20H2でIMEの変換候補がスクロールバーに被る不具合。2004から継続中。回避策あり
Windows10 20H2 October 2020 Updateを適用後、スクロールバーを表示させる設定にしていると、IMEの変換候補がスクロールバーに被るという不具合が発生しています。
実はこの不具合、Windows10 2004 May 2020 Updateから発生しており、20H2になった今も修正されていません。以下、不具合の概要と回避策になります。
変換候補がスクロールバーに被る不具合と回避策
上記画像のように『設定』 → 『簡単操作』で『Windows のスクロール バーを自動的に非表示にする』のチェックがオフになっていると、IMEで漢字変換した際、9行目がスクロールバーと被って見えなくなります。
こんな風に。
この不具合の対処方法は、『Windows のスクロール バーを自動的に非表示にする』を『オン』にしてスクロールバーを非表示にするか、スクロールバーを表示しておきたい場合は、以下の手順で以前のバージョンのIMEを使用することで回避できます。
『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く。
『全般』を選択。
一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する。
これで変換候補が4列の大きなものから1列の小さなものになって、スクロールバーが被るといったことはなくなります。お疲れ様でした。