セカンドモニターのタスクバーからアプリアイコンが消える不具合。Windows10にて発生
Windows10において、セカンドモニター(サブモニター)のタスクバーからアプリのアイコンが消えるという不具合が発生しています。
不具合概要
Windows10の特定のマルチモニター環境において、セカンドモニターをオフにして、再びオンにすると、セカンドモニターのタスクバーにアプリアイコンが表示されなくなる場合があります。
メインモニターのタスクバーにはすべてのアプリアイコンが表示されますが、セカンドモニターのタスクバーには、開いているアプリのアイコンのみが表示されます。
この不具合は2024年10月9日にWindows10のWindows Updateにリリースされたセキュリティ更新プログラムKB5044273以降をインストールした環境で発生が確認されています。
この不具合が発生するOSおよび不具合を内包する更新プログラムは以下。
- Windows10 22H2
KB5045594 (2024年10月23日公開 プレビューリリース)
KB5044273 (2024年10月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
対処方法・回避策
この不具合の一時的な対処方法・回避策はいくつかあります。以下のいずれかをご検討ください。
- タスクマネージャー(CTRL+SHIFT+ESC)を起動して『エクスプローラー』(explorer.exe)を再起動してください
- 『設定』 → 『個人用設定』 → 『タスク バー』を開いて『タスク バーをすべてのディスプレイに表示する』設定を一度オフにしてからオンにしてください
これでセカンドモニターのタスクバーにすべてのアプリが表示されるようになります。