【Windows10】 WindowsUpdate 2021年3月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5000802 / KB5000808 | 緊急リリース KB5001567 / KB5001566 / KB5001649 / KB5001648[Update 16]
2021年3月10日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5000802 / KB5000808、および、3月16日に配信された『印刷時にBSoDが発生する不具合』を修正した緊急リリースKB5001567 / KB5001566、および、3月19日に配信された『正常に印刷できない不具合』を修正した緊急リリースKB5001649 / KB5001648の不具合情報です。
『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』『サービススタックアップデート』などの更新プログラムおよびWindows Server固有の不具合は割愛しています。
以下、2021年3月10日~3月19日に公開された更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。
更新履歴 ① 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808に、印刷時にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/10] ② 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808の説明文に、WindowsUpdateに降ってこなくなった旨を加筆。 [2021/3/10] ③ 印刷時のBSoDが既知の不具合に掲載されたため、ユーザー報告から既知の不具合へと移動。KB5000802とKB5000808の再配信開始。そのため、②の文を削除。 [2021/3/11] ④ 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808に、Excel起動時等にBSoDが発生する不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/11] ⑤ 印刷時にBSoDが発生する不具合の回避策に、京セラプリンターの場合は別ドライバを使用することでも回避可能な旨加筆。 [2021/3/12] ⑥ 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808に、FAXの送信が正常に行えなくなる不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/12] ⑦ 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808に、VirtualBoxがインストールを妨げる不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/13] ⑧ 印刷時にBSoDが発生する不具合の回避策に、Type 4プリンタードライバでの回避策と修正予定日を加筆。 [2021/3/14] ⑨ VirtualBoxがインストールを妨げる不具合に回避策を加筆。 [2021/3/14] ⑩ 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808に、スキャナーの異常動作の不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2021/3/15] ⑪ 20H2 / 2004用KB5000802に、Excel等でファイルが開けなくなる既知の不具合を加筆。 [2021/3/15] ⑫ 20H2 / 2004用KB5000802および1909用KB5000808の『印刷時にBSoDが発生する不具合』の回避策に修正された旨を加筆。2021年3月16日に配信された緊急リリース、20H2 / 2004用KB5001567、1909用KB5001566を加筆。 [2021/3/16] ⑬ 全KBに印刷時に中央部分が印刷されない不具合(ユーザー報告)を加筆。全緊急リリースにスキャナーの異常動作の不具合(ユーザー報告)を加筆。[2021/3/16] ⑭ 全KBの印刷時に中央部分が印刷されないユーザー報告の不具合を、既知の不具合へと移動。Microsoftが不具合を認めました。近日修正予定とのこと。その旨、加筆。[2021/3/18] ⑮ 各印刷の不具合が修正された旨を加筆。2021年3月19日配信の緊急リリースKB5001649 / KB5001648を加筆。[2021/3/19] ⑯ 20H2 / 2004用各KBにOSのライセンス認証に失敗する既知の不具合を加筆。[2021/3/24] [New] |
20H2用セキュリティ更新プログラム - KB5000802
KB5000802
KB5000802はWindows10 バージョン20H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。KB5000802には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
この更新プログラムをインストールした後、一部のアプリケーションで特定のプリンターから印刷しようとすると『APC_INDEX_MISMATCH』のブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| この不具合は2021年3月16日に配信されたKB5001567にて修正されました。
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WordやExcel、他のMicrosoft Officeアプリケーションでファイルを開こうとすると『メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。』というエラーが表示されてファイルを開けない場合があります。
| この不具合はMicrosoft Storeから入手したMicrosoft Officeアプリケーションで、保護ビューを有効にしてファイルを開いた場合にのみ発生します。 Microsoftは、本不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。 中々修正されずお困りの場合は、保護ビューを無効にすることで、開けるようになります。 | ||
フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
不具合概要 | 回避策 | ||
環境によってはExcelを起動したり、Excelでファイルを開こうとした際にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| 暫定的な回避策としてはKB5000802をアンインストールすることでBSoDが発生しなくなります。 | ||
KB5000802 / KB5000808を適用した環境からFAXの送信を行うと、ページ両端の一部のみが印刷されて、中央部が全く印刷されていないFAXが送信されるようになる場合があります。
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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VirtualBoxがWindowsUpdateを妨げる場合があります。以下のような表示が出る場合があります。
| VirtualBoxをアンインストールしてください。 VirtualBoxをインストールしていなくても、何かしらのエミュレーションソフト(例えば、Androidエミュなど)にVirtualBoxが含まれていて、この不具合が発生する可能性があります。エミュレーションソフトをアンインストールすることでWindowsUpdateができるようになるかもしれません。 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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20H2用緊急リリース1 - KB5001567
KB5001567
KB5001567は2021年3月16日に配信されたWindows10 バージョン20H2用の『印刷時にBSoDが発生する不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時のブルースクリーンエラー(BSoD)を修正。KB5001567 / KB5001566が緊急リリース
