Windows10 v2004の新しい日本語IMEに不具合。入力を正常に受け付けなかったり、予期せぬ結果を返すなど。回避策あり [Update 1: 修正]
Microsoftは、2020年8月31日付けで、Windows10 2004の既知の不具合にMicrosoft IMEに関する新たな不具合を追加しました。
Windows10 2004には新しい日本語IMEが実装されており、それがデフォルトのIMEとして設定されています。しかし、この新しいIMEを使用すると、入力を正常に受け付けなかったり、本来返ってくるべき結果とは異なる予期せぬ結果が返ってくる場合があるとのこと。
更新履歴 ① 2020年12月1日配信の2004 / 20H2用プレビューリリースKB4586853にて修正。その旨、加筆。 [2020/12/8] [New] |
2020/12/8追記: 修正 [New]
本不具合は2020年12月1日に公開・配信された2004 / 20H2用プレビューリリースKB4586853にて修正されました。KB4586853(またはそれ以降のKB)を適用することで、この不具合は発生しなくなります。
ただし、変換候補がスクロールバーに被る不具合は未だに修正されておらず、また、新たに、2020年12月3日付けでふりがなの自動入力が正常に動作しない不具合も確認されており、新しいIMEは非常に低品質な出来となっています。
当分の間は、以前のバージョンのIMEを使用した方が良さそうです。以前のバージョンのIMEに戻す手順は以下になります。
新しい日本語IMEから以前のバージョンのIMEに戻す方法
『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く。
『全般』を選択。
一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する。これで新しいIMEに起因する不具合は発生しなくなります。