[半角/全角]キー、または、[ALT]+[~]キーで入力モードを変更すると、この不具合が発生する場合があります。
同様に、中国語IMEでは[Ctrl]+[スペース]キー、韓国語IMEではキーボード右[Alt]キーでこの不具合が発生する場合があります。
この不具合は、Text Services Framework (TSF)の特定のコンポーネントを読み込むアプリで発生が確認されています。すべてのアプリで発生するわけではありません。
対処方法・回避策
この不具合が発生する場合、タスクバーのIMEのアイコンから入力モードを変更するよう、Microsoftは案内しています。
頻繁に入力モードを変更する場合はかなり不便なため、可能であればWindows11 21H2へとロールバックすることをおすすめいたします。
修正 [2022/11/30追記]
本不具合は、2022年11月30日に公開・配信されたプレビューリリースKB5020044にて修正されました。不具合にお困りの方は、KB5020044(およびそれ以降のKB)をインストールすることで修正されます。