KB5001567には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
WordやExcel、他のMicrosoft Officeアプリケーションでファイルを開こうとすると『メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。』というエラーが表示されてファイルを開けない場合があります。
| この不具合はMicrosoft Storeから入手したMicrosoft Officeアプリケーションで、保護ビューを有効にしてファイルを開いた場合にのみ発生します。 Microsoftは、本不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。 中々修正されずお困りの場合は、保護ビューを無効にすることで、開けるようになります。 | ||
フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
不具合概要 | 回避策 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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20H2用緊急リリース2 - KB5001649
KB5001649
KB5001649は2021年3月19日に配信されたWindows10 バージョン20H2用の『正常に印刷できない不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時の中抜けや白紙出力など、印刷の不具合を修正。KB5001649 / KB5001648が緊急リリース
KB5001649には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
2004用セキュリティ更新プログラム - KB5000802
KB5000802
KB5000802はWindows10 バージョン2004用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。KB5000802には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
この更新プログラムをインストールした後、一部のアプリケーションで特定のプリンターから印刷しようとすると『APC_INDEX_MISMATCH』のブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| この不具合は2021年3月16日に配信されたKB5001567にて修正されました。
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WordやExcel、他のMicrosoft Officeアプリケーションでファイルを開こうとすると『メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。』というエラーが表示されてファイルを開けない場合があります。
| この不具合はMicrosoft Storeから入手したMicrosoft Officeアプリケーションで、保護ビューを有効にしてファイルを開いた場合にのみ発生します。 Microsoftは、本不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。 中々修正されずお困りの場合は、保護ビューを無効にすることで、開けるようになります。 | ||
フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
不具合概要 | 回避策 | ||
環境によってはExcelを起動したり、Excelでファイルを開こうとした際にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| 暫定的な回避策としてはKB5000802をアンインストールすることでBSoDが発生しなくなります。 | ||
KB5000802 / KB5000808を適用した環境からFAXの送信を行うと、ページ両端の一部のみが印刷されて、中央部が全く印刷されていないFAXが送信されるようになる場合があります。
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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VirtualBoxがWindowsUpdateを妨げる場合があります。以下のような表示が出る場合があります。
| VirtualBoxをアンインストールしてください。 VirtualBoxをインストールしていなくても、何かしらのエミュレーションソフト(例えば、Androidエミュなど)にVirtualBoxが含まれていて、この不具合が発生する可能性があります。エミュレーションソフトをアンインストールすることでWindowsUpdateができるようになるかもしれません。 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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2004用緊急リリース1 - KB5001567
KB5001567
KB5001567は2021年3月16日に配信されたWindows10 バージョン2004用の『印刷時にBSoDが発生する不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時のブルースクリーンエラー(BSoD)を修正。KB5001567 / KB5001566が緊急リリース
KB5001567には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
WordやExcel、他のMicrosoft Officeアプリケーションでファイルを開こうとすると『メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。』というエラーが表示されてファイルを開けない場合があります。
| この不具合はMicrosoft Storeから入手したMicrosoft Officeアプリケーションで、保護ビューを有効にしてファイルを開いた場合にのみ発生します。 Microsoftは、本不具合をKnown Issue Rollback (KIR / 更新プログラムをアンインストールしなくても問題の部分だけをロールバックできる機能)を使用して修正すると述べており、放っておいても最大で24時間以内に自動的に修正されます。 中々修正されずお困りの場合は、保護ビューを無効にすることで、開けるようになります。 | ||
フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
不具合概要 | 回避策 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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2004用緊急リリース2 - KB5001649
KB5001649
KB5001649は2021年3月19日に配信されたWindows10 バージョン2004用の『正常に印刷できない不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時の中抜けや白紙出力など、印刷の不具合を修正。KB5001649 / KB5001648が緊急リリース
KB5001649には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
ふりがなの自動入力が正常に動作しない場合があります。例えば、漢字で氏名を入力した際にふりがなも自動入力されるようなアプリケーションを使用すると、正しくないふりがなが表示される場合があります。 この不具合は『ImmGetCompositionString()』関数を使用するアプリで発生します。 この不具合は、2020年6月10日以降(KB4557957以降)のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。
| 『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く → 『全般』 → 一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年6月10日以降のWindows10 バージョン20H2 / 2004のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
