【Windows10】 WindowsUpdate 2023年9月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5030211 [Update 1]

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2023年9月13日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5030211の不具合情報です。

『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』などの更新プログラムは割愛しています。以下、2023年9月13日に公開されたセキュリティ更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴 [記事初公開日: 2023/9/13]
① アプリの再インストールを求められる既知の不具合を加筆。この不具合は2023年7月26日のKB5028244から発生し、2023年8月23日のKB5029331で修正したと記されていましたが、後日その記述は削除されて、再び既知の不具合に入りました。修正しきれていなかったようです。 [2023/9/16] [New]

Windows10 22H2用セキュリティ更新プログラム: KB5030211

基本情報

KB5030211はWindows10 バージョン22H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • スマートカードを使用してコンピューターをActive Directoryドメインに参加または再参加すると、失敗することがある不具合を修正。この不具合は、2022年10月以降の更新プログラムをインストールすると発生していました。詳細は『KB5020276―Netjoin: Domain join hardening changes』のページをご覧ください
  • KB5030211には2023年8月23日に配信されたプレビューリリースKB5029331の内容が含まれています

不具合情報

KB5030211には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

[New]

ClickOnceを使用してインストールしたアプリを開くと、インストールしているにも関わらず再びインストールを促すメッセージが表示される場合があります。

この不具合は2023年7月26日に配信されたプレビューリリースKB5028244以降の更新プログラムをインストールした環境で発生します。

詳細は以下の記事参照。
アプリの再インストールを求められる不具合。Windows10環境にて発生。KB5029244などに起因。ClickOnceでインストールしたアプリが対象

この不具合は、Known Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正されます。

一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。PCを再起動すると、早く修正される場合があります。

KIRが適用されるまでの一時的な対処方法としては、この不具合の影響を受けたアプリを一度アンインストールして、再インストールすると再び使用できます。

企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。

詳細は『グループ ポリシーを使用して既知の問題ロールバックを展開する方法』(日本語ページは機械翻訳で意味不明な箇所あり。英語ページはこちら)をご覧ください。