dynabook、Windows10 21H1の注意事項と動作確認機種一覧を発表
dynabookは同社製PCにWindows10 バージョン21H1 May 2021 Updateを適用する際の注意事項および動作確認機種一覧を公開しました。dynabookによると、以下の問題が確認されており、注意を促しています。
Windows10 21H1 May 2021 Updateへアップデート後の注意・制限事項
機能/ソフトウェア | 内容 |
ecoユーティリティ | 一部の機種で、[設定]->[更新とセキュリティ]->[回復]->「PCを初期状態に戻す」を行った後、「東芝セッティング」のecoユーティリティでecoモードを有効にできない現象が発生する場合があります。 修正モジュールについては「東芝システムモジュール」のアップデートをご覧ください。 |
回復オプション | Windows Updateでfirmware(BIOS)のアップデートを行ってから、インストールメディアを使用してWindows 10 May 2021 Updateにアップデートすると、回復オプションの「オプションの選択」画面を表示できない現象が発生します。 「オプションの選択」画面を表示するための操作を行っても、再起動時に「オプションの選択」画面が表示されずに通常通りに起動します。 修正モジュールについては回復オプションの修正ツールをご覧ください。 |
Windows10 2004 May 2020 Update以降、共通の注意・制限事項
機能/ソフトウェア | 内容 |
完全シャットダウン(※) dynabook K1シリーズ dynabook K50/FPシリーズ | Windows10 バージョン2004 May 2020 Updateのアップデートサポートページの注意制限事項で案内した、完全シャットダウン後のブルースクリーンが発生する現象は、未対応であればWindows10 バージョン21H1 May 2021 Updateでも発生します。対策ツールをインストール済み、あるいは現象が発生しない機器と判定されている場合は対応は不要です。対処方法については以下のページをご覧ください。 dynabook K1/dynabook K50シリーズ用 D-Boot Guardツール (※)完全シャットダウン……Shiftキーを押しながらシャットダウン、高速スタートアップを無効にした状態でのシャットダウン、電源ボタンの長押しによる強制シャットダウン。 dynabook KZ11シリーズおよびdynabook K50/FRシリーズは、この現象は発生しません。 |
動作確認
Windows10 21H1へのアップデートの動作確認は、以下のバージョンのWindows10がプリインストールされた機種にて行われています。
- Windows10(一部機種のみ)
- Windows10 Creators Update(一部機種のみ)
- Windows10 April 2018 Update
- Windows10 May 2019 Update
- Windows10 May 2020 Update
- Windows10 Anniversary Update(一部機種のみ)
- Windows10 Fall Creators Update(一部機種のみ)
- Windows10 October 2018 Update
- Windows10 November 2019 Update
- Windows10 October 2020 Update
具体的な機種名や新しい情報はdynabookのページよりご確認ください。