[New] 2021年2月3日配信のKB4598291以降の更新プログラムを適用していると、OSのライセンス認証に失敗する場合があります。
| KB4598291以降を適用前にライセンス認証をすれば不具合は発生しません。すでにKB4598291以降をインストール済みの場合はアンインストールすることで回避できます。 |
1909用セキュリティ更新プログラム - KB5000808
KB5000808
KB5000808はWindows10 バージョン1909用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。KB5000808には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
この更新プログラムをインストールした後、一部のアプリケーションで特定のプリンターから印刷しようとすると『APC_INDEX_MISMATCH』のブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| この不具合は2021年3月16日に配信されたKB5001566にて修正されました。
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フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001648にて修正されました。
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不具合概要 | 回避策 | ||
環境によってはExcelを起動したり、Excelでファイルを開こうとした際にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります。
| 暫定的な回避策としてはKB5000808をアンインストールすることでBSoDが発生しなくなります。 | ||
KB5000802 / KB5000808を適用した環境からFAXの送信を行うと、ページ両端の一部のみが印刷されて、中央部が全く印刷されていないFAXが送信されるようになる場合があります。
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001648にて修正されました。
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VirtualBoxがWindowsUpdateを妨げる場合があります。以下のような表示が出る場合があります。
| VirtualBoxをアンインストールしてください。 VirtualBoxをインストールしていなくても、何かしらのエミュレーションソフト(例えば、Androidエミュなど)にVirtualBoxが含まれていて、この不具合が発生する可能性があります。エミュレーションソフトをアンインストールすることでWindowsUpdateができるようになるかもしれません。 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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1909用緊急リリース1 - KB5001567
KB5001566
KB5001566は2021年3月16日に配信されたWindows10 バージョン1909用の『印刷時にBSoDが発生する不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時のブルースクリーンエラー(BSoD)を修正。KB5001567 / KB5001566が緊急リリース
KB5001566には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | ||
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 | ||
濁点や半濁点が付いている一部の半角カタカナと全角カタカナの文字は、同じ文字として解釈されません。CompareStringEx()関数でNORM_IGNOREWIDTHフラグを指定して比較すると、ソートルールの不具合により、これらの文字は異なるものとして評価されます。この不具合は、2020年10月30日以降のWindows10 バージョン20H2のすべての更新プログラムに影響します。 | コマンドプロンプト(管理者)を開いて、以下のコマンドを入力・実行してください。
上記コマンドはレジストリのデータを書き換えるコマンドです。PCを再起動するとソートルールが1909以前に戻って不具合が発生しなくなります。 ただし、この回避策は、2020年12月1日公開のKB4586853以降が適用されている環境でのみ行ってください。KB4586853以降が適用されていない環境で行うと、PCが起動しなくなる恐れがあります。 また、Microsoftは元に戻す方法を案内していませんので実行する際はご注意ください。 こちらの環境で調べたところ、元のデータは20H2 / 2004ともに『00060305』だったので以下を実行すれば元に戻るはずです。
環境によってデータが異なるなんてこともあるかもしれませんので、レジストリエディターで『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Sorting\Versions』を開いて、『(既定)』の変更前のデータを確認しておくことをおすすめいたします。 上記内容でいまいちよくわからない場合や、この不具合に困っていない場合は、この回避策の実行はおすすめいたしません。修正されるのを待つことをおすすめいたします。 | ||
フォトビューアー等から印刷を行った際に、中央部分が印刷されなかったり正常に印刷できない場合があります。 バーコードやQRコードなどを含むドキュメントの要素が黒一色で表示されたり、テーブル(表)が正常に印刷されなかったり、印刷しても白紙で出力されたりする場合もあります。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001648にて修正されました。
|
不具合概要 | 回避策 | ||
Canon(キヤノン)のパーソナル向けスキャナーに搭載されているEZボタンのコピー(COPY)ボタンを押して印刷を行うと、何も印刷されていない白紙が出力されます。 この不具合は以下の更新プログラムを適用していると発生します。 20H2および2004: KB5000802 / KB5001567
| この不具合は2021年3月19日に配信されたKB5001649にて修正されました。
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1909用緊急リリース2 - KB5001648
KB5001648
KB5001648は2021年3月19日に配信されたWindows10 バージョン1909用の『正常に印刷できない不具合』を修正する緊急リリースの累積更新プログラムです。この更新プログラムの詳細な情報は以下の記事をご覧ください。
印刷時の中抜けや白紙出力など、印刷の不具合を修正。KB5001649 / KB5001648が緊急リリース
KB5001648には以下の既知の不具合があります。
不具合概要 | 回避策 | |
2020年9月16日(現地時間)以降の更新プログラムを適用したWindows10 バージョン1809以降の環境から、2020年10月13日(現地時間)以降の更新プログラムが統合されていないメディアやインストールソースを使用して後継バージョン(20H2、2004、1909、1903)へアップデートした際、システム証明書とユーザー証明書が消失します。 主に、Windows Server Update Services (WSUS)、Microsoft Endpoint Configuration Managerなどからアップデートした場合に発生します。また、最新の更新プログラムが統合されていない物理メディアやISOイメージからアップデートした場合にも発生する可能性があります。 通常のWindowsUpdate経由やWindows Update for Businessからアップデートした場合にはこの不具合は発生しません。
| Microsoftによると、この不具合が発生した場合は以前のバージョンにロールバックすることで解決できるとされていますが、すでにロールバック可能期間を過ぎている場合の解決策は案内されていません。 また、Microsoftは2020年12月11日付けでこの不具合情報を更新し、最新の機能更新プログラムのバンドルおよび更新されたメディアを使用することでこの不具合は発生しないとのことです。 |