ディスククリーンアップからWindows.oldを削除できない不具合。対処方法あり

WindowsUpdate

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『ディスク クリーンアップ』からWindows.oldを削除できない不具合が発生しています。

Windows10に大型アップデートを適用するとシステムドライブに『Windows.old』というフォルダが作成されます。大型アップデート適用後、何らかの不具合が発生した場合などには、Windows.oldに保存されているファイルによって以前のバージョンに戻すことができます。

しかし、このフォルダのサイズは非常に大きく、場合によっては20GBや30GBにもなり、ストレージ容量の少ない環境では邪魔になることがあります。

通常なら『ディスク クリーンアップ』の『システム ファイルのクリーン アップ』から『以前の Windows のインストール』を選択すればWindows.oldを削除できます。

『システム ファイルのクリーン アップ』を押して『以前の Windows のインストール』を選択すれば削除できる
『システム ファイルのクリーン アップ』を押して『以前の Windows のインストール』を選択すれば削除できる

しかし、数か月前から環境によっては削除されないというユーザー報告が出ています。Microsoftは、2020年11月11日に発表したWindows 10 Insider Preview Build 20257の『修正された不具合』に以下の内容を記述しています。

  • ディスククリーンアップの実行時にWindows.oldフォルダが完全に削除されない問題を修正しました。

つまり、これより前のWindows10では、Windows.oldが削除されない場合があります。この修正がいつ、通常のWindows10にも適用されるかは定かではありません。

もし、Windows.oldを削除したいのに『ディスク クリーンアップ』から削除できずお困りの場合は、『設定』 → 『システム』 → 『記憶域』 → 『一時ファイル』へと進んで『以前の Windows のインストール』にチェックを入れて削除をお試しください。

『設定』→『システム』→『記憶域』→『一時ファイル』からでも削除できる
『設定』→『システム』→『記憶域』→『一時ファイル』から『以前の Windows のインストール』にチェックを入れることでも削除できる

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Posted by にっち