ノートPCの開閉を繰り返すとDWM.exeがクラッシュする不具合
WindowsUpdate
Microsoftは、ノートPCの開閉を繰り返すとDWM.exeがクラッシュする不具合があることを発表しました。
不具合が発生するOSはWindows10全てのエディションとバージョン。と言っても、クラッシュする環境はかなり特殊で、以下の条件のいずれかを満たしている必要があります。
< クラッシュする条件1 > - Windows10のノートPCに4K解像度以上のモニターをHDMIで接続します。
- 接続したモニターを4K解像度に設定します。
- 『映画&テレビ』でH.264の4K動画を再生します。
- 『コントロール パネル』 → 『電源オプション』 → 『詳細設定』 → 『カバーを閉じたときの動作』を『何もしない』に設定して『変更の保存』。
- 動画再生中にノートPCのカバーを繰り返し開閉するとDWM.exeがクラッシュします。
< クラッシュする条件2 > - 2台の4KモニターをThnderbolt 3ドッキングステーションに接続します。
- 4K解像度のノートPCにドッキングステーションを接続して、『複製』または『拡張』モードでトリプル4Kディスプレイという構成にします。
- Thnderbolt 3ドッキングステーションとノートPCとの接続を解除・再接続を繰り返すとDWM.exeがクラッシュします。
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これらの条件を満たしてしまうことはそうないと思われますので、あまり気にする必要はないでしょう。
Micorosftによると、この不具合はハードウェアの問題ではなくMicrosoft DirectX Video Memory Management (Dxgmms2.sys)が原因で発生するとのこと。Microsoftは不具合の修正に取り組んでいるとのことです。